くちなしの白い花とメタボリックシンドローム

      高槻社会保険健康管理センター     徳永勝人

ダイエット番組と
へき地医療
肥満症治療ガイドライン2006の
ワンポイントアドバイス
2型糖尿病
ワンポイントアドバイス
少子化問題と
メタボリックシンドローム
高血圧
メタボリックシンドローム
と ストレス
メタボリックシンドロームと
健診・保健指導
肥満児教育と
メタボリックシンドローム
家庭教育・学校教育
とダイエット番組問題
肥満格差社会と
メタボリックシンドローム
.メタボリックシンドロームと
国際肥満学会最高賞
.メタボリックシンドローム
と喫煙
企業の品格と肥満問題 高血圧とアディポネクチン メタボリックシンドロームと運動 健康寿命と
メタボリックシンドローム
やせ薬と肥満 日本人気質と標準体重 地球温暖化と
肥満・2型糖尿病
内臓脂肪型肥満の発見
とイノベーション25
メタボリックシンドロームの
ワンポイントアドバイス
日の丸・上弦の月と高血圧 糖尿病教育と
自治体病院
.
終末期医療と
メタボリックシンドローム

 2008年3月で高槻社会保険健康管理センターが閉鎖することになった。この3年間は自由に発言しメタボリック教室に書いてきたが、4月からは立場上自由に書いたり言ったりできなくなる。

公人でない自由人だったのは、この20年間で高槻健管センターでの3年間だけだった。自由人は気楽に生きられる、発言の自由などメリットがある。公人は力を発揮できる権限と、それなりの保障がある。どちらがいいか、やってみないとわからない所がある。

高槻周辺の人に向けて書き始めたメタボリック教室も、予期しない所で読まれていることがわかった。第41段「創造力とメタボリックシンドローム」では、大阪府下の患者さんから不整脈の名医のいる病院を教えて欲しいと長い手紙が来た。

インターネットには凄い力があることがわかった。第90段「高齢化社会とインド人労働力」ではオーストラリアから国際電話がかかってきた。南米ボリビアでのNPO活動から帰国した看護師さんに「南米で先生のホームページを読んでいました」と言われた。

1段を1時間30分で一気に書き上げ、最初に書いたものをそのまま生かすようにした。
田中芳生君の編集で、原稿の3分の1は没になったり大幅に書き換えた。専門分野以外では1人の話を基に書いたものもあり、逆の見方もあることを知り一部修正した所もある。
 逆境の時は無能と見せかけ英知を磨き、順境の時は傲慢とならず身を低くする。
 欲のみで動いている企業はいつか倒産し、金のみで行動する者はいつか財産を失う。
 名誉欲の強い人間はいつか辱められ、正義をとことん追求する者はいつか潰される。
 
 医学が進めば進むほど医療費はかかり、患者さんの要望は高くなっていく。


 「自然に帰れっていうことは、どういうことなんだろうか?」と吉田拓郎は若い頃歌っていた。「現代社会は文明が発達して便利になった反面、心のゆとりが失われ、家族・友情など大切なものが失われている。自然に帰れとは、それを取り戻そうということではないか」と私は思う。

世の中がめまぐるしく変化する時代、いかにストレスをはね返せばよいのか。心の箱はぎっしり詰めるのではなく、スペースを作っておくとよい。行雲流水(こううんりゅうすい)、自然のままに生きればよい。

高槻健管センターの前の花壇には、くちなしの木がある。くちなしの名前の由来は、実に口がないからだという。今年のくちなしの花は例年になくきれいに咲きそうだ。くちなしの白い花が咲く頃には、私はもう高槻にいない。(2008,2,29


徳永センター長ホームページ

  徳永勝人先生の
    メタボリック教室

徳永勝人センター長
(とくなが かつと)
医学博士

内臓脂肪型肥満の発見者,
標準体重(kg)
=身長(m)X身長(m)X22
の考案者として知られる

1968年
広島県立庄原格致高等学校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業
大阪大学第2内科入局
1983年
米国 南カリファルニア大学研究員
大阪大学医学部 第2内科講師,
市立伊丹病院内科部長を経て
2005年
高槻社会保険健康管理センター
センター長就任

日本肥満学会
肥満症診断基準検討委員会委員
肥満症治療ガイドライン作成委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
目でみる臨床栄養学 UPDATE
メタボリックシンドローム