■1.チェックイン
ヒルトンコペンハーゲン空港ホテルにチェックイン。あらかじめ日本の旅行代理店から送られて来たレターを渡すと、フロントで明日からの旅行に必要なグリーンランド航空のチケット、さらにグリーンランド内でのエージェントに渡すレターを受け取る。すべて英語だけど難しい英語はまったくないので、辞書を忘れたことも後悔しない。さらにフロントで、明日の朝食時間とグリーンランド航空のターミナルを確認して、部屋のある4階へ向かった。さすが、世界に冠たるヒルトン。シングルにもかかわらず部屋は広く、とてもきれいだ。世間で言われているように、北欧の室内調度品はみな洗練されていて、日本では見られない北欧らしいカラフルなデザインだ。しかも嫌みがない。かっこいいビジネスデスクもあるぞ。
■2.インターネットで驚く
ん、、、?Room Access?おー、やっぱりインターネットができるんだ!そりゃーできると思ってPCやらケーブルやらを準備したんだから、こーでなくっちゃ。ん?なんだ?「Special Offer 15 minutes DKK50???」なんとアクセスするのに有料なの!?しかも15分1000円!日本のホテルではまったく考えられない事だ!高額な接続料金に戸惑う。が、変圧器も充電器もあるので、どうなるかわからないけど、とりあえずPC(ibook)を起動させる。
■3.最初のアクシデント
まず、変圧器とプラグを差し込む。PCを起動する。PCの充電シグナルが、「充電しています」「充電をしていません」のサインを繰り返している。飛行機内でPCを使用したためバッテリー残り時間があと9分しかない。インターネットを開く。やはりRoom Accessのチャージ方法を尋ねて来た。とりあえず、できる限り支払いたくないのでひとまずウインドウを閉じる。「ん?」完全に電気がパソコンに届いてないぞ!パソコンの不調か?今回に限らず、よくibookは私を裏切る。それともバッテリーか?変圧器か?原因を特定するため、デジカメのコードを変圧器に差し込んでみる。デジカメにチャージしない!となると原因は変圧器だ!!なんと接続一発で壊れやがった! このままではせっかくの長い旅行が、アルツハイマーに近い私の記憶にだけ納めなければならなくなるので、変圧器を急きょ調達しよう、と即断する。幸い空港が目の前だ。きっとどこかに売っているだろう。すぐに外出の仕度をし壊れた変圧器をもって、どこに電気屋があるかフロントへ行った。ベルボーイに聞いた。
私「変圧器が突然壊れた!空港で売ってないか?」
べ「変圧器って、こういうのか?」と机から別な変圧器を取り出す
私「そう、絶対に必要だから売店を教えてくれ」
べ「う〜ん、これが必要なんだろ?一晩だけならこれを使っていいよ」
私「いや、これからグリーンランドに行くから、自分のものが必要なんだ」 と、ベルボーイふたりが顔を見合わせて
べ「それならこれをどうぞ、もっていっていいよ」
私「ずっと?」 べ「うん」
私「Oh~,Thank you very much!」(あ〜なんて素晴らしいことなんだ)
それでも、その変圧器が使えるかどうか不安だったので、部屋に戻って差し込む。完璧だ!やった!充電も出来る、これからずっと使えるぞ。 最初のアクシデントを乗り切った瞬間だった。
■4.さっそく次のアクシデント
折角の夜、夕ご飯はコペンハーゲン市内を散策し、どこかで食べよう。さっきのベルボーイに「パーフェクトだよ、サンキュー」と握手をし、さらに中央駅までの行き方を教わる。地下鉄で3駅だ。チケットは空港内の地下鉄カウンターで買う。18k(360円)だ。目の前にホームまでのエスカレーターがあり、降りていく。駅構内はデンマーク語しか書いていないので、まったくどこに行くのか、わからない。すぐに電車がきたので乗る。不安だったので、空港の方向、ターミナルの位置、電車の進行方向などを考え、電車内の案内と見比べる。逆方向か?不安倍増。しかもベルボーイからは15分で中央駅に着く、と言われていたのに、10分以上たっても次の駅に止まらない。予感的中、やはり逆方向だった。すぐに次の駅で降りる。と、不思議なことに駅には改札がない。ま、いいや、と思い逆のホームに行き、すぐ来た電車に乗る。シートから上を見渡すと、ヘッドホンジャックやチューナーがついている。これは日本にない。初めて見た。車内で音楽が聴けるんだ。さすがはコペンハーゲンだ。と関心をしていると、車内検札の女性が来た。私がもっているチケットを見せると、明らかに不審な顔をした。
女「どこまで行くの?」(かなり怪しむ声で)
私「中央駅」(かなり外国人っぽい感じで)
女「どこから乗ったの?」(まだ怪しんでいる)
私「空港」(いかにも旅行者というイメージで)
女「どうしたの?」(なんとなく理解した風で)
私「乗る時に間違ってしまった」(ミステークを強調し、あわれんだ声で)
女「オーケー」(しょうがないわね、面倒かけんなよ)
と、簡単に許してくれた。そしておよそ20分後、中央駅に着いた。とても寒い。さすが北欧の街だ。コペンハーゲンの夜だ。駅にあるコンビニにはいり、まずは物価チェック。水400円、コーラ300円、、、高い!日本よりすべてが高い。もちろん買わない。駅前には、クリスマスデコレートされたチボリ公園がある。有名なチボリ公園はすでにチェック済みだ。素晴らしいところらしい。大勢の人でにぎわっている。入り口で入園料を見たら75k(1500円)もする、やめた。 徒歩で、北欧一の繁華街、歩行者天国へと向かう。ここもとても美しい。気になるのは値段だ。日本ではマクドナルドのハンバーガー1個80円が、ここは200円、ダブルバーガーは400円、ハンバーガーセットは800円だ。高い!アメリカで有名なバーガーキングも同じような値段だ。また歩く。街には中世の息吹が感じられる。昔からの街並がとても美しい。クリスマス用のランプや飾り付けがいたるところにある。午後7時をすぎているが、多くの人が歩いている。見受けられるレストランは、一様に高い。30分ほど歩く。写真は、とり方が下手なのかうまくいかない。そうこうしているうちに、広場に出る。なんと、サークル状になっているターミナルの中央には、フリー(無料)のアイススケート場が!1周100mくらいのリンクは、子供も大人も自分のスケート靴をもって、集まって滑っている。あ〜、こんなところがあると知っていたら日本からスケート靴を持って来てたのに!(私はマイホッケーシューズを持っています)残念。札幌や長野あたりにもこんなところがあったらいいのにね。みんなスケートを楽しんでいます。周囲の景色もとてもきれいで、見るだけで良し。 そのまま歩行者道を歩いていく。徐々に人通りが少なくなってきた。運河が見えてきた。石畳だ。いい感じだ。これは確かにヨーロッパだ。歩く。気持ちがいい。大きな青銅の像があちこちにある。ハイジに出てくるフランクフルトの街並のようだ。運河沿いから、また同じ道を戻る。おなかがすいて食事したくなってきた。躊躇している理由、それはとにかく高くてはいれない。なにしろあの$700を使うのだ。 結局、駅近くの歩行者通りにある肉と野菜をはさむファーストフード調のグリルにはいった。32k(640円)のなんとかサンドイッチをオーダーする。 皿にポン、とひとつあるだけ。さみしい。ポテトやサラダくらいついててもいいのに。これが640円か。と思いながら食べる。25%が税金なんだろうけど高い。オーダーする人たちはみな、60k(1200円)くらいのプレートを食べている。そういえば他のレストランも200k(4000円)くらいのところに平気で入っていく。日本でいう都心だからか?よほど金持ちか?午後8時になった。帰ろう。中央駅でチケットを買う。なぜか行きと違って22k(440円)だ。これがヨーロッパだ。
■5.3つめのアクシデント
8:15最初の失敗があったので、行き先を確認してホームで待つ。が、電車がこない 。表示から2本スキップ(運休)したあと8:35ようやく来る。座る。が、電車が駅を出ない。まだ出ない。なんの車内放送もない。眠くなってイライラしてくる。15分ほどして隣のおばさんに「どうして出発しないの?」と聞く。「何かトラブルがあったらしいが、いつ動くかわからないみたい」だって。乗っている人、ほぼ満席だが、誰も気にしていない。逆に盛り上がっているように見える。これもヨーロッパだ。8:55。何も案内が出ないしアナウンスがない。やめよう、バスかタクシーでホテルに帰ろう。ちゃんと8:15に出発していたら今頃シャワーを浴びているのに、とイライラしていたら、突然アナウンスもベルも何もなく突然動き始めた。これも日本にはないことだ。ホテルに着き、大きなバスタブにつかり、ゆっくりとする。それにしてもとても長い一日で面白かった。この楽しさを、嫁さんや友人にメールをせずにはいられない。Accessが15分単位1000円なので、支払いのチェックをしてつなぐ。一発アクセス、イエ〜。15分ちょうどでメール完了。10:30寝る。