グランドキャニオン

遙かなる悠久の年月と地球創造という名のふところの深さに触れる

マザーポイント  

バスが駐車した場所から徒歩2分、道路を渡るとグランドキャニオンが現れた。私は突然とりはだがたった。

「・・・・・・・」。しばらく声が出なかった。

おしゃべりなガイドは 「ワンダフル!って思わず言いたくなるわよ」と言ってたが、私は違った。

言葉はじゃまだ。

写真左のMother Point(マザーポイント)まで遊歩道を1-2分歩いた。

ゾワッとした。

何という壮大な景色だ。右から左まで、ただただ深い峡谷が連なっている。

そこに15分程たたずみ、同化しようと試みた。時間がじゃまだった。

少し戻り、ベンチに腰かけて持っていたノートにスケッチをした。バスの時間なのでここも15分で描かねば。

スケッチの片隅に書いた感想

「いや、なんてこった。

 なんて小さいんだ。なってこった。

 いいじゃない、そんなことは

 ふ〜っ  いや〜。」

 

ブライトエンゼルロッジ前  

 

グランドキャニオン国立公園の中で一番にぎやかな町がツアー二番目の訪問地だ。ロッジがいくつもあって、人が大勢いる。多くの人が宿泊してハイキングを楽しんでいるのだ。

写真左が谷底まで続く道だ。昔は獣道だったそうだ。コロラド川に着くまで8-9時間かかり、日帰りは禁止されている。

写真右はコンドル。「Er Condor pasa」のままだ。

Mother pointのイメージが強いので、少しここは気が抜けてしまう。人が多いのもそがれる。

崖っぷちに腰をおろし、ただただ眺める。

そして、バスの時間があっという間にやってくる。時間が大いにじゃまだ。

人間であることもどうでも良くなるのだ。

 

子供たちが大きくなったら、一緒にコロラド川までハイクしよう!

 

残念だったこと   

 

日程上仕方なかったけれど、1日の日帰りツアーを選んで失敗だった。ここは自分の時間を止めて、ただ自然のあるがままに身を任せて過ごすことがふさわしい。日の出、日の入りが素晴らしい、と聞いた。

人工的に楽しさや美しさを生み出す努力は評価するけれど、とてもとても大自然には勝てない。

私も含めてしょせん、人間はおごり、たかぶりに陥るから。

写真左、北ラスベガス空港とグランドキャニオン空港を結ぶ旅客機。翼が上なので、視界がいい。

写真右、空から見たら砂漠が続く。こんな砂漠にラスベガスという町を作ったのだから、人間の力もすごい。

今回行ったのは、最も景観が素晴らしく人気が高いサウスリム(南側)。空中散歩があるのはウエストリム(西側)。

詳しいことは、自分で調べよう。

 

 

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