五所川原の立ちねぶたに参加しました
■立ちねぶた、とは?
東北三大祭といえば、青森ねぶた、秋田竿灯、仙台七夕。青森ねぶたや弘前ねぶたよりも、郷土色あふれ豪快、と言われるのが津軽の中心地・五所川原の
立ちねぶただ。毎年8月上旬5日間ほど開催する。青森ねぶたが横に大きく跳人を模しているのに対し、五所川原では上に大きな跳人を作っている。
祭りでは、小さなねぶたから市内を引き回され、徐々に大きなねぶたが登場する。20台くらいの各地域や地元団体のねぶたが引き回された後、いよいよ
クライマックスは3台の巨大立ちねぶただ。3台ともテーマや大きさが異なるが、高さは20m以上、重さ17トン以上もあるのだ。この3台は通常、五所川原市の
「立ちねぶたの館」に保存され、一年を通じて観覧することができる。
よく見ると、1体ごとにテーマも姿もすべて違うことに気がつく
■参加する
さて、私が今回参加したのは、木造高校陸上競技部小田桐先生のご招待を受けて。スタッフTシャツに着替え、開始1時間前には立ちねぶたの館に到着。
私は3台の巨大立ちねぶたにただただ圧倒されるのみ。今回押す立ちねぶたは「絆(きずな)」と名づけられた17トンの立ちねぶた(上写真左)。およそ40名
という少数が力を合わせて押すのだ。
立ちねぶたの館も、巨大な建物。津軽の新名所といって良いだろう
■スゴイ人だ
この日は最終日、しかも「絆」は3台の最後なので観衆の注目が高い。青森のねぶたよりも豪快で魅力的なので、大勢の見物客にあふれていた。
ほとんどの人は20mも上を見上げているから、その顔を見るのも楽しかった。

■立ちねぶたを押す、引く
足元は四角くなっており、前列はリアカーのように引いたり縄がついていて縄を引っ張る。後ろは力をこめて押す。両側面にいると、押す気持ちはある
のだけどあんまり力がはいらないから、ちょっと楽。最初は横からスタートし、少しずつ場所を移動したが、最後に前列になったものだから、タイヘン。
力がなくなった人は後ろで押さないのだ!引っ込んでないで参加しろ!少し動いてはヨイショ!ちょっと動いたら止まって、またヨイショ!そりゃあ!もっとお〜!
あ〜涼しいはずの津軽の夜に、スゴイ量の汗が流れてきたあ。
後ろから一生懸命押す!?
■スペシャルゲスト
最後に3台の立ちねぶたが見合う形で祭りの閉会式が始まった。場所は交差点。これもスゴイ話だ。と、なにやら高さ30センチくらいの簡単なステージが用意
されてきた。と、地元のヒーロー、吉幾三が現れて「たちねぶたの唄」(?)を歌い始めたのだ。先頭を引いていた私は、特等席で吉幾三の歌を聴くことができた。
津軽に住んでいるだけあって、特別な雰囲気がない有名人もまた不思議だった。地元の女子高生が私の隣で一言。「吉幾三って、歌うめえな」。
ごほうび、ありがとう!

■祭りが終わって
汗まみれになったら、ビールだ。小田桐先生と飲む酒は格別だ。つぶ貝、ホヤの刺身は絶品だった。
津軽、万歳!