活動地のブラスタギは、北スマトラ州にあります。インドネシアと言えば、熱帯に位置しているので
年中蒸し暑いと思われるのではないでしょうか?しかしブラスタギは標高約1400m
あり、一年を通して気温が15度から25度の範囲で、冷涼な気候です。ブラスタギ近郊は野菜の一大産地ですが
同じくメダン在住のお金持ちの別荘が多数あり,一大避暑地にもなっています。
インドネシアには乾季と雨季があります。
乾季は大抵2月から8月ですが、3月から5月中旬は比較的降雨があります。ブラスタギ近郊はその気候特性を生かして
トマト、ジャガイモ、キャベツ、リーキ、ブロッコリー、カリフラワーなどが栽培されています。
5〜6年程前までは野菜はマレーシアやシンガポールに輸出されていました。
しかし、近年マレーシアやシンガポールでは食の安全に対する意識が高まり、農薬や化学肥料を大量
に使用したブラスタギの野菜はほとんど受け入れられなくなりました。現在、ブラスタギの野菜は
北スマトラ州の各都市やジャカルタ等、インドネシア国内に主に出荷されています。
しかし、当地でも野菜の価格は下落傾向で農薬、化学肥料の価格は高騰しています。
また、農薬や化学肥料の多投で土地がますます疲弊しています。
その為、農民の現状は年々悪化しています。
農民の現状を解決する一つの手段として有機農法による野菜栽培を普及させていければと考えています。
2年半前ブラスタギで活動をはじめた当初約30品目の野菜を有機農法で試験栽培しました。
その時は、土の状態が最悪だったのでトウモロコシやサツマイモぐらいしかできませんでした。
現在も約30品目の野菜を有機農法で育てていますが、土が健康になり20品目以上の野菜を常時出荷できる様に
なりました。以下が栽培作物の一覧です。
・果菜類 とうもろこし(ミニとうもろこし)、ミニトマト、キュウリ、唐辛子、
カボチャ、ハヤト瓜
・根菜類 サツマイモ、大根、ビート、ジャガイモ、人参
・軟弱野菜 スープセロリ、チンゲン菜、ほうれん草、ニラ、サラダ菜、レタス、春菊、ミツバ、サツマイモ葉
、菜類
・その他 リーキ、ネギ、キャベツ、白菜、ブロッコリー、絹さや、インゲン豆
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