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ブランド | minori |
| ジャンル | インタラクティブ・ノベル | |
| お値段 | 8,190円 | |
| プレイ時間 | 18時間位 | |
| 原画 | 七尾奈留、庄名泉石、2C=がろあ | |
| シナリオ | 御影、鏡遊 | |
| 媒体 | DVD-R一枚+ | |
| 音声 | 主人公以外フルボイス | |
![]() 折柴みそら(以下折)「箱でかっ!!!」 火龍(以下火)「って、そのネタ日誌でもやりましたよねぇ!?」 折「はい、どうも折柴みそらです! 最近批評書いてないので批評の書き方を思い出すのに手間取ったのは秘密だゾ?」 火「秘密だゾ? じゃないですが同じく手間取った火龍です。さて、今回の批評県感想は大絶賛だった“ef - a fairy tale of the two.”のファンディスク、『天使の日曜日“ef - a fairy tale of the two.” Pleasurable Box.』の批評剣感想です」 折「マイブラザ誤字誤字ー」 火「………批評兼感想です。それでは相棒、感想はどうでしたか?」 折「ファンディスクとして、とても素晴らしい出来と言わざるを得ない。 minoriというメーカー、そして“ef - a fairy tale of the two.”という物語が好きならば買わなければならないというのも野暮な位に素晴らしい」 火「これに関しては私も同感ですね。なんていったって今回の目玉はefの批評のラストで叫んだ出来事がきっちりifものとして再現されているわけですからね」 折「その通り! efをプレイしたら誰もが思うあの出来事……。何故あの二人が幸せになれなかったのか……! そう雨宮優子と幸せになる火村夕が見れると聞いただけでもう、efをプレイした諸君は販売店に走り出したくなるだろう?」 火「もしefをプレイしていて、しかもefが好きなのに本作品を買っていないあなた。実に勿体無い、Mottainai、モッタイナイ! すぐに店頭に行き天使の日曜日を購買してくることを猛烈に、熱烈に、激烈に! お勧め致します」 折「もうあの二人の、いや、三人の……いや四人の幸せそうな笑顔を見れただけで折柴みそら感涙の極みであります! 誰もが思い浮かべたであろうあの風景、最後の最後、メリークリスマスまで描ききったスタッフには拍手喝采を送りたい」 火「なんというか正直予想外でした。ファンディスクだし、余韻もいいし、この辺で終わるのかなーというオーラが漂っていたというのに、あんなに幸福な時間を描いてくれるとは思わなかったですよ」 折「こうeden*の時にも思ったんだけどminoriはきっちり描いてくれるのがいい。誤解を恐れず言うと普通のメーカーだと少しボカしたりして手を抜くポイントで、力を込めて描いてくるんだよね」 火「手を抜くという言い方はやはり語弊があると思います。私は余韻を重視しユーザーに想像の余地を持たせる、という言い方が正しいのではないかと」 折「まあ言い方なんていいんだよ。重要なのはそういう所をきっちり最後まで描いてくるところ。手加減なんかせず全力投球で『お前らの見たいのはこういう場面なんだろ? ああ分かってるよ。見せてやるから目に焼き付けろよこの光景を最後まで!』といったような熱さを感じるんだよねー」 火「いやそれはない。ただ、作品に対しての姿勢が真摯というか、最後まできっちり仕上げてやるという職人的な気質は感じますね」 折「そうだねー。もしかするとそのマイブラザの言う職人気質が出てきていたのが作品の構成かもね。天使の日曜日はファンディスクに良くある『エピソードリストからお目当てのお話を選択する』という構成を取ってないんだよね。あくまで一本道のお話という構成だったのは新鮮であり少し残念であった」 火「ほう、新鮮というのは分かりますが、残念と言うのは?」 折「いややっぱりさ、誰だって好きなエピソードから見たいじゃん? 宮子が好きな人もいれば、早く新キャラの水姫を見たい人もいる。そういう人たちに対しての配慮というものが一切無かったのは少し残念」 火「つまり?」 折「さっさと火村夕と雨宮優子の幸福話見せろやゴラァ」 火「迷惑なお客様でございますこと。確かにファンディスクにしては珍しい一本道構成、これは本編において一人の主人公が複数のヒロインを攻略するという形を取っておらず、群像劇として描かれていたのが大きいですよね」 折「そうなんだよな、だから折は後日譚ルートとAnotherルートと分かれているのかと思いきや、後日譚ルートの内容として、efの根幹にいるとも言えるヒロイン羽山ミズキの夢の中という設定でAnotherルートが語られたのはとても上手いと褒めるべきなのか、Anotherルートを見たいユーザーを考慮していないと批判すべきなのか正直迷う」 火「いやここは構成の上手さを褒めましょうよ。後日譚ルートでも複数の視点を入れ替わり立ち代わりで示すことにより『登場人物たちのとある一日を描く』という面白い構成でしたし」 折「確かに面白い構成だったのは否定しない。ただし基本的に同じ一日を描いているからこの場面はみやこ視点で見たよ、という場面も多いというかそればっかなのは如何だろうか」 火「そこはこの場面は景視点だとこうなる、という視点変更の上手さでカバーしていたと私は思いますね。それに意図的にこの登場人物の視点からは見れない場面を作り出し、次の章の登場人物の視点でそれを見せるという形で、同じ一日を見せるにも飽きさせない工夫があったのは良かったと思いますが?」 折「それがなかったらAnotherルートまで辿り着けなかったKamosirenai。ミズキと屋上から降りてくる所で景と出会う辺りとか気になっていたし。というかef自体群像劇だし。まあこいつらはこうやって頑張って生きていくんだろう、というのが分かってほっとしたというか、楽しくやっているのを見て微笑ましかったというか」 火「楽しくやっているといえば、Anotherの方はかなり楽しかったですよね」 折「いやあもう幸せすぎて涙が溢れて来るという事態に陥りそうになったのは久しぶり……」 火「いや優子ルートはもう語ったでしょう? そっちじゃなくて凪ルートの方です」 折「ああ、うん、なんだ、そっちか。ぶっちゃけワカメを微笑ましく思える日が来るとは思わなかった。なんだろうこの微笑ましさ。そしてこみ上げてくるこの想い……ああもう明里先生(雨宮妹)可愛いなぁ……!!!」 火「まさか相棒がワカメとシンクロ率200%越える日が来るとは私も思いませんでした。ちなみに今の200%は優子と明里先生と言う意味です」 折「凪ルートは震災は起きても、震災で誰も死ななかったと言う設定。ワカメがただのシスコンに成り下がり……ここは成り上がり?」 火「本編がアレでFDもコレとかある意味不遇? いやむしろ美味しいポジションに落ち着いていてとても良かったと思います! ホントに?」 折「……どーだろう。まあそれは置いておいて、凪も可愛かったし、優子がなんだか黒くないと言うか、優しいというか。生きていた夕の妹さんというのも気になった。というかこれ『ef Another story(仮題)』としてゲーム化しようよ」 火「その発想はなかった」 折「いやーだってさー。メインヒロインとして優子と凪、明里先生。3人攻略すると裏ヒロインとして妹が音羽学園に入学するという設定でやれば普通にADVゲームとして成り立つよこれ。こういう所にも全力投球な辺りさすがですねぇみのりさん!」 火「みもりです!」 折「あってるでしょう?」 火「はい、minoriの批評兼感想の時はこれをせざるを得ません! 続いてAnotherストーリーのラストを飾る水姫ルートについてですが」 折「ああもう水姫可愛いなぁ……!!!」 火「なんかさっきと同じこと言っている気がするんですが、気のせいでしょうか?」 折「可愛いんだからしょうがない。嬉々として電子レンジを苛めたかと思えば、目に涙をためてツンツンしたかと思えば、妖艶に迫ってきたと見せかけて実は自分がテンパっていただけとか……運の悪い彼女の可愛さはすごいですよ。後、えちぃシーンはefで一番えろかったかもしれません。全部書いていれば確実に一番えろかったです」 火「個人的にこのAnotherで特筆すべきは未来の存在ですね。苗字は恐らく火村になっているのでしょうが。実はこのルート、ある意味で最もハッピーエンドなのが気に入っています」 折「確かになー。むしろこのルートで本当の四人家族になったであろうあの四人の姿も見てみたかった。というか水姫ルートは短すぎ、もっと水姫とか未来を見たかった! というのが本音」 火「まさかあんなにいいキャラしているとは思いませんでしたもんねぇ……。ここはファンディスク、ということで。魔女の見せてくれる夢ということで無理矢理納得させるしかないでしょうね」 折「そうそれ! とりあえず語りたいことは語ったと思うんだけど、最後に一つ突っ込みたいことがあるんだよ。突っ込んでもいいよね? 答えは聞いてない!」 火「じゃあ聞くなよと突っ込ませて頂きますが、はてさて、突っ込みたいという所は私が先ほど申し上げた魔女、というところでしょうか」 折「そうそう、その魔女。efのいいところって結局優子というファンタジー話をアクセントに現実のことを奇跡とか用いずに書ききったところがあると思うんだ」 火「ふむふむ、ある意味現代の御伽噺といった感じですしね」 折「それが今回あの魔女の存在で、ファンタジー色が強まったというか、Anotherストーリーの挿入のために、上手く魔女という存在を使ってきたと言うか……」 火「なんだか煮えきりませんね、結局何がいいたいんです?」 折「(そのエステル風口調やめろって……)まあ、その、なんだ」 火「……ごくり……」 折「最後のムービーはないと思いませんかみのりさん!?」 火「みもりです!」 折「あってるでしょう?」 火「まあ確かにあのムービーはないと思いましたけど!」 折「そういう意味じゃあこれはefという作品とminoriの第6弾をつなげる橋渡しとなる作品になるのかもしれないね」 火「あれま、なんだか綺麗に纏まりましたね。丁度いいですし本日はこの辺で。ご精読、ありがとうございましたー」 折「……はっ、ボケる暇なかった!」 火「……もうあなたはそれでいいです。とっぺんぱらりんぷぅ」 |