〜CHAOS;HEAD NOAH〜
  ブランド 5pb./ニトロプラス
ジャンル 妄想科学ADV
お値段 通常版7140円/限定版9240円
プレイ時間 29時間ほど
キャラデザ/原画 ささきむつみ/松尾ゆきひろ
シナリオ 林直孝
媒体 DVD-ROM一枚
音声 フルボイス
































その目、だれの目?

〜CHAOS;HEAD NOAH 批評兼感想〜





折柴みそら(以下折)「超久々の批評ですが何か? どうも、折柴みそらです」

  火龍(以下火)「やらないといけないことやったんですか? どうも、火龍です」

折「やらないといけないことやってないよ!」

  火「…いいんでしょうか…。まあはじめっちゃたことは仕方ないのではじめましょうか。今回は妄想科学ADV、15禁のPC版から追加要素を搭載し18禁になっちゃった CHAOS;HEAD NOAH 批評兼感想です。というわけで、相棒、感想をどうぞ」

折「久々に寝る間を惜しんでやった! そのくらい続きと結末が気になった! 本当にもう謎が謎を呼ぶというか、妄想と現実を混じり合わせてもうわけわかめになってしまい、続きは? この物語の結末は? そうやってプレイーヤーを物語りに引き込む力は本当にすごかった」

  火「本当に寝る間を惜しんでやってましたからね。明日朝7時に起きないといけないのに6時までやってるとか…。どんだけすぎるんでしょうか」

折「いやーやヴぁかったね。学校でも開いたスペースに妄想書きなぐって、ああでもないこうでもない。そんなことばっかり考えてて講義に集中なんてできなかったよ。本当に結末を追っかける間は続きが気になった!」

  火「いやそれは駄目でしょ?

折「まあそれはどうでもいいとして。なんていうか嘘と虚構に真実と妄想に科学をぶちまける。何を信じればいいのかすらもわからないあの病的な筆運びは感嘆に値する。個人的にはBルートラスト直前の(ネタ)被疑者の記憶を追体験し被害者の全てを体感する(バレ)描写に寒気ががが」

  火「あ。あああ。あれは…凄かったですね。なんだかんだで最初のルートも同じような感じで寒気がしました」

折「なんていうかひぐらしのなく頃にを彷彿とさせる感じだった。ひぐらしも何を信じればいいのかわからない、推理物としては破綻していた物語だし」

  火「そう考えると、このADVが猟奇サスペンスADVとして出さずに、妄想と科学という相反する言葉を組み合わせた妄想科学ADVというジャンルで出したのは正しいと言えますし、このジャンルは正鵠を射ていますね」

折「実は、結構サスペンスものとして、犯人の方にも注目して見ていたから個人的クライマックスが主人公のアンタが犯人だ! みたいなところだったのは秘密デス」

  火「故に妄想化学ADVというジャンルかと。そこらへんは相棒の落ち度ですね。さて、シナリオについてはこのくらいにして、このゲームにおいて良かった点でも挙げていきましょうか」

折「そうだねぇ。やっぱりボーカルを初めとした音楽は凄く良かった。本当に良かった。特にいとうかなこさんの歌う主題歌を筆頭とした各種ボーカル曲のレベルの高さ、BGMとそのBGMを使うタイミングの良さ、もうこれは邪神グラジオールの御業としか思えない!」

  火「確かに音楽には力はいってますね。中でもボーカル曲はOP、ED、PC版OP&ED(←挿入歌だったりサウンドトラックに入ってたり)、各ヒロインEDに使われるキャラクターソングが6曲…。10曲ですか、多いですね」

折「まあキャラソンはEDと全く噛み合ってなくて逆にその組み合わせが確信犯的で怖い、みたいな組み合わせはあったけど、どの曲もカオスヘッドのために生まれてきた曲ってのがビンビン感じられてたね。特に挿入歌でありPC版主題歌のFind the blue、主人公をあらわしたような箱版OPとか、違う雰囲気の歌なのに根底に流れるカオスヘッドらしいという矛盾」

  火「個人的には歌詞ですね歌詞。歌詞がカオスヘッドらしいんですよ。Find the blueの方とか最初聞いたら全然解らないのにクリアして聞いてみたら…?」

折「ワァオ…すげえぜ、こいつは大物だ…。大物といえば曲のタイトルもすげえよね。Find the blueとかDesire blue skyとかクリアした後に判明する素晴らしすぎると思うこのこなたよりかなたまで的な感動。後、箱版OPのタイトルとかネタバレもいいところだ」

  火「全くです。ところで相棒、個人的にはビジュアル面にも言及したいのですが?」

折「そうだね、おいらも言いたいことがあるんだ。とりあえずささきむつみのキャラデザはガチだと思うんだがどうよ?」

  火「激しく同意と言わせていただきましょう。七海かわいいよ七海ハシーさんには渡しません!(>3<)ノ

折「七海かわいいよ七海。とまあキャラデザの可愛さもあるんだけど、さらに言うならディソードのデザインもいい感じだったね。ラスボスさんのディソードとかハァハァせざるを得ない

  火「なんだかんだで主人公のディソードが好きですが。なんというかXbox360版になったことで高解像度で見れるビジュアルっていうのは大きいと思うんですよ。PC版の体験版やりましたけど、比べ物になりませんね…」

折「そうだねー。このハイデフで見られる大画面の美しさ。七海可愛いよ七海

  火「とかいいつつ梨深も好きですよね」

折「いやだって…カオスヘッドの物語は梨深の話じゃん? とまあいい感じに話が方向転換してきたので、シナリオの微妙な部分に言及するけど」

  火「さっきからベタ褒めだったのに…さすがツンデレ」

折「天邪鬼って言え。日誌でも違う言葉で書いたんだけどカオスヘッドのシナリオって結局一本道なんだよね」

  火「まあ確かにPC版はそこを批判されていた感がありましたからね。だからこそ箱版でヒロインごとのシナリオが追加されたわけですが」

折「結局のところそこらへんのヒロインルートはずばり本編の引き立て役でありIFルートみたいなもんなんだよ。それ以上でも以下でもないから好きなヒロインとのハッピーエンドは妄想するしかないわけ」

  火「それこそメガロマニアックスの本領発揮ですね、わかります」

折「まあそれはそうなんだけど。正直な話ラストの梨深の立ち位置に好きなヒロインが来るというエンディングを期待していたおいらとしては誤算としかいいようがないわけですよ奥さん」

  火「奥さんて…。まあ気持ちは解りますけどね。梢ルートとか凄く綺麗だけど○ネタ●結局二人とも死んでしまう●バレ○わけですし七海ルートとか<ネタ>脳内妄想妹と平行世界みたいなところにいってしまう<バレ>わけですし。正直ハッピーエンドと言い難いですからね」

折「こうね、やっぱゲームなわけですよ。小説や映画と違うわけですよ。やっぱバッドにハッピー、トゥルーにノーマル。折角エンディングに違いをつけれるわけだし、わざわざ箱版にヒロインエンドを追加したんならもっとありとあらゆる可能性を妄想すべきだったと思うわけだよ」

  火「逆に言うならこの完全じゃない状況こそカオスヘッドらしさであると言い切ることも出来ますけどね」


折「そうなんだよねぇ。故においらは………」











妄想トリガー!!!










ポジティブ!!!











折「5pb.とニトロプラスにファンディスクのかおちゅへっどを要求する!!!

  火「あ、相棒、その妄想は危険です!?」

折「ずばり本編で言うなら左トリガー引きっぱなし! Bルートcrying skyの泡沫の夢的な展開ばかり! 空を見上げれば常にあの青い空! ポロリもあるけどギュルリもあるよ? 将軍も出るよ?(どうやって!?) 優愛しゃんにセナしゃんに拓巳しゃんはシスコン同盟組んでるよ! たぶん担任役に野呂瀬玄一でそのライバル先生に波多野一成だね! ニュージェネの犯人はただのバカ●●●に成り下がってるのは間違いない!

  火「こ、これは…妄想シンクロ…!? よもやまさかこの目で目にする時が来るとは思いませんでした…」

折「ラスボスはモモちゃん

  火「いや、そのりくつはおかしい










ブツン



※このブツンという音は妄想トリガーの妄想が終わった時に出る音らしいです












折「あ、あれ…おいらはいったい何をしていたんだっけ…?」

  火「批評で妄想トリガーの説明をしていたんですよ。全くもう、何をやってるんですか…」

折「ああ、そうだったな。カオスヘッドノアには妄想トリガーというシステムがある。簡単に言うと妄想トリガーを引くことでポジティブとネガティブのどちらかの妄想を選ぶシステムだ。ポジティブを引けばちょっとえっちな! ネガティブならちょっとぐろい妄想が! 主人公の脳内をかけめぐる」

  火「そう例えば先程のように

折「さき、ほど…、何を、いっている…?」

  火「大丈夫ですよ、相棒は気にしなくていいことです。システム面についてはこのくらいでしょうか」

折「あいやまたれい。システム面には一つ苦言を呈したい」

  火「ほほう、いったいなんでしょうか?」

折「結構長いゲームなのにスキップが遅いのはどうだろう。プレイ時間29時間と書いてあるけど、正直その半分近くがスキップだったと思うんだよ…。ほかのセーブ面とかももっさりしてるし」

  火「そういえばカオスヘッドやりながらずっとパソコンでいろいろやってましたからね」

折「だからお勧めの攻略方法を書いておいたから参考にして欲しい。少しはスキップを見るだけという時間を短くできるはずだ」

  火「なるほど。確かにセーブをうまく使えば時間短縮になりますね。それにしても、なぜかかなりはまってますよね、カオスヘッドに。結局キャラソンも全部集めましたし、その理由がわかりますか?」

折「なんつってもキャラが魅力的だからな。正直言わせてもらうと主人公が凄くよかったと思うんだよ」

  火「あんなダメダメでみんなズン引きするくらいのキモオタなのに?

折「そう、キモオタなのに。なんていうか味があるんだよね。声優である吉野さんの演技も神がかっていたし、最初はこうイライラするんだけど。なんだかこのダメダメさ加減が可愛く思えてくるんだよ」

  火「なるほどつまり…」










妄想トリガー!!!










ネガティブ!!!



  火「あなたはキモオタになりたいんですね?

折「いや意味が解らないから。それはそれ、これはこれって言葉知ってるだろマイブラザ」

  火「知ってますけどそれこそ、それはそれ、これはこれですね。相棒に破滅願望があるとは思ってませんでした。仕方ありませんね、これ以上世間に醜態をさらす前に私が殺してあげましょう♪

折「いや意味が解らないから。って、あやめて。アッーーーー!!!

  火「イヒヒヒ。アハハハハハハハ。ハッハッハッハッハ!!!」




















ブツン


※このブツンという音は妄想トリガーの妄想が終わった時に出る音らしいです
つまりこれは全て妄s…おっと誰か来たようですね、こんな時間に一体誰でしょう…










シナリオ・テキスト――引き込み方は秀逸―― 16点

久方ぶりに時を惜しんでやりました。

私は滅多に寝る時間を削ってまでゲームをやることない(ように心がけている)のですが…。

カオスヘッドやっている間は酷かったです。リアルに支障がでていたと言っていいでしょう。

それほどに続きが気になる吸引力とでもいいましょうか。引き込み方が巧かったですね。


テキストの描写もなかなか良かったです。

システムにある妄想トリガーのように、主人公の妄想が激しいため、その妄想の描写がいい感じで。

特にネガティブ妄想や、精神攻撃のようなもののときのグロい描写が、生々しく、ちと病的な感じすらありました。


それと主人公がドのつきガチなキモオタのため、地の文章にオタク用語が飛び交ったり。

妄想科学という名のとおりSF系の用語などがテキストに時折でてくるわけですが。

その専門用語を解説するトピックがまた凝っていて、そういう言葉を知らない人への親切さに好感がもてました。


苦言を呈するなら個別シナリオ。

折角追加された個別シナリオだというのに、結局問題解決してなかったり、ハッピーじゃなかったり。

もう少しやりようってものがあったのではないか? そう思えるエンディングばかりでなんだかなと思いました。


ただ、なんだかんだで、最終シナリオは非常によい出来でした。

そこまでに至るシナリオの見せ方、その個別シナリオを内包し、全てを還元するかのような展開、演出。

恐らくPC版を体験したプレイヤーも納得の出来…というか話を聞く限りPC版の演出強化版+αですね。

最後の『あの青い空』は感動物、ずばりPC版体験済みの人にもお勧め出来る出来かと思います。


音楽・ボイス――カオスヘッドらしさ―― 19点

ボーカル曲、BGM共に良曲揃い。

BGMの使い方の良さは言わずもなが、恐怖を演出する巧さ、どれもハイレベル。

さらにボーカル曲の力の入れ方がすさまじく、総計10曲あり、そのどれもがかなり高いレベルにあったかと。

具体的には全部のキャラソンを買ってしまうくらい。限定版だからShort版のアルバムあるのに…バカだこいつ。

中でもあやせ役の榊原ゆいさん、七海役の宮崎羽衣さんあたりはかなり上手かったですね。


声を当てる声優さんたちもキャラにマッチしており、演技も非常に良かったと思います。

それにしても、高科先生は良いアス●ンズラの無駄使いでした。(笑)


絵・ヴィジュアル――次世代機の力をとくと見よ―― 18点

ヒロインのキャラデザが可愛いとか色々ありますけど、一番はその大画面での美しさ。

私はPC版は体験版をやったのですが、比べ物にならない…とすら感じてしまいました。

まあ何がいいたいかというと七海可愛いよ七海。


システム・演出――妄想トリガーは秀独だが…――12点

PC版だと出てきた球状のものをクリック、というちと解り難かった妄想トリガー。

箱版だとそのまんまトリガーを引く形になり、非常に解りやすくなりました。

また、画面の演出なども強化されているらしく、PC版体験者にもお勧め出来ると思います。


ただ、スキップの遅さや、セーブ画面に行く時のもっさり感は致命的。

結構なプレイ時間がスキップにより費やされたと言っても過言じゃないでしょう。

確かに2週目以降、途中で少しずつ、背後描写のようなものが挿入されますが…あの遅さはどうにかならないのか。

ゲーム自体は面白かったので非常に残念です。次があるならここは改善して頂きたい。


エ○――18禁だけど―― 15点

エロじゃなくてグロですね。

確かにえっちできゃっきゃうふふなポジティブ妄想はありました。

しかし何故18禁かと言われればどう考えてもこずぴーでしたというオチ。


お勧めキャラクター

西条さん家。

タクミはいいきゃらしてるしタクミもなかなか味がありましたし七海可愛いよ七海。

つまり西条さん家がお勧めということ。


総評――僕はまたカオスになる―― 80点

Xbox360を持っているギャルゲーマーなら
持ってなくてもアーケードと一緒に買おうよ!!!
是非ともやっていただきたい良作。

ずばり、『妄想科学』という言葉にビビっと来たり、ディソードのデザインにビビっと来た人にはお勧めできます。

少々グロい点もありますので、まずは公式HPで情報を収集し、PC版の体験版をやってみるといいでしょう。

特に体験版は1章マルッとありますし、私の言う物語への引き込み方が体験出来ると思います。


さああなたも、Xbox360持ってないならすぐにお店に行って。

妄想の世界へ。カオスヘッドの世界へ。足を踏み入れては如何でしょう?



その目、だれの目?






シナリオ・テキスト:16点 音楽・ボイス:19点 絵・ヴィジュアル:18点 システム・演出:12点 エ○:15点
特有スキル:妄想科学ADV、その目だれの目?、七海可愛いよ七海
総合得点:八十点


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妄想科学ADV『CHAOS;HEAD NOAH』攻略メモ
1週目は固定エンド【silent sky】 エンディングA
silentsky攻略後個別ルートへのフラグがたつ

個別ルート詳細
個別ルートに入る妄想のところで一度セーブして
ビシィ! 杭を打て などの実績を解除してセーブ
妄想のところから再開すると時間が少々短縮されるはず

優愛→最初の妄想トリガーで妄想しない(黒板にその目誰の目)→選択肢NNYYY
リミ→最初の妄想トリガーでポジティブ→(ゆあと同じとこで分岐)選択肢YNYNY
七海→七海初登場妄想トリガーでポジティブ(おにぃがほしいよ…)→選択肢NYNYY
セナ→セナ初登場妄想トリガーで妄想しない(剣突きつけられるところ)→選択肢YYYYN
こずぴぃ→こずぴぃ初登場妄想トリガーでポジティブ(転校生を紹介〜)→選択肢YYYYN
あやせ→あやせ初登場妄想トリガーでネガティブ(ライブトリガー)→選択肢YNYYY

また【crying sky】 エンディングBは妄想トリガーの時にたまに出てくる
「その目誰の目?」を集める(見る)とルートが開く
自分はほとんどネガティブ妄想でルートが開いたので参考にしてくらさい

全部のエンディングを見るとタイトル画面にて
最終エンド【blue sky】(PC版のGood?)へ…