誰でもが確実に 成績を上げるために

 
 出来ない生徒は、僕の説明を聴いている間は全然難しく感じないのに、いざ自分でやってみると解けないでガッカリする、と異口同音に言うのです。

 解けるようになるためには、その解法を理解した上で丸暗記するしかなく、そのためにも、大切な20パーセントだけに集中して、少なくとも3回、理想では7回も繰り返すことで、脳の海馬に記憶を定着させて欲しいのです。残りの80パーセントは手を抜いて構いません。それならたいした量ではありませんから、いくらクラブで忙しくても毎日実行できますね。

 教科書のエッセンスは、何度でも言いますが、20% に過ぎません。ただそれはとても一人では解けそうもない、大事な大事な難しい20% なのです。

 これらを理解するには、実際に自分の手を動かして確実に解けるようになっていなければいけません。そうやって20% だけを確実に丸覚えしておけば、学校の定期テストでまさか80点以下ということはあり得ないのです。

 もちろん、あまり入試に出ることのない80パーセントの部分も、まったく説明しないわけではありません。教科書に出ている問いや練習問題、章末の総合問題、巻末の補充問題、等々すべてに渡って説明を行い、解答も出してみせますから、塾の集団授業部分は、市販の教科書ガイドの働きもあるわけです。

 ただ、基本的な箇所については説明が速く、難しい問題にはしっかりと時間をかけて詳しく解説する、といったメリハリを持たせています。公立の授業のように1時間で1,2ページ、簡単なところだろうが、生徒全員が難しいと感じるところだろうが、お構いなしで進んでいくのと違い、僕の授業は易しい内容なら、一気に1時間10ページ以上ぶっ飛ばすことだってあるのです。

 大雑把に言って、中1なら毎日英語と数学を30分ずつ、定期テストの発表があってからの一週間は、他の三科目について4、5時間をメドに勉強してください。中2なら毎日英・数を45分ずつ、中3なら各60分ずつで結構です。テスト発表期間の一週間だけは、理・社・国に4、5時間かけてもらっていますが、その具体的な学習方法は、定期テストのある時期にその都度注意していきます。

 日頃は英語と数学だけを、一日たりと欠かさず勉強していれば、テスト期間中には全く手をつける必要がなくなり、暗記科目である理科と社会にたっぷり時間をとって、暗記に専念することが出来るのです。

 ・・・・これはあくまで、成績下位だった生徒が、なるべく短い勉強時間で、全体の2割以内の順位になることを目標にした勉強量です。魔法じゃないんですから、全く勉強の習慣をつけないまま頭がよくなるわけはありません。せめて1ヶ月に必要なエッセンスを網羅した、25問の重要問題だけは、しっかり納得し、丸覚えしなければならないと肝に銘じてください。でないと、せっかくの成績を確実にアップさせる秘訣を習得しないまま、塾をで辞めてしまうことになりかねません。

 この最小限の勉強量に対し、自分は学校のトップを目指しているという人ならば、もうすでに勉強の楽しさが分かっているはずですから、さらに多くの問題を解いて、一番をとり続けたいと願うことでしょう。


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