最新高校入試問題集の奨め
さらに中3用として、最新高校入試問題集があります。その年の3月に実際に出題された重要入試問題を網羅した、本編88ページ、別冊解答36ページの受験対策問題集です。これを、5教科とも各980円 (消費税込み1,029円) で販売していますから、入試が学校の定期テストに比べればどれだけ難しくなるか思い知るためにも、大学受験を目指す進学校に目標を絞っている人は、買うべきかも知れません。
英語なら確実に出題される長文を、いかに早く読みこなすかが、合否を大きく分けます。数学では2年と3年の合体した応用が出され、はっきり言えば教科書しかやっていないと手も足も出ないのが現実です。国語にしろ文法や古文の量が学校の授業では圧倒的に少ないため、ヤマ勘で解いては、間違ってがっかりするか、まぐれで○が貰えてニヤニヤするか、どちらかでしょう。
定期テストはマァマァだけれど、実力テストになると途端に良い点が取れなくなるという人は、単に応用力をつける勉強が出来てないだけのことですから、時間の無駄でしかない悩みを抱え込むことなく、3年でみっちりこの入試問題集を解いていけば、安心して受験に臨めます。
英語の入試問題は、普通5,6問で構成されていますが、対話文や英文読解問題は、一問だけで一ページにこれほどぎっしりと長文が並んでいるものなのです。これを10分程度ですらすら読みこなしていかないことには、入試英語問題には手も足も出ません。いかにスピードが肝心かが理解できることでしょう。
国語にしろ、小説だろうと論説だろうとエッセイだろうと古典だろうと、ほとんどが教科書に載っていなかった、生徒にとって始めて読む文章が出題されるのは、これまで実力テストを受けて分かっていることでしょう。初見の内容を、いかにスピーディーに読みこなしていけるかが、勝負の分かれ目なのです。
中3になると、誰に言われるまでもなく、勉強しなければいけないと本人が一番分かっているのです。分かっていても、受験勉強として1年から3年までの覚えるべき範囲の広さを考えると、クラブが終了する3年の8月から入試までの正味半年で、とても復習しきれない、と絶望感に襲われるものなのです。
しかし、考え方を変えてみて欲しいと切に訴えます。
公立入試というものは、三年間習ってきた中から、これだけは最低限理解したうえで入学してこないと、高校の授業にはとてもついてこれませんよ、という基準を示しているわけです。
つまり、倍率が5倍以上もあって、篩い落とすことが目的の国立や私立と違い、重箱の隅をつついたような細かい知識は、公立受験には出題されないのです。
あくまで、この一問が解ければ、ほかの部分もおそらく理解できているだろうと判断されるような、教科書の各単元の後半に出てくる総まとめ的な応用が狙われると言えるでしょう。したがってそこだけに集中して復習するだけなら、半年もあれば充分すぎるほどなのです。
学校の定期テストは三年間で15回あって、そのための勉強にみっちり1週間をかければ、相当細かい部分まで覚えられたはずです。ならば、入試まで延べ15週間あれば大丈夫なんだ、と考えるべきです。
中3の諸君にとって、10月から入試勉強を始めても来年2月の私立にはゆとりで間に合いますし、ましてや3月に受験する公立を希望している生徒にしてみれば、たっぷり2回は総復習をする時間があると断言します。
( 1枚目は最新高校入試問題集英語編、2枚目は同じく国語編より )
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