想い通りの自分になる生き方
人は自分の想った通りの人間に成れるそうです。強く願えば、必ずその通りに実現できると言われています。心から求めるのなら、絶対に夢は叶う、と。そんな訳あるか、人間には持って生まれた才能があり、いくら努力しても、無理なものは無理だ、と冷めた目で否定する人もいることでしょう。しかし、僕は子供を教えているのですから、無理だと最初から諦めてかかる態度には賛成できません。実際、心から願ったものは、確実に現実となるという、一見甘く想われる考え方に同意します。
そもそもこの考え方に否定的な人間は、自分が怠けたいばかりに、心から願う、という気持ちの強さを、弱々しく捉えすぎているのです。空を飛びたいからと言って、鳥の真似をして腕を上下させるだけで、本当に飛べると信じる人間がいるわけはありません。その方法では飛べないから、別の方法を考え、人間は鳥のように、どころか鳥よりも遙かに速く、鳥の飛んでいくことの出来ない宇宙空間にまで、到達することが出来たのです。
だからこそ、生徒が成績を上げたいと願って塾に来ているわけですから、そうなるためにはどうすべきかを真剣に考えさせなければなりません。一番になりたい者が毎日遊んでばかりで、どうして成績が上がりますか。ノートに勉強した証しとして、毎日何ページか英語の重要文やワークの答えを書かないでいて、それで成績だけが伸びるようなら、お化けです。毎日何ページも数学の計算をし、文章題を解き、証明問題に取り組んで、自分で答えが書けなければ模範解答を写して覚えようとしもしないで、テストの点数だけが上がるとしたら、カンニングしているとしか考えられません。自分でも日ごろの努力がおらず、一日一日を疎かにしてはいけないと忠告してある勉強をサボり続けておいて、点数だけは嘘のように上昇し、喜んでいる自分の姿がイメージが湧くでしょうか。それができなければ、見事希望する高校に合格することなど夢物語にすぎないと断言しましょう。
これまでの成績がどれ程非道くても関係ありません、大事なのは、これから先、一日たりと勉強を休むことなく、盆だろうが正月だろうが誕生日だろうが試合のあった日でヘトヘトだろうが、ともかく病気で身動きが取れない日以外は、毎日必ずノートを開き、ボールペンを握り、問題に取り組みさえすれば、やがては東大合格も夢ではないと言っているのです。東大にはいるためにはどの程度の知識量が必要なのか、絶対量は限られているわけで、それをクリアすれば自然と合格がみえてくるのです。成績が上がれば、無駄な時間の使い方が減り、いかに要領よく解答を導けばいいのか、道筋が頭に浮かびます。精神的な自覚の仕方も、成績を飛躍的に上げて幸福感に満たされた自分をイメージし、「 ドラゴン桜 」 などを熟読して、そこに紹介された参考書を使ったり、アマゾンの書籍コーナーで、大学受験に役立ったと評価された ☆ 4 ッ以上の問題集を選び、効率よく勉強していけば、東大ですら遠い目標ではないのです。
なのに、高校に入ると中学の 4 ~ 5 倍は勉強する必要があるから、高1では中1の 4 ~ 5 倍で 4 ~ 5 時間、高2では中2の 4 ~ 5 倍で 6 ~ 7 時間、高3では中3の 4 ~ 5 倍で 8 ~ 10 時間勉強を続けていれば大丈夫、と太鼓判を押しているのに、つまらないクラブに入ってそれだけの勉強時間を確保しもせず、勉強内容が難しくなって理解できない、などと弱音を吐く人が多いのです。僕に言わせれば、勉強時間が少ないのだから、成績が落ちるのは当たり前だし、勉強をしないで良い点を取ろうと考えるのは詐欺だと想うわけです。
繰り返しましょう。人は自分が思ったとおりの人間になることが出来、想い通りの豊かな人生を歩むことが出来るのだ、と。それが出来ないのは、持って生まれた能力の差ではなく、日々の努力の積み重ねが在るか否かにすぎません。中国人の青年で、幼い頃事故で両腕を切り落とし、絶望感に駆られながらも、パラリンピックの水泳選手を目指し、その優勝がみえてきた矢先に再び身体の異常に見舞われて医者からスポーツを禁じられ、それでもなお挫けることなく、今度はピアノに挑んで、両足で華麗に演奏する姿をテレビで紹介していましたが、あんな人がいるからこそ、人は心から願えば、想い通りの人間になれるのだなぁと改めて感動するのでした。
みんなも、頑張れ !!
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