平成17年5月21日(土) 附属岡崎小にて

◆参加者   酒井(附属岡崎小)水谷(立田・福原分校)岩田(安城東部小)中島(西尾・西野町小)川合(豊田・則定小)

今回は、実践の構想2本、現在進行中の実践1本の提案がありました。
どの実践も熱がこもっていて、充実した活動ができました。

提案1   4年・社会科 浜北悪水路の教材化    (中島)

 地域教材による「郷土をひらく」の単元構想です。社会科きらいの子が多いクラスで子どもたちに発見させ、自分の考えを持った子を育てたいという中島先生の願いが伝わってきました。中島先生は12月の実践に向けて、バイクで浜北悪水路を散策し、地元の方に話を聞いてみえたそうです。教師が熱く燃えた教材は、きっと子どもも熱くすることと思います。
 中島先生が提案してくださった単元構想について、参加者も一緒に単元構想を練りました。
【協議内容】
○水道の単元の真ん中に位置づいているが、水道と切り離したてはどうか。
○悪水路とはどんなものか。
○どんなものを提示すると動きはじめるか。
○新家寛(にいのみひろし)の活躍→地元の反対を押し切って取り組む
○どんな活動を組むことができるか。
 @悪水路ができる前のことを知る人へのインタヒビュー
 A新家寛さんの子孫
○子どもたちにとって意外性のある事実はどんなものがあるか 
○見学に行ったら何に気がつくか。子どもたちの気づきをひっくりかえす事実はあるか。
 @子どもたちはきっと「きたない」「普通の川」という思いを出すだろう。そのとき「この川は人間が作った」という事実と出会わせれば「どうしてわざこの川を作ったのだろう。」という疑問が生まれるのではないか。
 A新家寛(にいのみひろし)という人物が強力に推し進めようとしたとき、地元の人は強力に反対した。なぜ推し進めようとしたのか、なぜ反対したのか。これを追究させたい。現在の郵政民営化など、新しいこと推進するとき、どう考えれはいいかという視点を学ばせることができる。

まず、次回までに子どもの意識をさぐることと、活動を考えて、単元をもう一度提案してもらうことになりました。

提案2 4年・総合  藍の栽培と藍染め・ガラ紡による糸づくり (岩田)

 自分たちで作った糸を自分たちで作った藍で染めようという、とってもユニークな実践の構想の提案でした。藍の種を徳島に注文して手に入れたそうです。また、ガラ紡についての資料もたくさん揃えてみえました。(安城の歴史博物館のパンフレットや昨年の中日新聞の切り抜きなど)。うーん、いいですね、教師の教材に対する取り組みが、子どもが生き生きと動く単元を構想する源です。  
 【協議内容】
○ガラ紡の教材性
 ・中学で三河地方の産業史をとらさせる実践を行った。ガラ紡は戦後の「ガチャマン」といわれた頃からその盛衰をたどることができる。今回の4年生の実践では外した方がよい。
 @リサイクル 古着の再生
 A自然にやさしい 食器洗い布 洗剤なしできれいになる
 Bネパールへ贈る会の活動、万博展示  日本で生まれたガラ紡がネパールへ。
 C紡績(糸ができるまで)の様子
 D自分たちで糸を作ることができる。糸を作るおもしろさ 
 E機械としてのおもしろさ、人間の工夫、知恵
○藍の栽培・藍染め  
 ・愛教大の日下部先生の提案(『技術教育』2000.2)
 ・「染めたいな」「楽しみだな」と思いながら藍の世話をできるように教師が支援していく。(染める活動への興味を高める。藍染めの作品に触れさせる。)それがエネルギーとなる。ほかっておくと、意識は育たない。
 ・剣道の胴着は藍染め。いい感じがする。
 ・染めは親子で一緒にやるといい。
○どの子に願いをかけるか。
 ・この単元で特に育てたい子はだれか。@この教材にめり込みそうな子 Aガラ紡の学習から、自分自身の価値感を変えそうな子 B先生が描くイメージと逆のことを言う子 
Bのような子とのやりとりから問題意識が生まれる。

提案3   2年・生活科福原探検隊の実践

双子の2年生二人の担任をしながらの実践です。
◆活動の流れ 総合的な学習で一年間かけて
   ○学校を出て取材する。(4月)記録用紙は絵日記風。(絵と文)
   ○まとめた資料の作成
   ○本校、交流校での活動紹介
   ○「福原自然たんけんまっぷ」を作成し、学区全戸に配布(3月)。
   ○観察日記−発表−アルバム作成−まっぷ作成。
     年間を通した活動になっているため、目標を持って子どもたちはとりくめそうでした。
◆最近の学校生活の中での出来事を生かして。
   ○子どもたちがみつけたこと
     @鳥小屋のえさやり→くまばちが藤棚にくる。−インターネットで調べる。
      (インターネットでわかったこと) 熊蜂はあまりささない。→安心してえさやりに行ける様になった。
     A田植え機−線引きの線。肥料、除草材も一緒にやる。発見。
     ・カナヘビ  @ トカゲかカナヘビか。色が違う。舌が割れているのがカナヘビということがわかる。     ◆教師の工夫
  ○国語、生活、行事をA4−1枚にまとめて関連を大切にして進めている。
  ○記録用紙は、探検(観察)後、絵の部分にデシカメの写真を入れて、家に持たせ、家庭で親子で話し合っても   らいながら作る時もある。
  ○アルバムはカラーレーザープリンタを使うと速いし、見栄えがよく、業者印刷とほとんどかわらない。

昨年度の探検マップ。
季節ごと、写真や文章そして学区の地図に分布まて入った力作でした。

提案4 若手研・ブログについて  (川合)    

 ブログは、IDとパスワードを知っていれば、だれでもホームページ上から入って、みんなで作っていけます。
若手研ブログの書き方をみんなで確認しました。みんなな書いてくださいね。

−連絡事項−
次回若手研  
  平成17年6月19日(日) 13:30  
  名古屋大学教育学部  全国集会提案検討(1年生活 岐阜・長良西小  松田先生)