
○会場:立田村立福原分校
○日時11月16日(日)
○参加者: 岩田圭司(安城東部小学校)山北淳(三好北中)浅井厚視(海部教育事務所)
水谷光孝(南部小福原分校)川合英彦(則定小学校)酒井宏明(御作小学校)
今回は、水谷先生の学校で、実際の提案をお聞きしました。木曽三川公園の鉄塔が近くに見える学校でした。運動場がすべて芝。そして、白い校舎。とてもきれいな学校でした。玄関には、木曽川の鳥たちのはく製がずらり。
−今回の提案 水谷先生 東海集会の提案について−
資料として5、6年男子四人の@4月の4人の子のとらえ、Aこれまでの福原タイムの個人追究の様子、B9月の本校に一ヶ月間行っていた時の記録を提案していただきました。継続した詳細な記録です。また、説明は、パソコンを使って写真を見せていただきながらで、大変わかりやすいものでした。
◆学校の概要について
・立田村 人口6000人 (福原分校校区世帯数 約50戸)
・全校5名(一年一人,五年男子三人,六年男子一人 今年度、女子の転校生があったが、すぐまた、転校する)
◆本校との合同行事
・ 田植え、稲刈り ・キャンプ ・社会見学
・ ミニバスケ 本校で練習。壮行会にも参加。うまくないけれど大会に参加。・ 本校の子が分校に来る機会として遠足などがある。しかし、少ない。
◆福原タイム(総合的な学習の時間)
A君 ニワトリ 4月22日聞き取り。6月24日ひよこをもらってくる。
H君 うえ(魚をとる道具)。地元では「のぞき」とも言う。 閘門に出かけて、かにを取りに行く。5月30日、うえについて調査、見学。作っている地元の人に見学に行く。使い方、うなぎかきについても聞き取り。7月2日、うえの漁業権について水谷さんから聞き取り。
(2) 学校としての自然観察活動
追究内容を学習発表会で発表。
※個人追及の発表。学級の総合とは異なる追究。 鳥、タンポポ、シロツメクサ
○Y君 シロツメクサ→赤いシロツメクサ発見。インターネットで調べると、「赤シロ ツメクサ」であること発見。
○K君 タンポポ。二年連続
→ 劇。アオサギが巣を作ることを創作劇で。子どもからエピソードを取材して教師が台 本を作成して演じる。
※ 一人一人がかなり細かな点まで調べて発表することができた。発表のレベルは高い。
◆ 本校との連携
校長、教頭先生は本校と兼ねる。
=協議=
今回のテーマは、「小規模校の子ども一人一人をどう力強く育てるか。」ということでした。小規模校の問題点も含め、幅広く議論がなされました。本校との交流を心待ちにしているというH君。野球などで、本校の子と交流があるとのこと。本校に行くと、仲間に一緒に入れてもらって遊べる。けれど、自分が大事に育てているチャボのことを本校の子に聞かれても、答えられないH君。水谷先生は、総合的な学習「福原プロジェクトF」の実践を通して、自信を持って地域のことを語れる子を育てたい、という願いを持って実践に取り組んで見えました。
<交流校との関係で>
[現状・問題点]交流校で自信を持って、自分の学校のことを語れない。
学習内容を発表し合う、伝え合う場を設ける。
→本校の子に「分校に学ぶ」という機会を多く作るとよい。分校の学区にあ る牧場を本校の学習に取り入れて、分校の子が活躍する場を作る方法もある。
<校内で>
○個人追究は深まっている。しかし、教師の路線で動いている部分もある。
○「プロジェクトF」が追究にとどまらず、生活に返す部分にまで発展するとよい。満足 感、自信が生まれる。子どもたちのアイデア、活力を出させる。
○H君について 負けず嫌い。一番でいようとがんばっている。最近、自分のわがままが 通らないことをがまんしようとする姿が見られるようになった。
○個人追究の場面で、個人の追究を他の子に示すことで、その子の輝きを出す。
○子どもたちの中に友だちがやっていることを賞賛する雰囲気はある。
○一人の子のやり方に対して、みんなでアドバイス場面を作る。
<話し合いは成立するか>
○今までやってきたことは、すでに知っているので、発表会はやる必要はない。(水谷)
○現状の「プロジェクトF」を生かして、話し合いのテーマを設定するか。
○「卵をどうするか」の話し合いはできそう。
冬季集会に向けて
○集会では、少人数の教育について広く問題点も話題になると思われる。
○「プロジェクトF」にとどまらず、地域、学校の概要、特性なども説明する。
○子どもの様子は、今回の資料からもかなり読み取れる。
○「プロジェクトF」の取り組みは、今回の資料からわかる部分もあるが、単元構想の形にしてみてはどうか。
○教師の営みが見えるとよい。
○「プロジェクトF」で授業記録を。短いものでよいので。
今回の資料から、四人の子がそれぞれのテーマで、うえによる魚取り、ひよこ、牧場など本当に豊かな体験をしていることがわかりました。活動を支える水谷先生の努力があったからこそ、と思いました。水谷先生は「節目づくりをしたい。」と言ってみえました。それぞれの子の体験を生かしつつ、かかわりをどう生むかが、ポイントになりそうです。
今回、山北先生と大学院で一緒だった岩田先生が参加してくださいました。話し合いにも積極的に参加してくださいました。発言も光っていました。ありがとうございました。