平成13年12月29日定例会報告

名古屋丸の内の「吉野」にて、霜田一敏先生、石川英志先生、酒井宏明先生、宇野善久先生、水谷光孝先生、早川浩先生、朝倉梨恵子先生、川合の七名で行いました。

    近況と現在の各自の研究テーマについ

<水谷先生>

 問題行動を起こす生徒の指導について。中学校でのなまなましい事例が出されました。かって暴れた子どもが、当時を振り返って「一番印象に残った先生は、自分が暴れたとき、必死になって止めてくれた先生だった」という話題から問題行動を起こす子どもの心情と教師の対応に話が及びました。来年の2年生から岐阜県白河郷で宿泊体験の行事を行うという話もありました。

<川合>

 いかに職員が一体となって実践を進めるか、これが私の今年の課題でした。今年度7月に石川英志先生に足助小学校にきていただき、総合的な学習の授業研究を行いました。英志先生から総合的な学習のみならず、学校における共同研究の進め方にも言及していただきました。こどもを中心にして、仲間と一緒に語り合える職員室」をテーマに取り組んできました。先生が気持よく実践に取り組めるようにと思っています。この課題は、まだまだ続きそうです。話の中で「職員のカルテ(職員一人一人についてのはっとしたことをメモしていく)」について意見が別れました。より深い人間理解につながるか、それとも、「そんなのつけられるのイヤ」か。さて、みなさんはどう思われたでしょう。

<朝倉先生>

 教員採用試験合格。一番の成果でしたね。確かな一歩を踏み出してください。10月若手研にて、少人数指導に関する提案がありました。毎月実施される犬山市の少人数指導の学習会にも参加してみえるとのことでした。今後、多くの学校で少人数指導が実施されていきます。今年の経験を生かしてがんばってください。今回、修士論文との「格闘」にがんばっていた石川和男君とともに、若手研のホープです。

<宇野先生>

 担任してみえる特殊学級の子どもたちの成長について。図工を通して子どもが変わったこと、なかなかしゃべらなかった子が宇野先生としゃべるようになったことなどを話してくださいました。家庭との信頼関係を築きながら、取り組んでみえる様子が伝わってきました。宇野先生が大藤小五年目ということで転勤の可能性もあり、「来年が心配。」とのことでした。特殊学級の担任の引継ぎの問題はとても重要なことだと感じました。

<早川浩先生>

 小学校におけるグローバル教育について。国際理解教育とグローバル教育の違い、一般に行われている国際理解教育の現状、今後のグローバル教育のあり方について修士論文を執筆中。夏休にトロント大学に「留学」し、グローバル教育の学会にも出席されたとか。そして、霜田先生を布袋小に招いて授業研究をされたそうです。学校の内と外において意欲的に幅広い活動をして、実り多い1年だったようです。現在は、修士論文の執筆、演習の授業で本を執筆中ということで、超ハードなスケジュールをこなしてみえるようです。

 <酒井先生>

 現状報告と、職場の先生の立場を理解することの大切さについて話していただきました。その人の立場を理解することの大切さと難しさを考えさせられました。知らず知らずの内に自分の立場で発言し、行動していたことが多かったと改めて感じました。

<石川先生>

 大学改革の動向について、語っていただきました。ここには書けない「えっ、本当」と思うようなこともたくさんありました。自分たちが考えているレベルを越えてどんどん改革のプラン検討されていることを感じました。また、「研究者が実践家とどうつきあうか」というお話もありました。

<霜田先生>

 私たちは異文化から何を学ぶか。というテーマで話していただきました。異文化という視点で身のまわりの生活を見直してみると、違ったものが見えてくる。異学年、方言、敬語など等。「子どもは異文化」「大学生はアルバイトによって異文化体験を体験している。」「異文化は遠くにあるものではなく、近くにあるもの。」との言葉が心に残りました。また、沖縄の不登校児のためのスクールの様子を紹介していただきました。

 

途中で吉本のお上さんも話に入って、短大の入学式の話や関西弁、三重弁の話でおおいに盛り上がりました。来年度以降も、自分の現在抱えている問題、取り組んでいるテーマについて、例会で発表していこうとう意見が出されました。

来年もよろしくお願いいたします。来月は、東海集会(1月12日13日)を例会としたいと思います。2月は、23日(土)あかりの会訪問です。また、連絡いたします。