14年9 月例会報告
○場 所:知立リリオホール第三会議室
○日時14年6月15日(日)
○参加者 霜田、酒井、浅井、水谷、宇野、早川、朝倉、竹内、川合
 
  《協議
1 早川先生、アメリカ視察報告
      グローバル教育に活躍している早川先生から、夏休み中のアメリカ研修視察報告をいただきました。「おお、新庄!」…たくさんの写真を見ながら、アメリカの雰囲気を味わいました。     帰国後も今回の研修にかかわっていろいろと多忙とのこと、早川先生、大変ですね。

2 出版計画について(浅井

 若手研創立25周年を記念して。長期計画のもとに若手研の活動の中心として位置付けたい。


3 宇野実践について
 ※資料 h10年〜h14年までの学級経営案、学習所見、週案記録など
   五年間にわたる、YHさんの記録ということで、膨大なそして、貴重な資料を用意していただきました。東  海集会の提案に向けて、今回は、資料の読み取りを中心に行いました。
  ◆資料から(宇野)
       5年と4年の姉妹と3年双子姉妹の四人の特殊学級の担任。                         ・抽出児 5年YHさん。家庭環境 父親が不安定。
   ・この膨大な資料から何を我々が読み取るか。
   1年生入学当時の掘り起こしの重要性。宇野先生は、カルタ、お話の読み聞かせを媒介としてYHさん    とのコミニュケーションをはかっている。(霜田)
    段階的指導の意味について(早川)

  ◆集団と個の問題として。YHさんがどのように主張(自立)できるようになってきたプロセスが明らかにな    ると提案としておもしろい。→先輩としてのリーダーシップ。妹が学級に入ってきた。次に他人が入って    きた。この過程で集団を維持する能力を獲得した。
    ・YHさんがもっているものを今後一般学級で生かす。→人とのかかわりわを広げる実践に      ◆知識の獲得と自立について
    ○本が読めるようになること、九九がいえるようになることが、子どもの自信につながった(宇野)
      ・単純な目標、はっきりした目標が達成されることによって自信が生まれる。→限定された知識を       獲得すること(できるようになること)は子どもに自信を与える。      
      ・子どもの変化(成長)によって、母親(家庭)の態度の変化が見られた(母親の成長)。
       →子どもが成長する中に親を変える力がある。(酒井)
      ・九九ができるようになったことをゴールと考えない。そのことについて「自立」(生きる力、人県回復)と        いう点でどう変容したのかを示す。(霜田)
      ・「できる」ことの意味の大きさ(浅井)
      できる→自信→生活の変化→母親の変化→子どもの変化
     ※ 母親から、仲間と一緒にやる姿を見て「うれしい」と礼を言われた。(宇野)
  ◆YHさんへののかかわり方について
    ・パニックの原因を教師が取り除くことによって、その子の成長を妨げることがある。(朝倉)
    ・今の指導と中学校の指導がどうつながるのか。 (竹内)
 生きて働く知識でなく、教え込みのよる限定された知識であっても、獲得されることによって、その子の自信を与え、子どもに変容をもたらす、という論は、現在の学力論争につながる面があり、さらに、親を変えることにつながったという部分を東海集会で提案できれば、というのが今回の話し合いの中心だったように思います。特殊学級の実践ですが、知的障害児に限らず、初志の会の中でぜひ話し合ってみたい内容だと感じました。宇野先生、ありがとうごいました。