韓紅の百日紅
韓(唐)紅(からくれない)色の百日紅

 薄紅色の百日紅
薄紅色の百日紅

「百日紅」と書いて「さるすべり」と呼ぶ。
花の色は白、薄紅、濃い紅(韓紅、唐紅)等がある。今回は白色の花を見つけられなかった。

さるすべりの花言葉は、?敬愛、潔白、?雄弁 、?不用意 など。

「さるすべり」はミソハギ科の落葉高木。原産地は中国南部で、江戸時代前期に渡来、樹高が極端に高くならないので、庭木として、日本中に広まっていったらしい。開花の季節は7〜9月。樹皮がもろくてすぐはがれるため、木肌がつるつるしていて、猿も滑ってしまうということから、「さるすべり」という名がついたようです。しかし、猿は滑らずに登れますので、木肌がつるつるしている事を強調した名前がつけられたという事。


英語名Crape myrtleはギンバイカ(myrtle)の花に似て花弁がちりめん(crape)のように縮れていることが名前の由来。中国では唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため紫薇と呼ばれる。江蘇省徐州市、湖北省襄樊市、四川省自貢市、台湾基隆市などで市花とされている。

{百日紅」という名前は開花期間が長い事からなずけられたが、さすがに100日は咲いていない。 千日紅(せんにちこう)と言う名前の花があるが、やはり、千日も咲いている訳ではない。

百人一首の中に、在原業平が詠んだ歌「千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれないに 水くくるとは」の中の「からくれない」は「韓紅、唐紅(からくれない)」の意味で濃い紅色を指す。

この歌の本来の意味;「今の世ではもちろんのこと、いろいろふしぎなことがあったという神代のむかしにさえも、こんなことがあったとはきいたことがありません。一面に紅葉が散りしいて竜田川に流れる水を、美しいくれないの色のしぼり染めに染めあげるなどということは・・・・。」

この歌は 「千早振る」という落語の外題にもなっているのでご存知の方も多いのではないか?と思う。ここ(千早振るの動画-1)(千早振るの動画-2)(千早振るの動画-3)をクリックすると、この落語を動画で見ることができる。

落語に取り上げられた百人一首はほかに「崇徳院」がある。

囲碁の世界でも「さるすべり」という形の打ち方がある。

植物、花の類に関する知識を持ち合わせていないので、花の名前がわかれば、インターネットで関連情報を調べられますが、花の名前がわからないと、どうにもなりません、花を見て、名前を教えていただける方の応援をお願いいたします。

平成19年12月発行    平成22年8月26日更新

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