保土ヶ谷公園の横浜緋桜は葉桜になり、八重桜、こぶし、が咲き、花壇の花々が鮮やかに咲き競っています。
桜前線は被災地域の北方へ進み、弘前公園は5月2日が満開とのこと。北海道は平年よりも開花時期がやや早い予想で、札幌は連休明けが満開、道北は5月中旬に開花時期を迎えるらしい。
それにしても、桜の盛りはあまりにも短い。ぱっと花が咲いた後、散って行く桜の儚さや潔さが日本人に好まれてきた。古くから桜は、諸行無常といった感覚にたとえられており、ぱっと咲き、さっと散る姿ははかない人生を投影する対象となった。桜は春の象徴で、花の代名詞として、和歌や俳句、文学作品にも登場する。「西行桜」と言う能(世阿弥の作品)がある様に古くから種々の作品の「テーマ」になってきた。
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」と言う文章は、林芙美子が好んで色紙に書いた文章だという。薄幸の作家として「放浪記」等の作品を残したが。亡くなって、もう60年になる。最近では「森光子」の舞台作品のロングランで話題になっている。
サクラは木を傷つけるとそこから腐りやすい性質を持つ。この特性から「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という諺まである。花見の宴会でサクラの木を折る観光客の被害によってサクラが弱ってしまうことが多い。
一方、枝が混んできた場合は適切な剪定を行うと樹勢が回復する場合もある。青森県の弘前市では同じバラ科のリンゴの剪定技術をサクラに応用することで弘前公園に生えていたソメイヨシノの樹勢を回復することに成功している。
以前、5月の連休に、ブラジルからの来客を鎌倉に案内した。帰途、大船・玉縄地区の「龍寶寺の芍薬」を見に行ったが、最盛期を過ぎた感じだった。今回は、4月27日に「龍寶寺」を訪問した。「染め分けの躑躅」は珍しく拝見したが、「芍薬」はまだ蕾の状態だった。
帰途、「龍寶寺」から徒歩圏の大船フラーワー・センターに立ち寄った。石楠花や牡丹やチューリップは最盛期を迎えていたが、「芍薬」はまだ、直径2〜3cm程度の蕾の状態で、連休明けが見頃か?連休明けに再訪問したい。
5月10日午後、大船フラワーセンターを再訪問。バラ、芍薬、藤などが満開を迎えていた。しかし、まだ、蕾が沢山残っており、あと10日ぐらいは最盛期が続きそう。睡蓮もまた良い時期を迎えている。