9月末に、大船フラワーセンターに秋の気配を感じに行った。しかし、台風15号による被害で「薔薇苑」は閉鎖して、復興作業中であった。また、コスモスの群落はすっかりなぎ倒されて、痛手から回復していない=群落がない。
写真に掲げた3種類のほかには「マリーゴールド」の群落、「唐辛子」の群落など背の低い植物は無事。「彼岸花」はもともとパラパラと1列に植えられている程度で寂しい。「酔芙蓉」や「ダリア」も群生とは形容できない程度。
職員に聞くと「10月中旬からの薔薇」、「11月からの菊」にご期待くださいとのご宣託であった。
秋分が過ぎて、ようやく過ごしやすい気候になってきた。本格的な秋が来て、立冬までは秋たけなわの筈。
9月に入り、被災地から無料の「さんま」の提供を得て、「目黒のさんま祭り」が2か所で行われた。
@9月4日;「目黒駅前商店街」(品川区)の「さんま祭り」は、宮古市から6,000匹の「さんま」、徳島県神山町(日本一の「すだち」の産地)から「すだち」、那須塩原からの「大根」の無料提供を受け、20,000人以上の参加者を得た。この祭りが縁で、目黒と宮古市と徳島県・神山町は既に姉妹都市になっている。
A9月18日;「目黒SUN祭り」(目黒区)の一環としての「目黒さんま祭り」は、気仙沼市から5,000匹の「さんま」、大分県からの「カボス」等の提供を受けて、多くの参加者で賑わった。
B東京都では他にも「さんま祭り」が行われている。9月23日の「東京タワーさんま祭り」は大船渡市からの「さんま」3,333匹を使う。
C東京都稲毛市の「さんま祭り」(9月17日〜19日、23日〜25日)でも大船渡市からの「さんま」3,000匹を使う。
昨年の秋のD班のHPでは秋の味覚は「サンマと栗に尽きる」と独断と偏見をもって断言した。秋になると「○○狩り」のPRが届く。いわく、「りんご」「みかん」「 ぶどう」「 梨」「 柿」「 栗」「さつまいも」「松茸」「きのこ」等々。しかし、今年は暑さが異常で、松茸は不作らしい。ほかの産物に影響が少ないことを祈る。一方、先日の台風15号 の猛烈な雨と風が果物の樹に被害を与えた地域があると聞く。
海の方も多少異常のようで、北海道東部水域に「さんま」が集中していて、花崎港などでは、運送がネックになり水揚げの受け入れを制限する有様だという。関東圏の沖釣りは「ワラサ」狙いで「メジマグロ」が混じる状態が続いているという。室戸に「鰤」を釣りに行った昔の元気はもう無いが、湘南の海なら釣り再開もーーあるかな?
夏の猛暑が終わり、過ごしやすい秋になると、人々は生気を取戻し、活動的になるし、物事に集中出来るようになる。一方、物思いにふける余裕が生まれる。望郷の歌人として、有名な石川啄木の
望郷の歌は数が多い。 一方、室生犀星は「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふものーー」と、非常に屈折した望郷の念を歌う。
一方、 漢詩の世界での望郷の詩は李白の「静夜思」や、杜甫の「絶句」などは、非常に静かではあるが、ストレートな表現であるように思う。中国に渡って遂に日本に帰国できなかった阿倍仲麻呂の望郷の歌も印象に残る。
「望郷の念」という概念は欧米にはあるのだろうか?単なるホームシックとか、「sense of nostalgia」と意訳されやすいと言う。「望郷の念」は東洋人独特の感情なのかも知れない。