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24節気
二十四節気
 三溪園の水仙
三溪園の水仙(23-2-1)
三溪園の白梅
三溪園の白梅(23-2-1)



冬から春へ

節分、立春、春分の日⇒冬から春へ

2月3日は節分、2月4日は立春、3月20日は春分の日と続くが、今年は豪雪のニュースを聞く期間が長びきそう。飛鳥時代に中国から「二十四節気」が伝わり、1年を24等分して、15日毎に季節と関連づけ(旧暦)、1年の始まりは「立春から」とした。従って、節分(狂言落語)は「大晦日」に当たり、1年の厄を払うための「豆まき」が行われたと言う。今年は寒い冬が続いていて、春を感じるのは遅れそうだが、次第に、冬から春へと季節は移り替わる。
 冬と言えば、シューベルトの歌曲集「冬の旅」を連想。この中には有名な「菩提樹」が含まれている。ドイツのフィシャー・ディスカウが昭和30年代に来日し「冬の旅」を歌い人気を博したが、生では聞けずラジオで我慢した。
日本の歌では「雪の降る町を」(中田喜直作曲)がある。ヴィヴァルディの合奏曲「四季」の「」もいい。
冬を描いた絵画としてはモネの「かささぎ」、ピサロの「エラニーの冬朝・日光の効果」、シスレーの「ルーヴェンシヌの庭―雪の効果」や「ルーヴェンシヌの初雪」、ルノワールの「雪景色」などがある。日本の画家の作品では安藤広重の「蒲原」がある。数え上げればきりがない。
 春と言えば、日本では「早春賦」(中田章作曲)が有名。この曲はモーツアルトの「春への憧れ(K596)」の影響を受けているらしく、曲想が似ていると言われる。(注;中田喜直は中田章の息子で「夏の思い出」「小さい秋見つけた(リンク1)リンク2)」「雪の降る町を」などを残した)。「スプリング・ソナタ」と言われる曲は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番で、「スプリング=春」という副題がついている。YouTubeで探したところ、第1楽章第2楽章はD.オイストラッフの演奏を見つけたが、第3楽章と第4楽章が演奏も録音もよくないので残念。(グルミオーとクララ・ハスキルの名演もYouTubeにある=第1楽章第2楽章第3・第4楽章)。ヴィヴァルディの合奏曲(ヴァイオリン協奏曲と言われる事もあるが)「四季」の最初の部分の「」は皆様も耳にしていると思う。ストラビンスキーの「春の祭典」も春に因んだ名前が付けられている。
絵画では、フィレンツエのウフィツィ美術館で見たボティチェリの「春・(ラ・プリマベーラ)」が有名。

きさらぎ(如月)と西行⇒奈良の大仏と鶴岡八幡宮の流鏑馬

2月は「きさらぎ・如月」と言う。「きさらぎ」と言えば、西行の句「願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃」の「きさらぎ」が気になる。「きさらぎ」は2月であり、望月とは15日である。桜は2月15日には咲かないが、旧暦の「きさらぎ」は新暦の3月相当と考えれば、納得できるかーー。この句解釈記事は数が多い。
1月から始まったNHKの大河ドラマ「平清盛」に、出家前の西行が北面の武士・佐藤義清(のりきよ)として登場している。彼は、清盛と同年齢で、和歌と流鏑馬に優れていることで世に知られていた。
 平清盛が奈良の寺院の離反に対して兵を差し向けた時、兵の火の不始末で東大寺の大仏殿が焼け落ちてしまう。後日、大仏の再建を志す僧・重源は、藤原秀衡と旧知の仲である西行に「大仏をメッキする為の砂金提供を催促する事」を依頼した。それを受けて、西行は平泉に行き藤原秀衡に面談したところ、秀衡は老骨(69歳?)に鞭打って平泉まで訪ねてきた西行の行為に感動し、すぐに金を送ったという。
 西行が平泉に行く途中、関所の手形を得る為か、1186年に鎌倉に立ち寄った。この時、頼朝に乞われて、歌道と流鏑馬のコツを教えたと吾妻鏡に記録がある。その翌年から、鶴岡八幡宮の流鏑馬が行われ、現在まで続いている。
平清盛は1180年に64歳で没した(マラリアか?)が、西行は73歳(1190年)まで生きたが、西行が没する1年前の1189年には頼朝が平泉の藤原一族を滅ぼしている。

百人一首に採用された待賢門院堀川の歌と西行の恋

小倉百人一首の中に、待賢門院・堀川の歌「長からむ 心も知らず黒髪の 乱れて今朝は物をこそ思え」がある。
1月末のNHKの放映では、佐藤義清がこの歌の元歌の修正を進言する場面が放映された。西行はこの待賢門院堀川が仕える待賢門院璋子(鳥羽天皇の中宮)に熱をあげ、一度は逢瀬を楽しんだが、再会を拒まれ失恋し、出家したと言われる。既に妻帯者なのに、天皇の中宮に恋をするとはーーー。
西行の歌は「嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな」が採用されているが、選者の藤原定家が「秀歌」を選んだわけではなく、別の選出基準で歌を選んだとの説があり、これが優れた作品か疑問。

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