
自分も雄勝法印神楽を学びたい・・・しかし、どういった手段で入門するのかわからない。という方へのアドバイスです。(ただし、私の解釈です。不文律が大半なもので・・・)
現在の入会条件は、旧雄勝町出身であることが前提のようです。しかし、この枠組みは撤廃される可能性が非常に高く、会としてはむしろ門戸を開いて行こうという運びが強いです。なので、まずは紹介してくれそうな神楽師と縁を持つことが大切だと思われます。旧雄勝町に在住の方は地区の会長さんや区長さんを頼ってみるのも有効ですね。紹介を受けた神楽師は、雄勝法印神楽保存会会長に話しを通します。そこでいわゆる面接になる訳ですが、決まって聞かれるのは何故この道を学びたいのかと言うことと、神楽が好きかということくらいですね。
もっとも、以下の条件が前提となります。
1会長が入門者と定めた稽古日に稽古できる者
2会の風紀を乱さないもの
3一時の思いつきではなく、一生の芸事と受け止め継続できる者
4下回りを嫌がらず、道具を大切にできるもの
5宗教に偏りがないもの
6なおらい(打ち上げ)に進んで参加するもの
くらいでしょうか、1は学べる場は旧雄勝町内(できれば雄勝公民館)となります。稽古は会長はじめ幹部があたるので、ドタキャンされるようでは困ります。時間帯は夜に限られ、午後7時位が望ましいですね。2は、座を形成するうえで、必須です。3は、教える方も労力を使う訳で、気まぐれに辞められたら困るのです。4は古くからある組織の例にもれず封建社会ですので、先輩を敬うことができる者ということです。また、道具は、古くから伝わっているものも多く神楽師の命ですので、おろそかにされては困るということです。5は宗教上その作法はできないとかない限りは大丈夫です。6は地区との繋がりを保つため非常に重要な要素です。
今、入門条件でもっともネックとなっているのは、稽古日といえます。年に何人か学びたい者がきますが、稽古ができず断念するのが大半です。
以上、諸条件をクリアし、神楽師としての稽古がはじまりますが、とにかくはじめが地味で早々に飽きてしまう者も多数います。ここで稽古内容を公にはできませんが、こんなことをいつまで・・・と思う事でしょう。この壁を乗り切ると光明がさしてきますのでこらえどころです。
ここでアドバイスですが、入門するなら、11月〜1月がもっともおすすめです。何故か、それは、最低限を学ぶのに要するのが40日くらいであり、週3回稽古するとして月12日の稽古回数なので、3ヶ月で36日となり3月4月の祭典で舞台を踏めるという訳です。神楽は意外にハードで、汗をかきますから寒い時期に学ぶ方がよいと思います。この時期が無理なら7月ころでしょうか、夏場の基本稽古は辛いですよ。それ以外の時季ですと、いわゆる神楽シーズンの為、指導者の日程がつかなくなり変に間延びした稽古期間になってしまいます。