―まえがき― トイラジっていうのは、おもちゃのラジコン。おもちゃ売り場にあるようなラジコンのことです。おもちゃですので当然完成品として売られてて、対象年齢が低く設定されています。でも最近はこのトイラジが侮れないんですね〜!中でも山形にある大陽工業はチャレンジ精神に溢れた製品を出してくれます。水陸両用のホバークラフトやサス付き完全二輪走行のオフロードバイクとか、機構も本格的で斬新で唸ってしまいます。
その大陽工業から、ついこの間おそらくトイラジコンでは初めてのラジコン飛行機が発売されました。トイラジではちょっと値の張る定価\9,980ですが、飛行機のラジコンとしては考えられないほどの破格値。しかも滑走離陸可能はすごい!会社帰りにトイザに寄って買って帰りました.。
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普通の、というか通常のラジコン飛行機は実機と同じように羽根後端のラダーやエルロンの操作で操縦します。このためロッドの取り回しとか、どうしても精密で高価なものになってしまいます。この機体はそういうラダーやエルロンの操作を省略したところに安値のミソがあるようです。
じゃあどうやって操作するのかといえば、左右の羽根についた二機の動力の回転差で旋回します。そのため双発機になったんですね〜。上昇下降はパワーの強弱で操作します。強弱にはONOFFではなくデジタルプロポーショナル方式が使われます。
多少の組み立ては必要で、どうしてもチャチさはぬぐえませんが、初めてのラジコン飛行機。期待はいやがおうにも膨らみますね〜。

@初フライトに挑戦! 2001.9.16.
予定してた初日は、風が強くて断念。強いといっても「さわさわ〜」ってぐらいの風だったんですが、地面に置いてるだけで煽られました。
で、次の日。まだちょっと風がありましたが、吹流しが45°ぐらい(製品にはちゃんと風を読む為のリボンが入っています)だったので決行しました。
まず、滑走離陸。....
う〜ん、なかなか難しいなぁ。浮くんだけど、浮いたとたんに機首が上に向いて失速してしまいます。ガコガコ落ちました。うう、ダメージ。旋回も車のようにスッとはいきませんなぁ。
しょうがないから、滑走離陸はとりあえず止め。手投げ発進で行くことに。
だーっと、小走りぐらいで推力全開!ふわっと浮きました。おお、おお!飛んでる〜!えっと、ここで焦ってはいかん。失速しないようにパワーを7分目ぐらいで...うおっ、旋回せねば田んぼに!わ、旋回で風に煽られるぅ〜!いかん、思わず推力を全開にしてしまった!失速する〜!!....ガコッ......
落ちました。 真っ二つです。

真っ二つぐらいであきらめてる場合じゃありません。まだ満足にフライトさせてないんですからね〜。修理して今度こそゆったりフライト成功させます。
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−あとがき− 機体が小さいせいで風にすごく影響されるんですねぇ。これって推奨年齢10歳以上って書いてるんですが、子供には難しいよ〜。思い通りにフライト出来れば気持ちいいだろうなぁ〜。
A2度目の挑戦! 2001.9.23.
今日はいい天気だし風も無くって絶好のフライトチャーンス! 真っ二つだった機体も根性で直したし。雪辱戦といきますか。
このあいだは滑走離陸で手間取ったので、今回は手投げ発進で。
....だだだだだっ、うりゃぁ〜!..お、浮いた浮いた。当て舵当て舵!...ありゃ?左にどんどん傾いて...落ちる〜...ボテッ。
....落ちました。
おかしいなぁ、横風があるわけでもないし舵は右にいっぱい切ってたのになぁ。
機体が歪んでいるのかなぁ?でも目視じゃきっちりバランス取れてるし、そんなシビアなシロモノじゃないし。
とりあえずもう一回勝負!
だだだ、うりゃっ!....だめだ〜、左に大きく傾く〜......ぐしゃ!
....!! に、にぶい音が!
駆け寄るとなぜか左のプロペラがフル回転。私は送信機を触ってないぞ?スイッチ切っても回りつづけてます。バッテリーのコネクタを外してようやく止まりました。う〜ん、なんじゃこの現象は?
それより機体のダメージは!?
...プロペラが割れました〜。主翼が折れました〜。.....ショック....

左のモーターがフル回転してしまう現象は、どういじっても直りません。バッテリーのコネクタをつなげた瞬間から回ってしまいます。どうもスピードコントローラーを兼ねる受信機がおかしいようです。今回の墜落はそんなに衝撃があったわけじゃないんだけどなぁ。
とりあえずこの程度の衝撃で壊れてる場合じゃないので(そもそも左にばかり大きく傾いてたのはこの受信機の調子が悪かったからかも)、大陽興業にクレームのメールを送ってみました。
その間に修復修復。プロペラはあらかじめ予備が2本入っているので問題なしです。羽根も「折れ曲がった」だけなのでなんとかなるでしょう。ああ、だんだんボロボロに。
数日後、返答がきました。「受信機の調整不良なので新品を送ります。」とのこと。おお、対応がよろしいです。
今度こそ雪辱戦だー!
A3度目の挑戦! 2001.10.7.
風は吹流し45度。飛行可能ぎりぎりライン。手投げ発進で...おおっ、飛んだ飛んだ!まっすぐ飛んでる!旋回旋回。おおっ、いける。ちょっと不安定だけど......いかん!風下へは調子良かったけど、旋回して風上に向かうと機首が上を向いてしまう! 失速する〜.....ガコッ!...。 あ〜あ、また落ちた〜。今回の破損は機首とプロペラ。プロペラまだあったかなぁ。
墜落したものの手ごたえは確かに感じました。これからが本番ですな。
そろそろパーツ類がやばくなってきました。飛行させてる場所がアスファルト敷きだからダメージがきついんだろうなぁ。アフターサービスでパーツ頼むよりも、新しいのもう一個買ったほうが安上がりかも。