訪問看護ステーションの可能性の一つに、訪問看護ステーションを核としてサービスメニューを増やし、多角経営を行っていくということが考えられます。
居宅介護支援事業所の人員基準は常勤のケアマネージャーが1人以上必要となっており、訪問看護ステーションの管理者と兼務することができます。(人員基準以外の条件は、既存の訪問看護ステーションであればクリアできます。)
そのため、訪問看護ステーションは医療保険の訪問看護制度に即ってサービス提供してきましたが、介護保険制度が施行されてからは、管理者が居宅介護支援事業所の管理者を兼務して併設されることが多くなりました。
全国の訪問看護ステーションの約70%は居宅介護支援事業所を併設しており、訪問看護ステーションの看護師などがケアマネージャーも兼務してケアマネージメントを行っています。
医療ニーズが高く病状も不安定な在宅患者であれば、臨機応変に医療ニーズにも対応できるので、看護師資格を持つケアマネージャーの方が望ましいという側面もあります。
地域ケアにおいて重要な役割をもつケアマネージャーは、看護師が一層力を入れる分野です。
但し、訪問看護師が兼務する場合には、訪問看護を主としているので、ケアマネージメントする療養者は数人以内とした方がいいのかも知れませんが。。。
このように訪問看護ステーションのサービス内容、従業員との親和性を考えれば、居宅介護支援事業所を併設し、多角経営を行うということはごく自然なことなのです。
この点は訪問看護ステーションが持つ明らかな可能性でもあり、魅力でもあるといえます。
参考までに、ケアマネージャーの主な業務内容について以下に記載しておきます。
・要介護または要支援認定の申請代行、認定調査
・居宅サービス計画の作成
・給付管理業務
・サービス事業者との連絡や調整
・施設への紹介
・その他各種相談