■ナズーリン1
朝起きたらガリバーだった。
ベッドに縄でグルグル巻きに縛り付けられていて動けない。
かろうじて自由の利く首を回せば、頬を赤く染めて俺を見詰める灰色の髪の少女がいました。
「ナズーリン、これはどういうつもりで?」
「だって、こうすれば君の顔がよく見えるだろう?」
「しかしナズ、これだとお前が抱き締められない」
「……なんということだ。そんなことにも気付かなかったなんて」
翌日。
昼、仕事に出掛けようとしたら玄関のドアが開かない。
ふと視線を感じて振り返れば、頬を朱に染めてこちらを見詰める灰色の髪の少女が。
「……これは?」
「だって、こうしておけば仕事なんてモノに縛らずにいつまでも君と一緒にいられるだろう?」
「しかしこれだとナズ、お前をデートに連れて行けない」
「――なんて、こと」
そんな、毎日。
3スレ目 >>276
○○、気分はどうかな?
そうか…気分は悪いのか…
悪いね、君をこんな気持ちにさせる気は無かったんだが……
だったらここから出せ?
すまんが、君の願いでもそれは出来ないな。
なあ、私が何故こんなことをしたのか分かるのかい?
私はだな、重い「病気」にかかってしまったんだよ。
ハハ…鼠の大将の私が病気にかかるなんて可笑しいだろ?
それでも、君の事を思っただけでこれまでに無い程の痛みを感じるんだよ。
そう…胸が苦しくて堪らないんだ……
けど、やっと君を捕まえたことでこの痛みからやっと解放されたんだ…
ん?だったら自分の事なんて忘れればいいじゃないかって?
出来るわけないだろう?何故なら―
4スレ目>>525