■パルスィ1

玄関開けたら薄気味悪い女が立っているんだよ、びしょ濡れの
一瞬たじろいだら金髪の隙間から緑色の目が爛々と輝いてさ
この時点でまず有り得ない、夢なんだろね
だってお前何人だよ何そのカラコンって。
だから俺はね、ただいま!と声を掛けたんだ元気よく
そしたらその女は、ふーっと消えてしまった
夢だし、そうだよね?有り得ないじゃん?
その後まずシャワーを浴びに風呂場に行っただけど
水も冷たきゃ湯も熱い、やけにリアルな夢だなぁと、
急に照明がチカチカしたと思ったら湯舟が金色でさ
なんだろなぁ、とよく見たらさっきの女が沈んでたんですよ、浴槽に
これには俺もびっくりしたけど所詮夢なんだ
風呂の栓抜いたら排水溝に全部流れていった。女ごと。
夢とはいえ気持ち悪いしさ?んでサイダー飲んで寝ちまえば朝には目が覚めるかなーと、冷蔵庫をあけたらさ
そしたらあの女が入ってるんだ、すっぽりと。
笑うしかないよね?俺は笑ったよ
でもそろそろやばいかなと思って早く新しいロダ見つけないとなと思ってさ
メールBOXにparsee_yまで入力したんだよ
こうやってどこかな掲示板なりに上げておいて
一先ずのリンクを貼ったりしようとしたんだよ
でも携帯電話動かないんだ
携帯電話と指の隙間から見てる
蛇に睨まれたみたいで動けないの
でもこれ夢じゃん?
どうせ夢なんだしメタな事してさっさと「先を詰ませて」目を醒まそうと思ったんだよ
自分で想像出来ない結末になったら
夢って都合よく場面が変わるからね
言ってやったの
「何だ、ゆかりんじゃないのか」
いや金髪だったし即座にそれが浮かんだのよ
そしたら緑色の目が細まってね
なんか笑ってんの
「良かった……」
何がだよw
都合よく場面変わったんだけど
何かさっきからその女に追い掛けられてるの
多分捕まっても殺されたりはしないんだろうけど
何か嫌な予感もするし走って逃げるの
ニコニコしながら追い掛けるな怖いw
夢だから足とか沼に嵌まったみたいで上手く走れないんだよね
んでやっとの思いで家に帰ったんだよ
そしたらさ





玄関開けたら薄気味悪い女が立っているんだよ、びしょ濡れの
一瞬たじろいだら金髪の隙間から緑色の目が爛々と輝いてさ
この時点でまず有り得ない、夢なんだろね

ジョバンニ氏




「あの巫女は貴方のことなんかどうとも思ってないわ。いえ、それどころか、自分以外の者全てが彼女にとってはどうでもいいもの。
自分以外には興味がない、冷たい女なのよ。なぜなら独りで生きていけるから。
……妬ましいでしょう? 貴方は独りで生きていけないから」

「スキマ妖怪のあの力は人間ではとても届かない境地。貴方の寿命を百で掛けた時を経ても手にすることは出来ない強大な物なのよ。
……そうよね、妬ましいわ。 妖怪ですら遠く及ばないあの女の力が」

「鬼と一緒になんかなれるわけがないわ。鬼は嘘を嫌う。貴方は生涯嘘を吐かずにいられるかしら?
……妬ましいわねぇ。 鬼であるあの女の真っ直ぐさは」

「あの鴉天狗は、貴方から面白い話を聞き出すためだけに、愛想を振り撒いてるの。あの女の笑顔は偽物。あなたは利用されているだけよ。
……妬ましいのね? あの女の狡猾さが」

「貴方は、あの魔法使いの人間と同じ場所には立てないわ。お人好し過ぎるもの。周りの迷惑を考えず、自分勝手に振る舞えるからこそ、彼女はあの力を手に入れたのよ。
……ええ、妬ましいわね。 そんな自分勝手なあの女が」

「人形使いの手伝いが貴方に出来るかしら? あの娘は完全に自律した人形を作ることを目指してるわ。一体そんなあの娘に貴方が何をしてあげられる?
……ほら、妬ましいでしょう?
貴方には無い大きな目標を持つあの女が」

「紅魔館の魔女の素養は天性のもの。努力なんかで近付けるものではないわ。だから、貴方があの女に近付くなんて無理。
……さあ、妬みなさい。 あの才能を」

「あの河童はね、機械弄りが出来ればそれで満足なわけ。貴方に興味なんて示すはずがないじゃない。そう言った意味ではとても一途よ。
……ふふ、妬ましいのかしら? その一途さが」

「あら、今度はわたしが妬ましいの? 妬み屋で嫌われ者の貴方を気にかけるわたしの優しさが。
……わたしは貴方を見捨てないわ、絶対に。
……ふふふ、もっと妬めばいい。全てを妬み、拒絶し続ければいい。
そうすれば、わたしとずっと一緒よ」

ぱるしーの能力ってこういうことだよね?

1スレ目 >>259




パルスィに告白したらOKを貰ったんだ
そりゃもう嬉しかった。沢山デートしてキスもした
少し嫉妬深いけどそれが愛されてるんだなぁっ思えて嬉しかったよ
でも最近体調が体力が悪くなってきた
今はパルスィの介護無しではまともに生きられないんだ
ごめんよパルスィ。俺がこんなんで


1スレ目 >>265




嵯峨天皇の時代。
1人の女が、自分を裏切った男を恨みで鬼女に化身してまで呪い殺した。
女は祟り神として奉られ……時代は幾重にも過ぎ去った。


恨みも、辛みも、妬みも、長い年月により薄められ、拭い去られた筈だった。

だが……。





その男の顔を見た瞬間、水橋パルスィの思考は白く飛んだ。

「はぁ……はぁ……」

気が付くと、橋の上は酷い有様になっていた。
あちこちに弾がぶつかり、木材や欄干が吹き飛んでいた。

何より、橋の中央で倒れている男。

「う、ううぅ……」

旧都に届ける予定だった品物が散乱している。
商人用の護符が破れ、端々が僅かに燃え盛っている。
商人は致命傷はないものの、手酷く痛めつけられ、橋板に伏せていた。

「な、何故……?」

里の商人は、必死にパルスィを見上げた。
交流が再開された地上と地下。彼はその中に商機を見出した里の若手商人だった。
空を飛べるのを売りに、商品を迅速に目的地へと運ぶ事を生業としていた。
早速、地上側と地下から出て来た鬼に話を付け、低級妖怪避けの護符を装備して意気揚々とやって来た。
ここの番人だって、商人用の許可証を見せれば大丈夫……その筈だったのに。

事も有ろうに、パルスィは声を掛けた○○を見て数秒硬直した後、激昂の叫びを上げながら弾幕を撃ち込んできたのだ。

「何故だ……俺は、許可を得た商人なのに。許可証だって……あっ」

何とか取り出した許可証を振り払われ、パルスィがのし掛かって来た。

「うわ、止めろ、止めてくれ、俺が、俺が何をしたって言うんだ!!?」

ビリビリと服を破るパルスィ。
無表情のまま、抵抗する○○に対して平手を何度も打ち、黙らせる。

「あなたなのね…………そんな似たような面つきで私の前にまた現れるなんて……妬ましいわ」
「な、何を言って、あ、やめ、やめ!!」

パルスィも服を脱ぎ、○○にのし掛かっていく。

商人の顔が苦痛と快楽の綯い交ぜになった顔になり、パルスィの顔は上気を帯びてきた。

力尽くで手籠めにされ、○○は哀願の声を挙げながら泣き叫んだ。

「今度は呪い殺すだなんて生易しい事はしないわ、あなた、ずっとずっと私に括り付けて上げる」

縁切りの神としても有名な彼女は、恍惚と陰惨の綯い交ぜな顔で、涙に濡れた○○の顔を丹念に舐めた。
彼女の両頬に、静かに二筋の涙が伝わる。

彼女の真意は○○には伝わらない。
彼の男は凌辱を受け、泣き叫んでいる途中だから。

彼女の心は伝わらない。
妄執と嫉妬に囚われた鬼女の心は、知らず知らずの内に歪んでしまっていたから。



「私が幾年貴方の所業を思い、恨み、妬み続けたか。同じ年月を経るまで身体と魂に教えてあげる……!」



―――そして、○○は今でもパルスィに囚われているという。
遠い遠い時代、彼女を裏切った男の面つきに瓜二つという理由だけで。

5スレ目 >>345