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モーターホームで生活する

水の補給・下水の処理

モーターホームというからには、当然台所もトイレもシャワーもついていますから、水を使えば下水も出るわけですし、水も減るわけです。ここは、そんな車のメンテナンスをする場所です。各キャンプサイトにあります。

また、93号線沿線でも何箇所か無人メンテナンス場がありました(少々枝道に入りますが)。無料でメンテナンスが出来ます。この仕事は子供達に振り分け、一日の楽しい日課となりました。




手前白いホースで水を入れています。何リッター位入るのでしょうか・・・確かめませんでしたが、かなりの容量です。水の使用量が一番多いのは「シャワー」です。次ぎが「台所の洗い物」そして「トイレ」。炊事そのものの使用量はたいした事はありません。

私達は紙皿を使用したため、水の使用量は少なかったと思いますが、それでも一日の使用量がこんなにあるのかと驚かされる量でした。でも、無補給でも2日間程度は生活できる量は積みこめます。(シャワー・トイレはキャンプサイトにもありますので(無い所もあるけど)出来る限り公共のものを使用。汚いだろうって?とんでもありません。マナーも良いし、清掃は隅々まで行き届いています。また、各所にありますので便利です)

下の青いホース(少々見にくいですが、手で押さえている部分です)は下水です。地面に下水の穴がありますので、ホースの先端を突っ込んで、レバーを引くだけ。まずブラックウォーター(トイレ排水)を抜きます。その後にグレーウォーター(台所排水)を抜くとホースの洗浄も出来て一石二鳥。

ブラックウオーターを抜くたびに、トイレの錠剤(消臭分解剤?)を新たに入れることになります。モーターホームレンタルに置いてあると思いますので、多めに(宿泊日数分程度)買っておくと便利です。ジャスパーで探しましたが、なかなか入手できませんでした。


これは、FULL HOOKUPのサイトです。キャンプサイトに居ながらにして、水の補給も下水の処理も110Vの電源も使用できます。上の白いホースが水、黒いコードは電源、下の青いホースは下水。・・・ただし、出かける時は外さなければなりませんが(当たり前か)。フックアップそのものは、5分もあれば完了してしまうほど簡単な作業です。

フルフックアップはやはり便利です。電気の使用量、水の使用量で請求額が変わるわけではありませんが、大切に使おうと思いますね。




キャンプサイトについて
やはりRV先進国ですね。RVの施設の充実は、目を見張るものがありました。モーターホームは特別な世界ではなく、多くの人が本当に楽しめるように配慮されています。(国内事情をあまり知らないのですが)


また、サイトの使用料金が安い(これも国内事情を知らないのですが・・・)。
●フルフックアップ(110V・水道・下水) カナダ$24-30 前後
●110Vのみのフックアップサイト  カナダ$20 前後
●フックアップなし  カナダ$17 前後
1週間、1ケ月滞在する理由がわかります。キャンモアのサイトなど、モーターホーマー用の郵便受けまであるんですから!(国立公園内のサイトは最長滞在2週間に制限されているようです)

ジャスパーのキャンプサイト
国立公園内のサイトに予約はありません。先着順です。レイククルイーズやバンフ、ジャスパーなど人気スポットは16時頃までに入らないとサイトがなくなると思います。(多分夏だけだとおもうけど)

私達はジャスパーのサイトに15時30分くらいにチェックインしましたが(遅いチェックインでしたのでフックアップなし)16時頃に用事がありチェックインカウンターに行きましたら、すでにFULLになっていました。幹線沿いの小さなサイトは空いていると思われます。また、オーバーフロー用のサイトもありますので、心配は要りません。オーバーフロー用の不便なのは、公衆電話・公衆シャワーなどの設備がない程度です。

基本的に朝早めに移動し、早めにチェックインして「C-203」などと書かれたサイト番号を確保する。それから遊びに出かけるのが一番良い方法だと思います。チェックインさえしてしまえば移動は自由。チェックインカウンターに何台車が列になっていようが、その横をすり抜けて自分のサイトに直帰。チェックインの際は「何泊するか」「フックアップの種類」を伝えます。ただし、国立公園内のフルフックアップは満杯だと思っていたほうがいいようです。

前日フックアップなしのサイトに泊まった人達が、当日受付開始の8時30分にチェックインカウンターに列を作り、フックアップ付きのサイトに変更をしていました。1週間滞在するのなら並ぶ価値はありますが、2〜3日程度の滞在ならフックアップなしでも全然気になりません。不便なのは「電子レンジが使えない」程度の問題(?)だけですから。大型バスサイズや、トレーラータイプのモーターホームは移動するのが面倒ですが、Cクラスのモーターホームは簡単に移動できますから、遊びに行く前にメンテナンスすれば充分。

国立公園外のサイトには予約できる所もあります。KOAなどの私営業のサイトです。いろいろなアトラクション(乗馬・釣り・ボート・プール・ゴルフ)などの付属設備が付いているところもあります。サイト予約の時に、クレジットカード番号を聞かれることがあります。キャンセルの場合、クレジットから引き落とされるようです。当日中にキャンセルの旨の電話を入れれば、CN$10以下(キャンモアの場合)のキャンセル料で済むようです。


沿線の各所にピクニックサイトがあります。「OH!きれい!」となったら、そこが今日のランチ会場。冷蔵庫から各種ハム・チーズ・サラダ・牛乳を取り出して・・・そう、ビールも取り出したい所なのですが、キャンプサイトに着くまでは、ぐっと我慢。
但し!車内の片付けだけは(屋外も当然ですが)キッチリとやらないと、ブレーキを踏むとコーヒーの入ったカップが・・鍋が・・包丁が・・飛んできますので、片付ける物はキッチリと収納した上で出発しましょう。

写真に写っている河は「ボー河」でして、マリリンモンロー主演の「帰らざる河」のロケが行われた事で有名だそうです。この河ではラフティングをしている人達を多勢見ました。





キャンプサイトにはいろいろなお客様がお見えになるのでありまして・・・
角の大きなエルクはさすが威圧感があってそばに寄るのも怖いのですが
(エルクの後ろに見える建物は、公共のトイレ・シャワー・電話です。)

夕食を食べていると、背後にごそごそ動く気配を感じ、振り向くとメスのエルク(馬くらいの大きさ)が居たり
(以前来たときは、バンフスプリングスゴルフ場のフェアウエーに何十頭と群れで昼寝をしていて、困った事がありましたが。)

定番リスさんは、道路で轢かれてペッチャンコになっていたりで・・・
ホテル宿泊では到底味わえないカナダを満喫できます。

出来れば1箇所に2−3日は滞在し、早めにサイトに戻ってゆっくり食事を楽しむほうが、このような旅には向いていますね。

<上級編>
モーターホームは基本的に車なので(当たり前)、ショックアブソーバー(クッション)が付いています。そのお陰で快適な走行が出来るのですが、これが就寝中になりますと思わぬ逆効果になりまして…。
そう、誰かが寝返りを打つ、誰かがトイレに行く、早起きな誰かが外に出る。その度に車が大きく揺れるのです。慣れないうちはその度に目が覚めてしまいます。もっとも非常に疲れが溜まってきますと、そんな事では起きなくなりますが(笑)。
そこで必要なのが『ジャッキ4本』。そうです車の四隅をジャッキで固定してしまう。快適な居住性を手に入れる事が出来ます。ただ短期滞在者の私たちがそこまでやるかどうかは意見の別れるところ。レンタルステーションで簡単にレンタルできるようであればトライするのも良いかもしれません。


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