旅立ちの日がやってきました
1998年12月30日から1999年1月4日の5泊6日(内車中2泊)の大冒険の始まりです!
30日まで仕事なので前日にトチーと荷物を持ち込み、当日は仕事が終わったその足で
大阪駅へ向かいました。20時40分頃の発車だったと思います。
50分ほど前に駅に着いたのですが、15kg程の荷物とトチーを抱えて買い物をするどころか
トイレにも行けず、ただひたすらホームで列車を待つしかありませんでした。

しばらくして列車が入ってきて、私の乗り込む車両が目の前で静かに停車しました。
あきらかに他の車両と違うデザインが、私の心をくすぐります。そう・・・
贅沢にも個室寝台なんです!
(実は『なは号』の寝台車両は個室も料金は同じ・早いもん勝ちなんです)
個室の理由は乗ってみたかったのもありますが、トチーを抱えているので防犯面を考えてのことです。
(まあ、盗られるとは思いませんが...)

車両中程の二階が私の部屋でした。車内はカプセルホテルぐらいの
広さでしたが、トチーと荷物を入れて私が寝れるスペースは確保できました。
まあ、一泊だけならなんとか我慢できる広さです。
一息ついて「さあ、腹ごしらえでもするか」と、思っていると車内アナウンスが・・・
『この車両には食堂車はありません。車内販売も熊本までございません。』
と、車掌の非情なアナウンスが・・・
あわてて時刻表をめくると、熊本までの途中停車駅の時間はどれも1ー2分程。
しかも時間が遅いので、車内から見るキヨスクはどこも閉店・・・
あきらめきれずに車内を探しに行きましたが、ジュースの自販機しかありません。
駅弁を食べる楽しみどころか、晩飯抜きが決定してしまいました。
しかも、熊本着は7時すぎ・はたして起きれるんだろうか?

さておき、室内は狭いながらも快適でした。エアコン・読書灯・鏡・換気扇・アラーム付時計
コンセント・ナンバーロックなどなど、カプセルホテルそのまんまでした。
ただ、スモーカーの私にとって換気扇はいただけません。
部屋は狭いのに威力はむちゃくちゃ弱いんで
あっというまの霧の中状態。他の部屋の人も扉を開けて吸ってましたね。
快適とは言っても狭い車内、行くところないし腹も減っているので
どうしてもはずせない明日の朝飯GETのために、その夜は早めに寝ることにしました。

Pi Pi Pi Pi・・・ Pi
Pi Pi Pi・・・ 目覚ましの音が・・・
「んー あとちょっと」と、二度寝するわけにはいきません!
目覚めると7時前、無事起床することができました。そして熊本駅のホームに降り立ったのです。

こうして無事に念願の幕の内弁当と、暖かーいお茶をいただくことが出来ました。
昨夜からの飯抜きと、車中から見える海の雰囲気も手伝ってか、とーっても・とーっても美味しかったです!
(家で食べたらそんなことないんだろうけどね・海の家のカレーと同じだね)
それから約3時間後・列車は西鹿児島のホームに到着しました
