古舘節は健在!

2002年4月5日放送

14.6%

第一声は謝罪!

報道ステーションが始まった。アンチ、ファンそして無関心層、

放送業界人はもとより「古舘に後番組は務まるのか」という

視点から多くの視聴者が注目した第一声はなんと謝罪!

「申し訳ありません・・・ スポーツ、バラエティーとやってきた

 んでニュースキャスターじゃありません。」

「コレからニュースキャスターになります。」と頭を下げた。

→実はこれにはTVタックル最後の本の宣伝の土下座謝罪つな

がりじゃないのか!と素直に感心すると同時に、魚の目鷹の目

で見ていたアンチ層に空かしを食らわす見事な一撃となった。

 

運が良かった古舘

古舘は運が良かった。幸いにも今日岡本選手が五輪出場可能と

いう幸いに恵まれた。ただ、初めての中継ということもあり、

少々先走るところもあった。

 

演出手法

ライブ感を演出するため、わざとカメラ目線をはずしたカメラ

ワークが行われていた。またイラク問題では前側の模型に移動

することでライブ感が強調された。

 

じゃあ、河野さん

次のニュースへ入る際、「じゃあ河野さん」という形で次に進む。

この形はあくまで進行に徹していることを意識させる。

 

小泉批判

テロ対策のニュースでは、小泉総理が視察することに何の意味が

あるのかという、疑問提起から始めた。このあたりは見ている視

聴者も感じているに違いない。

 

武内アナに「巻き舌がいい。」

スポーツを担当する武内アナに巻き舌になりそうなラテン系がい

いと評価。やはりディティールにこだわる。

 

熱い修造トーク「日本を変えたい」

とにかく熱い松岡修造だった。教育問題について「間違ったらし

っかり指摘しなきゃ駄目」「負け続けてきたから分かることがある」

とした。スポーツの見方も刺激して変えて行きたいと告白。

五輪について、お祭り騒ぎで「メダル取れ」というだけでなく、

「選手の背景も見る必要ある」と触れ、それぞれの選手のバック

グラウンドも紹介すべきだと熱論。マスコミがはまりがちな底の

薄い報道姿勢を批判しているように思えた。

 

4/34/9までは特設スタジオから放送とのことで、10人程度の

見物人がいたという。全体的にライブ感を強調するものとなって

おり、先輩の名言『できるだけニュース』は無かった。厳選され

たニュースのみを放映する方針か、初日ということからなのかは

不明だ。

 原稿を読まないといわれる古舘氏は自分の言葉で伝えるところ

が新鮮だ。

ニュースというのは決められた形でないということをまず宣言

できたのではないか。自分がメディアであることを自覚し、自己

批判の中で見つめていく確認作業を見せた。

 取材VTRに関しても、あまり字幕過多にはなっていない点も

彼らしさが感じられた。

 

 まずは順調にスタートした。