番組構成再考。

2002年4月6日放送

14.5%

イラク報道消化不良

昨日に引き続き、テレビ朝日特設スタジオの放送。最初の

ニュースは緊迫感高まるイラク情勢からだったが、イラク

国内に存在する人種、思想の違いそして米軍などとの衝突

について説明不足のため、消化不良だった気がした。

 特に位置情報についてはさまざまな地名が早口で飛び出

しており、どの場所かが分からない。それぞれの派や人種

についても前提がしっかり提示されていないと、ニュース

が分かりづらくなる。

番組を見終わってから「とりあえず内戦状態」という印象

しか得られない。明日もゼッタイに続報を行うと古舘氏は

言う。ならば専門家(高橋和夫氏)などの招聘が必要だろ

う。短時間に分かりやすく説明するのはなんと言ってもシ

ンプルな質問とシンプルな答えが必要だからだ。

 コメンテーターである加藤氏は基本的に中国との問題に

詳しいので、やはり中東の専門家を呼んだほうが明快だと

思う。

 

スポーツステーション?

この後はスポーツステーションという発言の後、いきなり

番組が変わったかのようなハイテンションさは番組が分割

したのかという印象を受ける。テレ朝は将来的に番組を分

解したいのだろうか。確かに古舘氏はスポーツ実況出身だ

から分からなくも無いが、あくまで報道ステーション内の

コーナーである域を超えるべきではないと思う。

栗山氏は中日の落合氏の采配について明快な説明だった。

このような分かりやすい解説は見ていて野球が楽しく見ら

れるようになりそうだ。

 

番組構成が変

トップニュース後のCM明け、殺人事件→福田官房長官在

任期間最長→CM→幼児虐待→議員年金廃止→スポーツス

テーション→ニュースという進行だが、特に殺人事件から

福田に飛んだあと幼児虐待を伝えて議員年金廃止という順

は違和感を覚える。社会ネタと国会ネタはそれぞれまとめ

られているほうがよいし、昼ワイドで特集されている年金

問題についてももう少し触れて欲しかった。最後のニュー

スでは数項目あるニュースのうちから古舘氏が選ぶように

なっていたが、せっかく項目がでているのだからそれぞれ

少しずつでいいから触れてもらいたかった。肝臓がんの生

存率に関してはトーキングブルース並みの饒舌から天気予

報への流れが爽快だった。

 

初回はご祝儀的な要素も見る側にあったが、二日目からは

ニュース番組としての真価が問われると思う。同時間帯で

退屈なニュースを流し続けている某NHKに撤退を余儀な

くさせるだけの、分かりやすくインパクトあるニュース番

組になればよいと思う。NHKが役所的、官僚的なニュース

の卸売業とするならば、報道ステーションはニュースの小

売業であってほしい。客のニーズを的確に捉え、表現し、

なるほどと満足を得る行為の繰り返しこそが、世の中にフ

ィードバックをしていくものになるのではないかと思う。