初の特別体制

2002年4月8日放送

未確認

イラク内邦人拘束で特別体制

 邦人3人拘束でオープニング映像はなし、テレビ朝日報

道スタジオからの放送となった。中東の専門家として高橋

和夫氏を招聘しイラク情勢について聞いた。高橋氏は「ソ

フトターゲットを狙ったことに(政府が)衝撃を受けたこ

とに衝撃を受けた」とし、政府のイラク政策に対する甘さ

を指摘した。

 また、モスクを破壊したことについて「宗教的配慮が足

りない」としてアメリカ軍を批判した。

 犯行グループについてはシーア派の可能性は少ないとし

た。

番組ではアルジャジーラテレビの映像を繰り返し伝え、

邦人が捕らえられている様子を放送。3人はどのような

人物かについて説明。

 高橋氏は「政権移譲を早期に行い、イラクの民主化を行

うというが、どのような形で政権移譲するのかということ

について答えない」と指摘した。

 20分からは福田官房長官の会見を中継で放送。アルジ

ャジーラの映像との2画面構成だった。

 福田長官の会見について高橋氏は「福田さんの父は人の

命は地球より重いと言っていた」とし、福田氏の記者会見

での「撤退しない」という決め付けた発言について批判し

た。

 古舘氏は劣化ウラン弾の「劣化」という言葉はおかしい。

放射能汚染はあるのだから劣化という表現で緩やかに思わ

せるのは間違ってるのではないかとした。

 また、政府の対応について「決めるときは決めて欲しい」

として、明快な決断するをする必要があるとした。

 

スポーツは短縮

 復帰後初の徳永アナは特設スタジオからの放送となり、場

所が分離されることになった。緊急事態なので仕方はないが、

スポーツは逆に10分に要点が集約されており、よくまとめ

られていた。徳永アナの個性が発揮されるのは来週以降だろ

う。

 

イラク問題の明解な解説を。

 特別体制のため10分拡大し、報道スタジオからの放送とな

った。今回の事件は単なる誘拐事件ではなく、日本として私た

ち国民がどう考え、どう判断するのか主権在民国家として最も

重要な問題である。

この問題について報道は判断材料を提供していく必要がある

ので、イラクの模型などを用いた地理的な解説、イラクの歴史、

イラク内の部族、宗教などの基本状況、湾岸戦争からイラク戦

争開戦までの経緯、イラク戦争後の状況、イラク特別措置法な

ど多くの情報を分かりやすく解説しなければならない。今日の

放送では放送直前であったため準備も満足ないのは分かるが、

明日以降は明解な解説を期待したい。

 

古舘氏は焦らずに。

 今日の放送では中継相手に先走ってしまい、相手の声をかき

消すこともあったが、事前のセッションなどを通じて中継先と

うまくコミュニケーションが取れると良いと思う。焦らず、冷

静に伝えて欲しい。

 

 今日は情報不足ということもあり、スタジオでの高橋氏との

やりとりが中心となったが、準備時間もある明日はVTRや模型

やフリップを用いて高橋氏とのやり取りの中で多角的で明解な

イラク問題に対する解説が欲しい。そうすることで主権在民と

しての私たちが判断する材料を得ることができると思うからだ。