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家族に何を聞く? |
2002年4月9日放送 |
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未確認 |
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一体家族に何を聞く? 開始直後一時古舘氏の音声が出ないトラブルがあった。 人質3人の家族を呼んでのインタビューであるが、一体何 を伝えたかったのか分からない。3人のVTRで5分、ラ イブで10分、拘束後の動きについて9分のVTRそして スタジオに戻って7分の報道を行った。 一体これだけの時間を費やす必要があったのだろうか。 被害者家族に聞いたところで、早期開放を懇願する以外に ないし、それを直接出来るのはアルジャジーラだけである。 国内の誘拐事件ならまだしも、イラクのテロリストによ る犯行について家族が話したところで視聴者の思いと一緒 なのではないか。それを再確認しろということか。そうい う放送はNews23だけでたくさんだ。 その後の犯人グループについての報道は大画面や模型を 用いていて比較的分かりやすかった。 NGO関係者に聞く意義 NGO関係者に今回の事件について聞いた。近い立場の 人間に話を聞くことはそれなりの意義があったと思う。 イラク問題の真相を忘れるな 古舘氏はNGOの中継の返しでイラク問題の経緯について は忘れずにフォローするという。昨日も触れたがこの問題は イラク戦争前からどのような流れによってこのような悲劇に つながって行ったかということが今の状況を考えるのに最も 重要なことなのである。 CM明けのフォローとも取れる藤原氏とのやりとりは良か った。「いらない戦争」という言葉が印象的だ。いろいろな 戦争を仕組んできたアメリカが甘い希望的観測を持つことで 今回も踏み切ってしまい、モスクを攻撃してしまう。 いずれにしても引く勇気がないアメリカはまた最悪の事態 を引き起こしているのだ。 また、藤原氏は小泉氏の戦争賛成したことの大義、自衛隊 派遣についてしっかりと考えていたのかという点、現場にい る人間は死ぬがブッシュも小泉も死なないという発言も飛び 出した。 政策転換をしないとイラクは好転しない、イラク人の民主 化を実現する必要があると結んだ。 それでもスポーツをやるのか 同じスタジオでやるのは配慮が足りない気がする。 今週はイラクで邦人拘束と衝撃的なニュースが発生したが、 番組開始直後ということもあってゴタゴタ続きであった。 番組の独自性、スタンスがはっきりしないとこの傾向から 抜け切ることは出来ないだろう。それには今視聴者にとって 何が必要であるかを、他の番組との比較ではなく自分たちで 考えることだ。絵的に家族を使ったほうがというような変な 業界意識を捨て、何が本当に伝える必要があるのかをもう一 度問い直す作業の中に真理があると思う。 |
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