独自性光る。

2004年4月12日放送

未確認

心機一転

新しいセットからの放送。

 第一声「アメリカのとばっちりを受けている」を古舘氏。

「力で押さえつけるのはやめてほしい」と意見表明した後、

番組を始めた。

 

メリハリの利いた構成

 先週とうって変わってかなりメリハリの利いた構成になって

いる。各所との中継も要点を集約した形になっており、分かり

やすい。

 

アルジャジーラ取材で独自性

他の番組がやらないであろう、アルジャジーラに直接取材を

行い、どんな対応をしたのかという非常に重要な取材を行った。

 日本人拘束の映像の取り扱い、犯人側に利用されているの

ではないかという長野氏の問いに対し「アルジャジーラは報道

機関であって、政治的な役割ではない。開放に役立てればうれ

しい。」とした。

 事前の打ち合わせにない、仲介者の暴走について、アルジャ

ジーラ内ではショックを受け、聖職者協会による訂正報道を

を急遽行った。このためアルジャジーラの報道に過剰反応する

のは危険だとした。

 また、長野氏はアルジャジーラからの感触として、非常に人

質問題について熱心に対応しているとした。

 「僕たちはプレーヤではなく、ニュース価値のあるものを冷

静に伝えてるだけだ。」とアルジャジーラ。一方で唯一のコンタ

クトチャンネルと見られている中で自分たちが役に立てばとい

う思いだという。

 

すべてはファルージャから

 放送大学の高橋和夫氏を呼んで、ファルージャ問題について

聞いた。

虐殺された米国人の報復として集中的に行われている攻撃そし

てモスクの破壊は関係のない市民など600人以上を巻き込み、

対立軸であるシーア派・スンニ派双方を結束させた。高橋氏は

「インターネットではファルージャで殺された赤子の写真がい

っぱい載っていて、子供を殺している」「一つの街を包囲して

しらみつぶしにするのはナチスのユダヤ人ゲットーを包囲して

やっていることを思わせる。アラブ人の目には正当性は見えな

い。」とした。

 古舘氏は言葉の魔として「掃討作戦、掃討?人間扱いしてな

いじゃないか!」とした。私たちも報道で何気なく聞き伝わっ

てる表現も、よくよく考えるとその行為を行っている人間の都

合のいい言葉に置き換えられている恐ろしさを感じた。

 CM明け、古舘氏は「イスラエルがパレスチナに入っていく

のと同じようにに入って行ってる」と高橋氏がCM中に話した

ことを伝えた。私もそのとおりだと思う。

 

テロに屈しない?

 「テロに屈しないという人は、自分は死なないという全体で言

っているのでは?」と古舘氏が疑問提起。

私もそう思う。テロというのは見えてないからテロであり、テロ

を予防することはできてもテロと戦うことは出来ない。どこから

でも攻撃でき、どこへでも逃げられるテロ集団とは本当には戦う

ことができないのだ。日本でテロが起きると思っていない証拠、

だからテロについて考えたことがないから安易に言えるのだと思

う。

 

のぞき問題も取り上げ

 植草容疑者逮捕のニュースを取り上げ、興味あるニュースも報

道した。

 

スポーツ短縮宣言は良い。

このような状況だから配慮してこうですと最初に宣言すること

により、事態が解決した際には思いっきりスポーツを見たいとい

う気持ちになれるのではないか。全体で15分、最後の高津選手

の特集は面白そうだ。

 

 メリハリの利いた番組構成と、独自性の発揮。他の番組にない

ような新しい報道番組がスタートした気がする。今日は非常に見

ごたえのある凝縮された内容だった。古舘氏の本質を探ろうとす

る姿勢は、ノースタンスのキャスターばかりの中で驚異的だ。

明日はどのような放送になるのだろうか、期待できそうだ。