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資料:「法大弾圧救援会」のビラ



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無実の学生29人を釈放しろ

※これは、3月18日に日比谷野音で開催された「ワールドピースナウ反戦集会」でまかれていたビラだそうです。まっぺんさんが手打ちでテキスト化してくれました(四トロ二次会掲示板にて)。ご尽力に感謝申し上げつつ転載させていただきます。また、写真はムキンポさんのサイトからお借りしたものです。

3.18ワールドピースナウ反戦集会

看板・ビラ禁止に抗議しただけで逮捕
戦争と改憲に向かう政治弾圧許せない

29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会
東京都港区新橋2-8-16石田ビル4階(救援連絡センター気付)
電話 090-4812-7003 FAX 03-3591-3583
E-mail:houdaikyuuenkai@yahoo.co.jp
◎カンパをおねがいします/三菱東京UFJ銀行 錦糸町駅前支店 普通預金 3520695 法大弾圧救援会

◆看板とビラの禁止に抗議してデモをしただけ

 法政大学で3月14日昼、大学内での立て看板とビラを禁止する通達に反対する学生29人が「建造物侵入」と「威力業務妨害」というまったく事実無根の理由で全員逮捕されました。29人は、「立て看板とビラの禁止」に抗議して大学周辺のデモを終えた後、キャンパスで「立て看板の規制をするな」「ビラまきの自由を守れ」と訴えただけなのです。その学生に200人の私服警官が襲いかかり、殴る蹴るの暴行を加えたあげく、全員を連行したのです。

 3月15日付の毎日新聞は、「29人は直前に大学周辺でデモを行っていたが職員が看板を撤去しようとすると『やめろ』などと怒鳴って正門からキャンパスに侵入した」と報じています。「やめろ」と言って学内に入ってなぜ逮捕されるのか。まったく無実の学生を警察は暴行し、連行したのです。

 学生の言論・表現活動を認めない「立て看板とビラの禁止」に抗議の声をあげるのは学生として当然の行動です。しかし、法政大学と警察は、ビラや看板の禁止に反対する学生を問答無用で逮捕し、ビラの配布や看板の設置などの言論・表現活動を禁止しようとしているのです。狙いは、憲法改悪に反対するなどの学生の政治的な活動を根絶やしにすることです。「政治活動をしている」「改憲に反対」が逮捕の理由なのです。

 この弾圧は、自衛隊の官舎に反戦ビラを入れたとして住居侵入で逮捕された事件や、社会保険庁職員が政党機関紙を配布して国家公務員法違反で逮捕された事件、「日の丸・君が代」ビラまき逮捕など一連の言論・表現の弾圧事件と同じです。また現在国会で審議中の共謀罪法案(実際には何もしなくても団体が「犯罪」の相談をしただけで罪に問うという法案)や、今国会に提出予定の憲法改正国民投票法案(公務員・教員・在日外国人の運動や意見の表明が禁止される)の先取りの政治弾圧ではないでしょうか。

◆法大当局と警察による計画的な逮捕

 法政大学の学生とその呼びかけで集まった他の学生がキャンパスに入ることのどこが建造物侵入なのでしょうか。自分の大学に入って逮捕されることがあるのでしょうか。また「業務妨害」と言いますが、29人は言葉で抗議していただけで実力行使はまったくしていません。共同通信は「看板の撤去作業を妨害したので110番した」と報道しています。まったくのウソです。

 そして驚くべきことにフジテレビのニュースで29人が逮捕される瞬間の映像が流れました。警察は逮捕することをあらかじめフジテレビに知らせていたのです。そうでなければこの場面は撮影できません。法政大学と警視庁があらかじめうち合わせ、200人もの私服警官を待機させ、誰がどう見ても逮捕されることなどまったく何もしていない学生におそいかかって逮捕したのです。この逮捕は完全に計画的な政治弾圧なのです。

 今回の「事件」は大学の要請や通報がなければ成立しません。驚くべきことに法政大は、学生29人を警察に売り渡したのです。いまや法政大学は警察と癒着し、いわば「治安維持法」が大学の法律になっているのです。

◆特攻警察やナチスのような権力犯罪

 いま「白バラの祈り」という反ナチスの活動とメンバーの処刑を描いた映画が日本で公開されています。「白バラ」グループの主人公ゾフィーはミュンヘン大学の学生です。兄のハンスと、大学でナチス政権打倒を呼びかけるビラをまいたところを通報され、ゲシュタポに逮捕され、1日だけの裁判で死刑となる話です。

 また法政大学は戦時中に、哲学者の三木清(治安維持法で獄死)を大学から追放し、中国侵略を研究する大陸部を設置し、5・15事件にも関わった大川周明を学部長にして、多くの学生を学徒出陣に追い立てました。

 こういう話が遠い過去の話ではなく、法政大学では現実の話になっているのです。法政大学と警視庁は歴史に残るような深刻な犯罪に手を染めているのです。自衛隊がイラク戦争に参加し、自民党が新憲法草案を発表して、9条改憲が狙われている中でこのように言論・表現の自由を圧殺し、大学自治を投げ捨て、戦争や改憲に反対する政治的運動を禁圧することを狙った政治弾圧は絶対に許されません。私たちは29人の学生を直ちに釈放することを要求します。

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◎法大弾圧救援会呼びかけ人
吉川経夫(法政大学名誉教授 刑法学者)/葉山岳夫(第二東京弁護士会)/大口昭彦(第二東京弁護士会)/一ノ瀬敬一郎(第二東京弁護士会)/伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会もと委員長 学生会館学生連盟もと理事長)

◎賛同人
浅野建一(ジャーナリスト・同志社大学教員)/小田原紀雄(日本基督教団羽生伝道所牧師)/萩尾健太(弁護士)/佐藤昭夫(早稲田大学名誉教授)ほか多数 (敬称略)

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法政大学での弾圧事件に抗議する有志一同
連絡先:アッテンボローまたは草加耕助まで