資料:大学で抗議すると逮捕される時代
大学で抗議すると逮捕される時代(つぶやき手帳)
14日法政大学構内において、立て看板設置やビラ撒きを規制する大学当局に対して抗議の声をあげた学生29人が、警視庁公安部の刑事ら200人によって逮捕されました。
大学周辺をデモして再び構内に帰ってきたところを逮捕!です。
ニュース映像はその一部始終を最初から映していました。
ということは、大学当局は当初から学生の逮捕を想定して、あらかじめ警察に相談しておき、報道機関を呼び込んでいたのですね。
知っている人は知っていますが、法政大学は中核派全学連の拠点校です。逮捕された学生のなかには多くの同派活動家も含まれていたでしょう。おそらく大学当局の狙いの中心はそこにあったと思います。
しかし中核派だからといって、それだけの理由で逮捕されてしまっていいんでしょうか?
「過激派」なら逮捕されてもしょうがない、ということでしょうか?
デモやシュプレヒコールで抗議の意思表明をしたことで逮捕されたのです。大学当局側の言い分は「建造物侵入」と「威力業務妨害」です。警察発表では「大学側が立て看板の撤去作業をしていた際、活動家らが抵抗したためトラブルになったらしい」とのことですが、学生が大学職員を殴りつけたとでも言うのでしょうか。
ただただ「中核派」を排除したかったのでしょう?立て看板や情宣活動のない墓場のようにキレイで静かなキャンパスにしたかったのでしょう?
そのためには警察権力を大学に入れ、「逮捕」して、身体拘束することも辞さないわけです。そういう事態になることを最初から計算していたのです。表現の自由を最も尊ぶべき大学が。
新左翼運動は昔日の面影なんか全然ありません。昔に比べて弱くなってきたから、しかも自分たちの力ではなしに、外の力を借りて弾圧ですか。かつて内ゲバ殺人が横行していたとき、大学は何をしていたのでしょう。
「過激派」の報復を恐れていたのでは?いまはそんな心配もいらなくなってきたから、安心して弾圧できるのでしょう。なんて安直で脆弱な精神でしょうか。学問の自由を、生命の安全を守ろうとする気概なんて、どこにもないのです。
革マル派の影に怯えていた、我が出身の早稲田大学と同様です。
もはや大学という場所は、学生証を持った「会員制高級クラブ」のメンバーしかキャンパス内に入れない、そんな一営利企業の敷地になってしまいました。
そう、「許可」のいる「学問の自由」「表現の自由」になったのです。
そんなところで学生はいったい何を身につけるのでしょうか。
肝心なときに沈黙する学問って、いったい何なのでしょうか。
アッテンボローさんのブログに掲載されている法政大学への抗議要請文に賛同いたします。
(原文はこちらです)
| 法政大学での弾圧事件に抗議する有志一同 |
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| 連絡先:アッテンボローまたは草加耕助まで |