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資料:不当逮捕された学生を全員奪還



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不当逮捕された学生29人を全員奪還の大勝利!(中核派全学連)

3月25日(土)、われわれは、3・14法政大弾圧で不当逮捕された学生29人全員を不起訴で奪還した。10日間にわたる29人全員の完全黙秘・非転向の闘いと、全国から寄せられた支援と激励、そして警察と法政大学当局に殺到した抗議の声が実現した大勝利だ。
今回の大弾圧に対して、救援活動に尽力してくださったすべての方々に、心からお礼申し上げます。

■「建造物侵入」「威力業務妨害」は100%デッチあげ! 警視庁と法大当局の違法性・不当性は満天下に暴露された!

 29人全員奪還の勝利の地平の上に立って、あらためて警視庁と法大当局を徹底弾劾する。
 3月14日、法政大キャンパスに集まった29人の学生は、正午から法政大学当局によるビラ・立て看板規制に反対するデモを行い、再びキャンパスに戻り、「憲法改悪阻止」と大書された立て看板の強制撤去に対して、抗議のシュプレヒコールをたたきつけた。今後キャンパスでのビラまきは一切禁止、立て看板も大学当局が許可した内容・大きさ・場所でなければ認めない、違反した場合には撤去費用を請求するなどという一方的な通告、言論・表現の自由の侵害に対して、法大生、全国学生が抗議するのはあまりにも当然だ。

 ところが、法大当局は、この正当な抗議を「建造物侵入」「威力業務妨害」などとデッチあげ、現場にいた安東学生部長は、何と公安刑事に向かって手招きし「今がチャンスだ。逮捕しろ」という合図を送っていたことが明らかとなった。そして、この安東の合図とともに、200人もの公安刑事が大学キャンパスに一斉に突入し、29人全員を逮捕・連行していったのだ。

 これは、警察と法大当局が計画的に仕組んだ前代未聞の政治弾圧、学生運動弾圧だ。法大当局は、ホームページ上で「やむなく警察に110番通報した」などと主張しているが、まったくの大ウソだ。ふざけるな! お前らの弁明など、誰一人として信用していない。だいたい110番通報から1分も経たないうちに、200人もの公安刑事が現場に集結することなど不可能だ。
 しかもなぜ、法大当局は、その気であれば午前中にでもやれたはずの立て看板撤去を、あえて学生がデモから戻ってくる時刻にぴったりと合わせて開始したのか。それは、200人の公安刑事をあらかじめ待機させ、デモから戻ってきたところを逮捕するというシナリオを描いていたからだ。
 さらに、当日は、なぜかフジテレビだけが正門前でカメラを構え、逮捕の瞬間を撮影し、夕方5時の全国ニュースで報道した。警察が学生の逮捕をフジテレビにあらかじめ知らせていたのだ。
 事実は、3月14日のずっと前から、警視庁と法大当局が打ち合わせを繰り返し、デッチあげ逮捕のシナリオを「綿密に」作成していたのだ。だが、奴らは完全に墓穴を掘った。言論・表現の自由の侵害に対する労働者・学生の怒りを完全になめきっていたのだ。ことの真相は、いずれ明らかになるであろう。われわれは、今回の弾圧の首謀者を絶対に許さない。

 憲法改悪に反対するビラや立て看板が大学当局によって禁じられ、それに抗議の声をあげたら逮捕する。まさにこれは、今通常国会に上程が狙われている憲法改悪国民投票法案の先取りであり、この国が戦争前夜にあることを告げ知らせる大弾圧だ。その陣頭指揮を執ったのは、安東学生部長であり、平林総長だ。われわれは、こんな腐りきった連中が法大に居座っていることを絶対に許さない。改憲阻止300万ゼネストの大爆発の中で、3万法大生とともに必ずや平林=安東体制を打倒する。

■3・14法大弾圧は全国の労働者・学生の怒りに火をつけた

 この前代未聞の政治弾圧は、全国の労働者・学生の権力に対する怒りに火をつけた。3・14弾圧の翌日には、「29人の学生を釈放しろ!3・14法大救援会」が設立され、29人の学生の釈放を求める賛同署名が、1週間で900を超える個人・団体から寄せられていった。

 JR市ヶ谷駅、飯田橋駅の駅頭では、連日、多くの労働者・学生が即時釈放を求めるビラ配りに決起し、賛同署名は全国の街頭で、集会場で、職場で、学校で、教会で、メールで、どんどん拡がり、取り組まれていった。JR市ヶ谷駅でのビラまきでは、「逮捕されたのは中核派でしょ?」という労働者に対して、別の労働者が「そんな問題じゃない。こんな言論弾圧を許していたら、大変なことになる」と声をかけ、最後は2人とも署名・カンパをしていくといった光景も見られた。インターネット上でもかつてない規模で、さまざまな個人・団体が自主的に抗議声明や賛同運動を取り組んでいった。

 さらに法大の教授の中からも平林−安東の独裁と言論弾圧に対する怒りの声がたたきつけられていった。「3・14法大救援会」には、「『自由と進歩』を標榜する法大キャンパス内で、言論の自由を圧殺しようとする一連の規制も、ついに警察権力導入という他力本願に堕した…『法大死す』を懸念する」という法大教授からのメッセージも寄せられた。また不当逮捕の翌日には、法大の第一文化連盟、第二文化連盟、学生団体連合が平林総長、安東学生部長に抗議文を突きつけた。警察と大学当局には抗議電話やFAX・メールが殺到した。3月24日の法政大学卒業式でも、多くの教職員、卒業生が母校で起きた前代未聞の言論弾圧に驚き、疑問と抗議の声を平林や安東にぶつけた。

 こうした労働者・学生の怒りの決起の拡大の中で、24日午後には勾留理由開示公判が東京地方裁判所で行われた。弁護士の鋭い追及の前に、裁判官は勾留理由をまともに答えることもできない。最後には、逮捕された学生と傍聴者が、法廷内で握手を交わし、肩をたたき合った。裁判官は止めることもできない。デッチあげ弾圧の虚構が完全に暴かれ、国家権力の「権威」「支配」が崩れ去った瞬間であった。

 こうした全国の労働者・学生・市民の怒りと行動によって、29人の釈放は実現された。闘えば勝てる! 団結を固めて闘えばどんな弾圧もうち破れる! 小泉なんか絶対に打倒できる! ということだ。このことを本当に確信できる大勝利だ。

■釈放された法大生を「自宅謹慎処分」とした平林総長を打倒しよう!

 われわれ全学連は、今回の弾圧粉砕の勝利をバネに、憲法改悪国民投票法案を粉砕する全国学生300万ゼネストに一路ばく進することを宣言する。
 激突はすでに第2段階に突入している。警察と共謀して不当逮捕を導いた法大当局は、その違法性・不当性が暴かれ、学生が釈放されてもなお、弾圧の手を緩めていない。平林総長は、釈放前日の3月24日付で、逮捕された法大生に対して「教授会での議を経て、正式な処分決定があるまで、自宅謹慎を命ずる」などという不当処分を出した。「逮捕」されたことを理由にして「自宅謹慎」だというのだ。
 平林はどこまでも腐っている。文字どおり、小泉政権の手先、戦争と改憲の先兵として、闘う法大生に敵意をむき出しにしている。法大生の不屈の意志と闘いに心底恐怖しているのだ。

 おい、平林よ! 学生逮捕の違法性・不当性が満天下に暴かれ、29人全員が不起訴で釈放された以上、裁かれるべきは、違法な逮捕を強行した警察と、学生を警察に売り渡したお前たちの方だ。何が「自宅謹慎」だ、平林! 「恥知らず」とは、まさにお前のことだ。お前こそ謹慎しろ! 即刻辞職しろ! 法大から即刻出ていけ!

 全国の労働者・学生のみなさん、これまで以上に、法大当局に怒りの抗議を集中しよう。法大生への不当処分攻撃を絶対に粉砕しよう。06年改憲阻止決戦・国民投票法案上程阻止の大決戦に立ちあがろう。

■釈放された法大生を「自宅謹慎処分」にした平林総長−法大当局に抗議の声を!
 法政大学学生部 【電話】03―3264―9471
         【FAX】03―3264―9598
         【メール】gakusei@hosei.ac.jp

■29人への弁護士接見費用などで、約200万円の救援費がかかっています。引き続きカンパへのご協力をお願いします。
 振込先: みずほ銀行 飯田橋支店(店番号061)
      口座番号(普)2241872 口座名義 「全日本学生自治会総連合」

原文はこちらです

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法政大学での弾圧事件に抗議する有志一同
連絡先:アッテンボローまたは草加耕助まで