*の語の意味
差別化
差をつけること
個食
一人で食事すること
希薄化
薄くなること
離合集散
離れたり集まったりすること
郷愁
ふるさとを思い出し、なつかしく、物悲しくなること
釈尊
お釈迦様
接点
交わる点、合わさる点
類推
似ている点をもとにして、ほかのことを推し量ること
お山
法生寺
合を願い法を求む
個性の時代、独自性、*差別化、*個食など、お互いを切り離す言葉が氾濫します。現在は、人と人、人と物との関係が、*希薄化しています。ばらばらになることは、望ましいことなのでしょうか。どうも、人々は、心の底ではそれを望んでいないように見えます。*離合集散と言いますが、離も散も、何か寂しい悲しい雰囲気が漂います。実は霊界も、分裂を繰り返してきました。右と左へ、正と邪へ、火と水へ、さまざまに分裂しました。それぞれの主張があり、主義があって、分かれたのです。分かれれば、同じもの同士、一体になるはずでした。しかし、その内部に、また対立が生まれます。はるか昔を*郷愁のように思います。離れないほうが良かったのではないか、分かれないほうが良かったのではないか。でも、もうここまで来てしまった。いつか、元に戻りたい、一緒になりたい、そう願って、私たちは、合掌します。違いを言い立ててつぶしあうより、違いを生かしあう道があったはずです。気ままな孤独より、認め合う連帯もあったはずです。右の手と左の手に、結合の思いを乗せて合掌します。
そして、祈る。
祈りは、永遠とつなぐこと。この宇宙の誕生に、物理的法則があったように、太古から存在する大いなる法があります。*釈尊が悟ったこの法に通じることを祈ります。人はすべて、たくさんの縁そしてしがらみを背負って生きています。絡み合った糸の中から、確かな道を選ぶことは、容易なことではありません。手にしている糸は、真理につながっているのだろうか。もっと良い選択があったのではないか。しかし、前は見通せません。足元は、ふらついています。他人の選択は、お互い様で、当てにはなりません。だから、しがらみのジャングルから、大いなる法に*接点を求めるのです。求めるのであれば、その祈りは、法に通じます。なぜなら、太古の昔から、もともと存在していたものだからです。合掌し祈るとき、求めたものには、秩序がもたらされます。ジャングルに光が差し込みます。前方が、わずかではあっても、見え始めます。そして、その秩序は、ゆっくりと外に広がります。だからこそ、法なのです。*お山には、御法があります。法に通じる合言葉です。また、法華経があります。釈尊が教えてくださいました。分裂を繰り返すうちに、何が正しいか何が大切なのかが判らなくなってきてしまいました。勝手な思い込みや、安易な*類推が真理をおおいかくします。合を願って、合掌しましょう。法を求めて、祈りましょう。お願い事をしてもかまいません。通じようとする思いが大切なのです。
合掌そして祈り