信仰
1信仰という道
2 お山の信仰 
3 お山の慈悲
4 合掌そして祈り
5 挫折と向き合う
 閉塞を見据える
6 思いは通ず
 祈りは届く
7 この世の実体を
  知ろう
8 億年の因縁 皆帰妙法
9 唱えることの意義

法生寺
1 花のように お知らせ
2 法生について 地図
3 法生寺内地図・留心   
4 年間行事・月例行事
・お札


心と人生
1 自由に生きる
2 判断基準と優先順位
3 占いと霊視
4 前生と今生

5 神霊と私たち

6 心の修行

7 理想の社会

8 小さな幸せ

9 執着と向き合う

10 中道 偏らない心

11 メメントモリ 
 死を忘れるな
12 時空を超えて
 神からの俯瞰

13 霊界と顕界

14 法界縁起 一即一切

15 憑依と除霊そして霊障



信仰体験
1 此経難持 義父を偲ぶ
2 霊格の差を思い知った私
3 前世は剣岳の修験道
4 信仰で心に平安が
5 予知夢そして火災
6 囚われた霊を救え

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 小さな幸せ

 夏の木陰、ひと吹きの風に、幸せを感じたことはありませんか。急な雨、ぬれるのを覚悟で歩き出し、思いがけない雨のやさしさに、ほっとしたことはありませんか。順番を待つ客同士、いつの間にか打ち解けて、会話が弾んだ経験はありませんか。寒風の中、ほのかに香る沈丁花。ベランダをチュンチュン跳ねる子雀の姿。ごく当たり前の、何処にでもある日常ですが、その場所にいられる小さな幸せを、ふっと感じさせてくれます。ベビーカーから笑いかける赤ちゃん。近づいてきたイヌとの、手と手のコミュニケーション。駐車場に居合わせ、共に見とれた沖の夕陽。手をつなぎあう父子。微笑を浮かべ、無言で歩くカップル。はじける笑顔、ふざけあう女学生。見ているだけで、心が温かくなります。お金をかき集め、物に取り囲まれ、人の注目を浴びる。それだけが、幸せというわけではありません。幸せの形は、実に多様です。今日の糧も乏しいアフリカの子ども達が、なぜ、あんなに明るいのか。誰もが不幸と思える状態でも、人間は、幸せを感じることができます。こんな惨めな思いをするなら、死んだ方がましだ。いえいえ、そうでもないのです。こんなに頑張っているのに、なぜ、幸せになれないの。確かに、物はあったほうがいいですが、無くても不幸とは限りません。小さい頃の夢は何でしたか。こうしたい、ああしたいと、様々に夢見たことでしょう。夢見るだけでも幸せだった、そう思いませんか。幸せの形を決めすぎるところに、一つの不幸があります。ベッドに縛り付けられた状態でも、幸せを感じることはできます。処刑を待つ死刑囚にも、幸せはやってきます。心の問題なのです。財の多寡を競う必要はありません。能力の優劣も競う必要はありません。にわか雨を恨むのか、楽しむのか。身近の生き物を邪魔にするのか、いとおしむのか。周囲の人を無視するのか、温かく見守るのか.。心のあり方で、違って見えるのです。今いるこの場所も、何処にでもある平凡な場所かもしれません。でも、青空があり、風が吹きます。周りにいて、常にふれあうのは、これといって素晴らしいものを持たない人達です。でも、そこにいて、同じ時を過ごしているのです。今、ここにいられる幸せ、そして、時を共に過ごす幸せ、そういう小さな幸せもあるのです。