Miscellaneous Movies




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本当によい映画は少ない。そう信じてきたんだけど、実はどうでもよかったり・・・
とりあえず文句ばっかり書いてます。でも本当はトム・クルーズが出演していればなんでもいいみたいです。
タイトルを英語で書いてある作品は、アリゾナで観たものです。日本語で書いてある作品は日本で。

 

Title

 

マイノリティ・リポート

イングリッシュ・ペイシェント

キャッチミー・イフユーキャン

戦場のピアニスト 

オーシャンズ11

ショコラ

千と千尋の神隠し

スウィートノヴェンバー

The Rainmaker

Career Girls

Saving Private Ryan

A Map of the World

The Englishman Who Went up a Hill But Came down a Mountain

Out of Africa

Little Buddha

Shakespeare in Love

Dying Young

Midnight Express

When Harry Met Sally...

Charlie's Angel

The Rock

American Beauty

In the Name of the Father

Rush

(なんとなく、点数をつけてみることにしてみた。5つ星が最高。1つが最低。) 


 

マイノリティ・リポート ★★☆☆☆

 

トム・クルーズ主演。監督はスピルバーグ。私の感想としては、期待外れ。でも、うーん。この程度ならば許せるのかもしれない。というのも、私はこの数日前、高速バスに乗っていて、そこで邦画の「いざかや幽霊」という映画を観たんだけど、この映画の映像構成とか展開といったものに比べれば、マイノリティ・リポートのほうがまだマシだと思ったりもするから。さてさて。

 

この映画はポストモダンだとかいってるけど、わたしにはどこがどうポストモダンなのか全然わからない。ポストモダンが近未来っていう意味でなら分かるけど、そんなわけないし。

ポストモダンは近未来だ、なんていう意味だとしたら・・・(例:わぁ、あの建物ってポストモダ〜ンだよねぇ。)っていうか、ポストモダンって、Post-だから文字上はクロノロジカルな意味が入っちゃってるけど、意味上は反クロノロジカルなものがあると思う。

ポストモダンの詳しい定義なんて知らないけど、少なくともクロノロジカルに言うのであれば、それがモダンから派生したものだということだけに留めたほうが良いような・・・つまり近未来だとか新鮮だとか目新しいとかという意味で使うと、混乱を助長させちゃうような。

システム。

マイノリティー・リポートの世界の、犯罪予防システムはポストモダンなものであるというよりは、むしろ形而上学的なものだと思ったり。

というのは、一見、アガサという予知能力者(=神)を手懐け、人間が人間を支配するんだけど、それでも人間がそのシステムから抜け出すことができない。抜け出すのではなくて、誤魔化すことしかできない。ここまでなら、なんとなくポストモダンのように一見、見える。

マイノリティー・リポートにおいて、システムは完璧で、未来が狂うことはない。したがってシステムが問題なのではなく、ミスが起きるのはシステムを動かす人間のほうなのだ。神は神であって、それを動かす(解釈する)人間が常に間違える。

だから、この映画の中でのシステムは、それ自体人間が作り上げたものであるにもかかわらず、それに無自覚にも絡め取られてしまって、それに絡めとられてしまっていることすら無自覚である、というようなものではない。

そういうものではなくって、あくまでも神様が交通整理する中で、神様の目を誤魔化す程度(これをシステムからの逸脱とは言えない。)でしかなく、パノプティコン的な見地(外部)を設定するという、形而上学でしかない。

これはシステムじゃなくって、ただの盲信だと思う。もしかしてそれか、キリスト教をシステムと呼ぶのだろうか。

マイノリティ・リポートっていう映画は、よくある近未来話の再生産でしかない。もしくは近未来に場所を移した懐古主義、もしくはキリスト教の陰謀。

トム・クルーズもあんまりかっこよくなかったし。

 

 


 

イングリッシュ・ペイシェント ★★★★★

俳優さんや女優さんの名前、全て忘れました。ウィレム・デフォーとジュリエット・ビノシュが出演していたのは分かったのですが。

劇場公開はもう6,7年前だと思うのですが、私はこの映画を観ていなくて、ずっと気にかかっていました。うーん、面白かった。

いくつか面白い点があったんだけど、まず一つに、砂漠というモチーフ。私的にはこの砂漠っていうモチーフが一番重要なのかなぁと思う。砂漠が女性の肉体美を示唆していたり、全てを飲み込んでしまう獰猛さや、なにものも寄せ付けない不毛さ、どこでもない場所のようで、そうでもないところとか。

主人公が砂漠の地図を作っているっていう設定は、絶妙だと思う。つまり、砂漠に線を引くというマップメイカーという、微妙な状況とか。

これに関連して、ナショナリティーというものが問われたりする。国籍という問題について、いくつかの視点から描かれている。

戦争における国籍の問題とか、恋愛における国籍とか。

地理的にもアイデンティティにも、国籍という問題が深く根付いているんだけど、砂漠っていうモチーフからしてみれば、この確固とした問題をあざ笑うかのような存在感を示す。

主人公がこだわる女性の鎖骨と鎖骨の間の窪み、上空から映し出される砂漠の窪み、この二つが、ビジュアル的にも完全に一致する。

主人公は、その女性の胸の窪みの名称にこだわる。だけど、映画の中ではその答えはでない。砂漠の窪みに名前なんてないのと同じように。

主人公は、その女性の窪みを所有したい。実際、映画の中で主人公は、その女性に向かって、「ここ(窪み)はおれのものだ。」と宣言する。

だけど、主人公は、砂漠の中で愛する女性を失う(所有できない)。砂漠の窪みを所有できないのと同じように。

誰も砂漠を所有なんてできない。そんな砂漠の中で一切合切のことが進行する。戦争とか地図作りとか恋愛とか小競り合いとか、そして最愛の恋人の死すらも。

この映画は、戦争やラブロマンスだけじゃ終わらない。もっともっと深いなにかがあると思う。

といいつつも、二回ほど号泣してしまった。

私なんて、ジュリエットビノシュが号泣するシーンがあるんですけど、堪えきれず演技より先にフライングして号泣してしまった。(><;)

死んだ恋人を抱きかかえて砂漠を歩く主人公のシーンはもう、涙で霞んで見えないくらい。しかもこのシーン、泣きに関しては無音なんですっ!この無音が主人公の表情へと視覚を強調させるから、もう。泣けます。(わ〜ん

 

 


 

キャッチミー・イフユーキャン ★★★★☆

レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス。実在した詐欺師とそれを追うFBI捜査官のお話。

スター級の役者揃いで、脇役もなかなか硬い。(マーチン・シーンとかも出てるし)しかも監督がスピルバーグ(っぽくなかったんだけど、スピルバーグ)ということで、対イラク戦争開戦の最中、映画を観て来ました。

実話をもとに作られているとは思えないほど、奇想なお話。

余計なことを何も考えずに、ただ楽しめるし、夢をくすぐるような部分もあるので、気分転換にはお薦め。

この日、対イラク戦争が開戦したので戦争についてぼけっと考えていたので、あんまり集中できなかった・・・

ぼんやりと思ったんだけど、下記の戦場のピアニストは、公開の時期を慎重に設定したのかとか・・・

 

 


 

戦場のピアニスト ★★☆☆☆

2次大戦、特にドイツのナチズムに関連する映画や言説の王道とも言える描写、つまり繰り返されるモチーフ、ありきたりなモチーフ、ありきたりな視点、塗り固められた視点、等などから逸れる要素がない。

もちろんナチズムを肯定するわけじゃないけど、シンドラーのリストから何年も経っている現在、話題沸騰で登場してきたのにも関わらず、ネタの使いまわしというか、「またか」というような感想を持ったのは私だけ?なのかもしれないけど・・・

ともあれ、いくつかとても良いシーンはあったと思う。主人公がドイツ軍将校に指示されピアノを弾くシーンの、呼吸をビジュアル化(白い息とかに)させる躍動感とか、戦後スタジオで弾いている主人公の表情の移り変わりとか。ちょっと胸が詰まった、瞬間的に。

でも、ありきたりなモチーフや視点とか、ピアニストという(タイトルにまで使われているのに)プロットの必然性の無さとかを総合して、期待外れなのかもしれない。もちろんこれは、私だけの期待に添えなかったということですけど。

テーマがいくつかありそうなんだけど、どれを取っても中途半端で煮え切らない感じ。実話の限界なんだろうか。

とはいえ、とても良い映画だと思います。私はショパンも凄く好きなので、音楽だけでも凄く感動します。(ただし、映画が長いわりにはそれほど聴けませんが。)

 


 

オーシャンズ11 ★★★★☆

 久々に劇場にて見ました。ルパンみたいな楽天的泥棒モノが好きな私にとっては、久々に期待な一品。 有名な作品のリメイク版ということでなかなか楽しめたのかも。

 まず、出演しているメンバーが豪華。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピッド、マット・ディモン、アンディー・ガルシア、ジュリア・ロバーツ、という主演級な顔ぶれ。 ギャラにいくらかかったんだろうかと想像してしまうところなんだけど、でもどっこぃ、映画を見てみたら、映像とかカット割の感じがいわゆるハリウッド的大作とは全然違ってて、ちょっとインディーズっぽいような気がした。 なので、出演メンバーがあれだけ大掛かりなのに、映画自体は大掛かりな感じがしないのはすごく良かった。

 コミカルな感じで、最後までテンポよく進むので気付いたら終わってた。映画を見た後、疲れた〜っていう感じがあんまりしなかったので、そういうことなんだろうと思った。

 難癖をつけるとすると、ジュリア・ロバーツが、絶世の美女のように扱われているんだけど、どうもギャップがありすぎて無理があるし、あとは役柄としてアナクロニズムと言えるほど純粋な乙女だった。

 ま、泥棒することがメインの映画なので、乙女の描き方は浅はかでも気にしないんだけど、でもちょっと浅はかすぎかも。 あと、泥棒が終わって最後に全員で物思いに耽るシーンがあるんだけど、あれはいらないと思う・・・

 ジョージ・クルーニーは、ERに出てた頃は親父臭いなぁと思っていたんだけど、売れっ子になった理由がなんとなく分かるような気がした。

 

 


 

 

ショコラ ★★★☆☆

 2002年の一本目はやっぱりレンタルビデオ。幸せな気分になりたくてショコラ。とはいうものの、ただ単に骨董洋菓子店”アンティーク”というドラマのせいでケーキやらチョコといった甘いものネタがマイブームなだけ。

 とりあえず、幸せな気分になれたのかな。 物語は、とある町にやってきてチョコレート屋さんをはじめた母(ジュリエット・ビノシュ)と娘。封建的でキリスト教教義が今なお支配した町で、その秩序を守ろうとする町の大御所である司祭と天真爛漫な母子を中心にして町が次第に変わっていく、という感じでしょう。

 ネタ的には単純。昔から使い古されている、仕来たりとその呪縛からの開放、みたいな感じ。 母と娘が封建的な町に自由な風を吹き込んで、村の人々がそのキリスト教的呪縛から段々と開放されていくという、相変わらず単純な二項対立図式。こんなネタを今でも使ってしまうという映画製作者側も信じられないけど、そもそもこんなネタがヒットしているというのがもっと信じられない。日本の視聴者はそもそもこういったネタの映画を見て何をどういう風に置き換えて楽しんでいるのだろうか。これが、結末で町の秩序が勝って云々というのなら意外性があるのだけれど、映画の宣伝には、「幸せな気分になりましたー!」みたいな感じで、ハッピーエンドだろうことが予測できたので、なおさら面白くなかった。でも、千と千尋...よりは面白かったので三ツ星。

 それと、なぜかジョニーデップが流れ者役で登場。大した役じゃなかったのでなぜジョニーデップなのかよく分からない。他の人でもよかったんじゃないだろうか。 でも、カンヌ風な映画だったのに言語として英語を使っていて、しかもよく分からない役にジョニーデップを起用しているところを考えると、これはカンヌのハリウッド侵略の先鋒なのではないだろうかと思ってしまった。

 

 


 

 

千と千尋の神隠し ★★☆☆☆

 話題だけでもすごかったこの映画。宮崎映画がそんなにも感動的なのかどうか疑問だったので見てきた。本当は話題だから見に行ったのだけれども・・・

 10分ほど遅刻してしまったので、最初の導入部分を見逃した。なぜ、千尋の家族がヨロズの神様の慰安地にたどり着いたのかは不明。

 感想としては、アニメの技術の高度さには感動してしまった。しばらくこういった映像を見ていなかったので正直驚いた。日本のアニメ技術ってすばらしいな。海外の人々が日本のアニメを好きになる理由がわかる。

 ストーリーとかは、正直面白いものではなかった。ハリウッド並のハッピーエンドと浅はかな感情の描き方。話題につられて見に行った大人のお客さんの中にはデートで利用して痛手を負った人もいたのではないだろうか・・・これならハム太郎を見ても同じだったかも。

 最近の宮崎映画にはヨロズの神の登場が多いけど、いったい何を目的で描いているのか全くわからない。ある種の社会的主張みたいなものがあるとは思えないし、ファンタジーを求めているならばもっとファンタジーに描けるだろうし、家族の絆云々って考えるのにも無理があるし、まして道徳的な要素なんてあるとしたら信じられないし。

 とすると、これは完全な御伽噺として見るということなのかもしれないと思った。あらゆる要素(例えば、神と人間、男と女、大人と子供、現実と非現実、ハッピーとアンハッピー、聖と俗、とか)を気休めにちょっとづつ入れたりして、なんとなく楽しんでもらうみたいな・・・

 でも、そうだとするとなぜこの映画がこんなに話題になるのか全然わからない。仮に説明するとすると、アニメ的なファンタジーでこんな感じの気休め的な要素が今日本社会から求められている、それとも田舎風とか少年時代チックな物に対する懐古風潮の現れ、それとも、俗に塗れて腹黒い世の中で純粋な子供のファンタジーを観て心が浄化される気持ちになる、なんていう具にもつかない説明になってしまう・・・

 

 


 

スウィートノヴェンバー ★★☆☆☆

 日本に帰ってきて、初めて劇場に行きました。 本当は、千と千尋の神隠しを見に行く予定が売り切れだったので仕方なくこれを見ました。やっぱ高いわ、料金が・・・

 キアヌリーヴスが主演、女優の名前、わからなかった・・・なんだっけかな・・・ の恋愛もの。 ストーリーは、というと良く分からなかった^^;キアヌリーヴスが、得たいの知れないヒロインと運転免許の試験場で出会って、よく分からないうちに、普段の忙しい生活から癒される(らしい)。しかし、その得体の知れないヒロインが癌を患っていて命はあとわずかの期間しかないという設定。

 さてさて、この映画の5分の3くらいまでは、どうしようもなく退屈で本当に帰ろうかと思った・・・陳腐なセリフとかお約束とでもいうような設定、不自然すぎるキャラ、それでもってちょっと時代錯誤的な爽やかさとか・・・つまらなすぎて、英語と字幕の比較をしてたから物語が分からなかったのかもしれない・・・(←結構最低な奴だな、こりゃ。)

 でも最後のほうのシーンは楽しめたと思う。 なぜかというと、やっと一つのモチーフみたいなものが出てきたから。 死にゆく恋人を最後まで看取りたいというキアヌと、いずれ(死でも決別でも)別れがくるのなら最高であった記憶だけを留めてこのまま別れたいというヒロイン。このモチーフって、昔のカンヌ系の映画で「髪結いの亭主」というのがあったけど、それと似通ったところがあると思った。でも、髪結いの亭主のほうがずっと良かった。というのは、髪結い・・の場合、ヒロインはあっという間に自殺してしまい、なんともいえない空虚な感じを漂わせてその恋人とともに観客すら、あとに残されるような感じになるのだけれど、このスィートノヴェンバーの場合、あからさまにこのモチーフをセリフにして役者に喋らせたり、別れのシーンをクローズアップさせて長々と時間をさいたりしているので、観ている人に想像の余地すら与えない。 というか、視覚を強調して訴えているので観る人の思考を働かせないようにしているんじゃないかと思うくらい。 そのおかげか、最後には咽び泣く人が多かった。まぁ、気持ちはわかるんだけれど・・・

 あまりこき下ろしてもしょうがないので、一つだけ良かった点を上げるとすると、最後のシーンでキアヌリーヴスが彼女からもらったマフラーをおもむろに嗅ぎ出すところかな。 彼女の死を最後まで看取るよりも最高の記憶を選択したということを象徴している、その思い出の最たるものである彼女の匂いを嗅いだキアヌの演技はなかなか胸にくるものがあった。 (ちょっとマトリックスを思い出したけど 笑)

  

 


The Rainmaker ★★★☆☆

 レインメーカー。 監督はかの有名なコッポラ。主演、マットディモンだけど、他にも沢山有名な人が出てた。原作者があの有名な、なんだったっけかな、、、うぅ、忘れた。物語は、知ってのとおり、新米(というか、試験に受かったばかりで未だ正式な認可すら受けていない)弁護士が白血病の遺族(本人は審議の最中に死んでしまう)の弁護にまわる、という感じだろうか。他にも平行してマットディモンと家庭内暴力に苦しむヒロインとの恋など。

 久しぶりに、ハッピーエンドの感動物(ちょっとだけ・・・)を見たのでなんとなく面白かった。メインのストーリーである白血病関係での裁判以外の、ヒロインとの恋愛とかはすごく手を抜いてあるなぁって思った。原作を読んだことはないけど、多分原作のほうがずっと面白そう。映画だと、恋愛関係のストーリーは取ってつけたようで、別に無くてもいいんじゃないかと思う。 ハリウッドって必ず恋愛を引っ掛けないと売れないていう神話でもあるんだろうか・・・

 マットディモンって、昔凄くレオナルド・ディカプリオとカブっていたんだけど、最近はかなりお気に入り。 プライヴェートライアンにも出てたけど、演技にはすごいものがあるなぁとつくづく思った。才能あるんだろうなぁ。

 


Career Girls ★★☆☆☆

 邦題は知りません。この映画、どう考えてもドラマあたりのカテゴリーに入ると思うんだけど、レンタルビデオ屋さんのところにはコメディーのところに入って、全くもって意味不明。。。主演はホリーハンターだと思って見た(しかも借りたし・・・)んだけど、最後のクレジットのところには乗っていなかった。私の見間違いなのかなぁ。でも主演だったし・・・ ストーリーは、学生時代のルームメイトを尋ねて行くというもの。 訪れて思い出す様々な過去の出来事と現在の模様、友情、といったところだろうか。

 うーん、あんまり面白くなかった・・・でも、私は友情というテーマに熱く反応してしまうので、まぁ、雰囲気は良かったと思う。 同じ役者が、過去と現在、両方を器用に演じていたのはなかなか凄かった。ああいうのってのは、難しいんだろうなぁ・・・ 英語の発音がやっぱり聞き取りにくかった。私はやっぱりイギリスに行ったら最初は苦労するんだろうな。どう考えても聞き取れないだろうなっていう発音が多かった。 感想はそれくらいか・・・

 


 

Saving Private Ryan ★★★★☆

 プライヴェートライアン。スピルバーグのドリームワークの最初だったけかな。 実は劇場でも見なかったので、レンタルで借りて見てしまった。。日本にいた時に、回りの評判があまり良くなかったので忘れていたんだけど見てみたら結構面白かったので、あれっという感じ。四つ星なのは、戦闘シーンが良かったからで、ストーリーのクオリティーが高いわけではない。念の為。

 ノルマンディー上陸あたりからの戦争映画。 ライアン四人兄弟が全員戦争に行ってしまい、母親からの通知がきっかけで最高司令官直々の通達により、最後の生き残りのライアン(多分、マットデイモンだよね。)を連れて帰る命令を受けたのがトムハンクス(キャプテン役、役名、思い出せない)。 

 やっぱり昔の単純戦争映画とは2つの点で異なると思う。 一つは撮影技術がすごいという感じか。戦闘シーンは前評判通りすごいものがあったと思う。それともう一つは、戦争映画を扱う上での主題だと思う。 アメリカ兵一人を救うために多くの兵が犠牲になること。 それがどういうことを意味しているのか、繰り返し出てくる。 最近の戦争映画でシンレッドラインっていうのがあったけど、私はシンレッドラインの方がいいと思う。(多分マイナーな意見だと思うけど・・・)

 良いと思ったところは、兵士の死に対して意味を付けるところとそうでないところが極端に分かれているところかな。 最初の戦闘シーンでは、死んでしまった兵士を悼む余裕もなく次から次へ使える兵士を集めて攻めこんでいくキャプテン。 (局地的戦闘が終った後のセリフは、 Quite a view...だけで片付けられてしまう・・・) でも、ライアン救出の過程で次々と隊員が死んでいくごとに、死というものに少しづつ意味を付けていく(死のシーンを長く取る・・・とか)。

 物語の中盤から最後にかけて、キャプテンは死というものに対しての彼の考え方 −それはすなわち隊員達への道しるべでもあると思う− を語る。 そして、最後の戦闘でキャプテンが死ぬ前にライアンを前にして息もそぞろに 「 earn...it...」 と言う。 

 映画を見てもらえば分かると思うんだけど、結局意地悪く考えると、これもすごく愛国的な映画なのかもしれない。 死者達の存在がアメリカを守って云々・・・という感じにもとれるし。 earn it っていうのは結局、自分を救った死者達に恥ずかしくない人生を歩め、ということになるのかな。 最後のシーンで、ライアンがキャプテンの墓の前で「私はしっかり生きているでしょうか?」のような感じに言ってみたり、妻の前で「自分は good man か?」とか と問答しているのはそういうことだと思う。 もしも、万が一、(ありえないと思うけど・・・)この映画が反戦というメッセージ性を持っているとしたら、私はやっぱり、シンレッドラインのあの戦闘シーン、それはただひたすらに、だらだらと、無意味に、人が死んでいき、兵隊達の心は荒んで、どうしようもない虚しさが纏わりつくのと、それとコントラストで、島の反対側で局地戦をしているのにもかかわらず全く無関係でいる未開人の風景、というものをどうしても好んでしまうのは単なる個人的な感受性の違いだけなんだろうか・・・


 

A Map of the World ★★★☆☆

 結構あたらしい映画。2000年かな。 シガニーウィーバー主演、あとハンニバルでジョディーフォスターの代わりに抜擢されたジュリアンヌムーア(?)など。サントラには、なんとパットメセニー!この人の音楽は最高。(全然関係ないけど、英語でパットメセニーって言う時は、パッメティーニ という感じで、パとティにアクセントをおかないと通じない^^;) 

 物語は、ある時、不注意によりムーアの子供をウィーバー(役名、全然覚えてない!^^;) が溺死させてしまったり、また別件で、他人の悪意によって幼児虐待で訴えられてしまうことから、家族崩壊の危機を迎える。なにも突飛なことが起らない日常の生活の中で生きる人間がいかに日常を憎んでいるか、そういうのが主題なのかなと勝手に判断してます・・・^^; 

 この映画も、アメリカンビューティーと同じ調子かな。こういう、アミューズメントとは言い難い映画を出すのは最近のハリウッドの傾向なのだろうか。 とにかく、”日常” という(憎むべき)状態がどうしようもなく、けったるく描写されているように思う。子供のお守とか、ルーティーンワークにワンパターンなセックス。 刑務所に拘留されていた時のシガニーウィーバーの異様な感じは、そういうものの裏返しなのかな。映画の結末は、結局 日常との妥協、ということにします。(独断、的外れっぽいなぁ。。)


The Englishman Who Went up a Hill But Came down a Mountain 

★★★★★

 ちょっとまえに日本でもCMをやってたと思う。「丘に登ったけど、山から下りたイギリス人」というタイトルだろうか。日本でもお馴染みのヒューグラント主演の実話。地味な作品のわりには有名だと思う。 物語はというと、あるウェールズの地方にイギリス人のカートグラファー(地図作り)がきて、山(丘)を測量することから起る地元民の奔走というところか。 その山(丘)は、地元の人にとっては、彼らの歴史と切っても切れないシンボルで、彼ら曰く 「ウェールズで最初の山だ。エジプト人はピラミッドを建て、そしてギリシャ人は寺を建てたけど、我々には”山”がある」という。しかし、アンソン(ヒューグラント)の計測によると984フィートしかない。山(MOUNTAIN)と呼ばれるには、1000フィートが必要でそれ以下では丘(HILL)になってしまう。 彼らの”山”がHILLになるという最悪の状況で、村人達はある打開策を考え付く。

 なにしろ面白かった。こういう雰囲気の映画は個人的に大好き。^^; 全体をほんわかとした流れで、しかも地味なコメディーを忘れないのが最高。 イギリス人を描いた典型的なコメディーから始まって、ナレーターの喋り方とか、神父さんの説教の喋り方なんか凄くリズムがあったりして面白さを引きたたせている。 村人達全員の協力する場面は結構感動的。 ヒューグラントのドモリも良い感じ。 こういうささやかな伽話をここまで面白くするのって、難しいんだろうなぁ。


 

Out of Africa ★★★☆☆

  邦題は知りません。監督はシドニーポラック。 主役にメリルストリープ、相手役にロバートレッドフォード。 これだけで大作というのが分かってしまう。 物語は、20世紀のはじめにヨーロッパ諸国がアフリカを植民地化して、その政策の一環で移住する西欧人のアフリカでの出来事、という感じか。 どうやらこれは実話らしいと私が映画の最後に気付いたのは内緒^^;

 タンネ(メリルストリープ)が結婚をするためにアフリカにやってきて、色々な事情を経て、デニス(ロバートレッドフォード)と不倫の恋に落ちる。しかし、ここは植民地でしかもアフリカ。何事も一筋縄ではいかない。 タンネが手塩にかけて作ったコーヒープランテーションも火災(God is Coming !) によって全てを失う。 最後にやっと愛するデニスとの生活が約束されて、デニスの帰りを待っていたタンネのもとにやってきたのは、離婚が成立した後の元主人。哀しい知らせがタンネを待っていた・・・

 とまぁ、物語は簡略しました。 メリルストリープの役が、デンマーク人ということで、英語がすごく変。 ついでにアフリカ人が喋る英語もすごく変。 (なんか、私はいつも英語に文句つけてるな、こりゃ・・・) ちょいと昔の、植民地に関する映画の典型的な被支配者側の描き方の例に漏れず、そして相も変わらず美しいアフリカを描いている。 この映画が何年に作成されたかは知らないけど、ロバートレッドフォードはちょっとだけ若いなぁと思ったけれど、メリルストリープは今と全然変わらないくらい歳をとっているように見えた。(今現在が若く見えるということなのだろうか・・・) レッドフォードの笑い方は、ブラッドピッドにそっくり。 (わたしゃ、一体なにを書いているんだろう・・・ToT;)


 

Little Buddha ★★☆☆☆

 リトルブッダ。そんなに多くの人が見ていないと思うこの作品。でも、スタッフはかなり有名。坂本竜一が音楽を手がけていてる。監督は坂本とラストエンペラーなどでも組んでやったヴェルナルドヴェルトリッチ(だったかな?)。 若き頃の仏陀の役に、なんとキアヌリーヴスと、あとは、ある夫婦役にはブリジットフォンダとクリスアイザック(!)がでている。こういうのって、ハリウッド素地の力学関係とはかけ離れているということだろうか・・・とても不思議な面子。

 お話はというと、チベット仏教の輪廻(リインカネーションね!)に基づいて、ブッダの生まれ変わりの候補に挙がったのが、シアトルだかシスコに住む白人の子という設定。だけど、映画のストーリーはどうなんだろう・・・結局その子が生まれ変わりだということになって、その子をチベットまで連れてきて見極めたお坊さんが役目を果たして瞑想の中で死んでいく、という感じだけれども、お話自体はあまり重要ではないのかもしれない。 他の人の感想が是非ききたいところ・・・ブッダの説話みたいなものが途中に沢山入って、なんだか、子供向けの仏教の絵本を見ている感じ。実際、映画の中で、その子供は仏教解説の絵本をよんだりするのだけれど。 

 感想はあんまりないかなぁ。結局、アミューズメント性はほとんどないので。 この映画ははっきり言って、アメリカの娯楽とは全く関係のないものだと思うので、どうしてハリウッドの役者を起用しているのか、全然分からない。それほどヴェルトリッチが大物なのだろうか・・・仏教というもののアメリカへの紹介を意図しているのかなぁ、と月並みにおもったりした。

 映画が終って、最後のスタッフの名前がどんどん出てきて最後にドルビーやら映画会社の名前やら、全てが終ったところでなんと若干ほんの5秒くらいのシーンが隠れているのだけれども、見た人はきづいたでしょうか。 それは、砂(灰?)で描かれた曼荼羅を僧侶が、”へ”のような形に手を動かして曼荼羅を破壊してしまうシーンなんだけれども、それがなにを意味するのか、全くわからなかった。 だれか知っている方がいたら、教えて欲しいです^^;


Shakespeare in Love ★★★☆☆

 恋に落ちたシェイクスピアかな、邦題は。グィニスパルトロウが出てて、アカデミーを取った有名な作品。 お話は、シェイクスピアが王侯貴族である、グウィニスと恋に落ちるお話。グウィニス(役の名前忘れちゃった・・・ToT;) も演劇に出たくて、お忍びで、変装までして、シェイクスピアの劇団に入る。 シェイクスピアが、ロミオとジュリエットを完成させて、上演する間際に、グウィニスが女性だということが発覚して(当時、そういった演劇の舞台に女性はタブーだったらしい。日本とそっくり・・・) ボツになりかけ、また、グウィニスも ウェセックス家に嫁入りすることが間近になり、物語は最終局面に・・・という感じか。

 うー、個人的にはあんまり楽しめなかったのだ (^^; プロットも単純過ぎるし、一応、私が借りたレンタルビデオの分類だと、ドラマになってるんだけどそれほどドラマっていう感じでもないし。ちょっとだけコメディーだけど、コメディーってわけでもなし。恋愛モノなんだろう、きっと。一応シェイクスピアが恋に落ちるわけだし・・・良い点はいくつかあったけど、私としては最後までぼーっと見てるという感じだった。あまり、白熱もしないし、哀しくも無いし、FUNNYでもない。 期待しすぎたせいだろうか・・・英語はある程度、よくシェイクスピアの原文に出てくる今は使われない英単語 (THEE とか THY とか) を使っていて、発音も違和感ありで、私にはイマイチ。

 よい点は、まずグウィニスパルトロウが、すごく可愛いかったこと。 彼女は、所謂セクシー女優ではなさそうだし、(だって、あんなに胸が小さいし口の回りにほくろだってない) 顔だって結構特徴的だけど でも映画に映る彼女は凄く可愛らしかったり、それから、良くわからないけど人の目線を凝視させるような表情がある気がする。 この映画以外に、Great Expectations という映画(たしか邦題は大いなる遺産だと思った。ディケンズの小説だよね?) という映画に出ている彼女にはもうお手上げ。 

 それから、映画の中の演劇のシーンと映画の中の現実のシーンのシンクロナイズするところはなかなか。そう考えると、結局この映画って、その他の要素は全部切り捨てて、やっぱり、シェイクスピアのファンが作ったシェイクスピアファンのための映画なのかも。 そう考えれば、結構たのしめるのかな。

 


Dying Young ★★☆☆☆

 邦題はたしか、愛の選択だったと思う。ジュリアロバーツのちょっと昔の映画。プリティーウーマンよりは後になると思うけど、それほどプロモーションしてなかったみたいなので、知らない人も多いかも。 英語によるタイトルのほうが物語りに近い。日本語のタイトルは一体何処から来るのか、いまいち理解できないのだけれども・・・ ストーリは、ある上流階級の息子、ヴィクター(キャンベルスコット)が、ヘモフィリア(血友病)を患っていて、ケモセラピー(化学療法)を受けているのだが (ということは移植不可能らしい、しかも物語では、途中で受けるのを止めてしまう。) 死期も恐らく近づいている状態で、 その住み込みの看護人のアルバイト募集に、ヒラリー(ジュリアロバーツ) が申し込んだところから始まる。 二人は徐々に心を通わすようになって、愛に目覚めて行くけれども、それと同時にヴィクターの容態も悪化していく。

 実はこの映画の本を先に読んでしまっていたので、結局は記憶を頼りにして、映画と比較してしまった・・・映画は本の抜粋みたいに感じてあまり面白くなかったかもしれない。そりゃ、原作に水増しするわけないし ><; 面白いか面白くないかと言われたら、結構困るかな。どtどっちとも言えない。映画の良かった点は、キャンベルスコットがハンサム ><; なところか。 ジュリアロバーツに関しては、どうも綺麗だとは思えない。たま〜に綺麗だな、というところはあるんだけど・・・それと、この映画の音楽は有名なケニーGということもあって、音楽はかなり良かった。この映画の主題曲は絶品なので、是非とも一家に一枚、持っていても良いと思う。。

 

 


 

Midnight Express ★★★★☆

 これもかな〜り昔の映画。すごく有名なので、あんまり解説はいらないのかなぁ。アメリカ人がトルコで監獄に入って色々な目にあうというお話。 実話を元にしているので、(そして噂は兼ねがね聞いていたので)なかなか緊張してみてしまった・・・ウィリアム・ヘイズというタイトルで本も出ているほど有名。 映画は、アランパーカーがディレクタで、あとオリバーストーン(!)が関わっているみたい。(知らなかった^^;)

 主人公のウィリアム・ヘイズがハシシを隠し持ってアメリカに帰国しようとするところから始まる。とにかく、映画の一番最初に 「これは実話に基づいて作られた物語です」 という見出しがでるので、最初から当局に捕まるまでの間はかなりハラハラするし、演技が凄かった。極度の緊張のあまり汗が吹き出して目が虚ろ(!)になるという演技は本当に印象に残った。 最初に四年近くの刑を言い渡されるのだが、出所まであと53日というところで、裁判が再審議されてなんと30年以上という結果になってしまう。 そしてウィリアムは脱獄や同性愛やトルコの事情など、様々なことに翻弄され、身も心も疲れ果てて行く・・・そして・・・というお話。

 なにが凄いかというと、やっぱり実話というところ。まずはこれに尽きると思う。ウィリアムが最後にはトルコ語を堪能に操って刑務所長らしき人に取り入ろうとするところなんかは生々しく時の経過を物語っていると思う。 それから、これまたトルコという、東洋と西洋の丁度中間地点(EUを考えれば分かるように)というような非常に微妙な国において、英語も通じず、宗教も通じず、しかも1970年に、一体民主的な裁判が行われているのかどうかすらも怪しい裁判によって裁かれるという恐ろしさがものすごく伝わってきた。 (なにしろ、映画においても 殆ど全てのトルコ語が英訳も字幕も出ないので、見ている人にもトルコ語で物語が進んでいる時は、一体なにが起きているのが全くわからない・・・) 自分の回りで、良くわからない言語で捲し立てられて、判決が出てもそれが自分で分からない、というリアリティが良くわかるので、ものすごく感情移入してしまった><; 言葉が通じないのだから逆に30年の判決を受けた時にウィリアムは、トルコ人の裁判の関係者に対して 「おまえ達は、みんな 豚だ! おまえらは豚も食わないんだ。 ジーザスクライスト、こいつらをお許しください。 でも私はこいつらを許すことが出来ません」 と叫ぶ。

 結末が分かってしまうと多分あまり緊張感がなくなるかもしれないので言いにくいのだけれど、脱獄モノの映画でショーシャンクの空っていう映画と明らかに違うのは、最後の脱獄成功を殆ど脚色も装飾もしていないところだと思う。ショーシャンクならば、ティムロビンスが長い穴から這い出して雨の中で勝利の雄叫びをあげるけど、こっちのウィリアムは身も心もズタボロで、なんとか心もとない足取りで遠慮勝ちにシャバに出て、それでもまだ臆病に、下を向いて、そして徐々に歩みを速めて最後に走り出す。 映画はそこで終ってしまい、ハリウッドにありがちな祝福やらハッピーなシーンは一切なくて、写真のカットをながすだけになってしまう。

 


 

When Harry Met Sally... ★★★★☆

 うー、フルィ。 (滝汗 これ、ご存知でしょうか。邦題だと 「恋人達の予感」 と呼ばれてました。ビリークリスタル(ハリー役)とメグライアン(サリー役)のラブコメディ。いや、コメディじゃないかも。どうしても、ビリークリスタルとかが出るとコメディっぽいくなるんだけど、そんなこたぁないか。。この映画、続編も出ていて、そちらはパリが舞台で、メグライアンの代わりにデブラウィンガーが演じてた。彼女はもう最高。(特に声、あの声が魅力的に聞こえるのはわたしだけ?^^;)

 さて、物語は二人がシカゴ大学を卒業後、ニューヨークに旅立つ時にたまたまお金の節約のために相乗りで一緒になって、それから幾度と偶然に再開し、最後に・・・というお話。

 男と女はSEXが絡むために友達になれない、という永遠のテーマが繰り返される中で、環境や心境の変化や30後半の女の悲しさやら、ナチュラルに運んでいくようで、面白い。でも、やっぱり一番いいのは、あの、ビリークリスタルの演技。(笑) あの真顔は忘れることができません。。


Charlie's Angel ★★★☆☆

 うん、これは面白かったかな。すごい展開の早さでちょっとプロットの説明があっというまに終ってたようなので、詳しくわからなかったけど、とにかく、3人の秘密エージェント(キャメロンディアス、ドリューバリモア、あとアリーマクビールに出ているチャイニーズの人、なんとかチャンだったような・・・)が、ある事件を解決するというお話。

 なんといっても、この映画、アメリカ人が好きそうなアミューズメント性を全て持っているという感じ。えっと、例えばスピード感、危機感、ハッピーエンド、ラブロマンス、コメディー、ハイテク、空手(笑、 いまや、ハリウッドに空手は欠かせないのだ。なんせ、トムクルーズまでMI2でやったんだから!)それから、勧善懲悪、そして、美しい女達。ストーリーも、ひょっとしたらThe Rock より面白いかも。><; でも、MI1には到底及ばないけど・・・

 


 

The Rock ★★☆☆☆

 ちょっと前になるけど、これも有名だったなぁ。あまりこういう系統の映画はタイムリーに見ないもので。。FBIの化け学者役のニコラスケイジとその昔アルカトラスからの逃亡を勝ち取ったことのある役のショーンコネリー。役者は揃いすぎ。一応、悪玉役の元軍人ヒーローの俳優さん(名前なんだっけかな。)もかなり有名なはず。物語は、その悪玉元軍人が部下を引き連れて、アルカトラスを占領して、そこから射程圏内のサンフランシスコにVXガス搭載のミサイルをぶっ放すという手段で、政府を揺さぶるという感じか。

 悪玉役の元軍人が悪役にはなりきれない様は良かったけど、あとはだいたい想像できる域を越えていない。つまり、ストーリーはあんまりない。ラストシーンは、ちょっとだけショーシャンク(か、ダーティーハリー)みたいだったけど、ニコラスケイジの演技があんまりイケてなかったような。好みだろうな、きっと。ニコラスケイジのリーヴィングインラスヴェガスは好きだけど・・・(なに弁解してんだろ。。。)

 


 

American Beauty ★★★★☆

 結構最近のものなので、知っている人も多いはず。アカデミー賞をとったんだっけかな・・・中年にさしかかって、単調で生きがいもなく、性生活もない、平均的なサラリーマンが高校生の娘の、チアガール姿を見に行って、娘の同級生に恋をしてしまうところから物語が始まる。それまでの自分とその環境を打開して、自由で満ち足りた人生、そして幸せというものを実感し始めたその矢先に・・・・・

 ハリウッドでもこういうストーリーが売れたりするんだなぁと初めて思った。アンチヒーローの第2ブームとかになるのだろうか。でも主人公はヒーローではないから、(ヒーローだけど)きっと、あの弱々しく情けなく、子供にもバカにされる、どうしようもないくらい単調で平凡な生活をしている中年というイメージはきっとそのまま、アメリカの大衆のイメージなのだろうか。(この話が売れたということが時代を映すと考えるならば。)とにかくも、映画の中では、権威の欠片もない主人公とそれをバカにしている娘、それと、その隣りに引っ越してきた軍隊勤務で、子供を奴隷のように扱う厳しい父親とそれによって精神病院にも通ったことのある不思議な息子が、対照的に描かれている。そして、子供達の間では、普通(オーディネリー)か非凡(イクストラオーディネリー)なのかというテーマが繰り返し出てくる。家庭生活の凡庸とか、繕ってきた仲とか、中産階級であるということを(実際、中産階級であるのにも関わらず)意識的に作り出そうとしているケチで臆病な生活などの偽りを醸し出していて、なかなか面白かった。そしてこの物語では、ハリウッド特有の予定調和型映画(例えば、ヒーローとヒロインが最後にはキスをしてハッピーエンドとか、無事何かを助け出した、とか)ではないというところが、この映画を台無しにしていない。ハリウッドも一皮剥けたんじゃん、という感じか^^;


In the Name of the Father ★★☆☆☆

 ダニエル・デイ・ルイス主演の映画。IRAのテロ活動をしたとして、間違えて逮捕され、強引に嘘の調書にサインさせられて15年間も父や親戚、友達と共に監獄に入れられた、というストーリー。

 ダニエル・デイ・ルイスの、ちゃらちゃらした演技をはじめて見たので、なかなか新鮮だった。多分、ノンフィクションの話だと思う。(どこかに書いてあったのだろうけど、見逃した・・・)これも、結構発音が変というか、イギリスとかスコット、アイルランドのほうの発音なんだろうか。非常に聞き取りにくい。。。GOODSAKE、SAKEって何度も連発するし。ストーリーも結構単調で山場という山場は、最後に無実を勝ちとって裁判所から出て、無実を叫び、父を叫び、そして、真実と共に戦って行くと宣言するところだと思うんだけれども、やっぱり映画的な山場は終っているのでそれほどでもなかった。実話の限界なのだろうか。音楽で、U2が演奏していたりしていたので、グッド(^^;


RUSH ★★☆☆☆

  ジミー(ジェイソン・パトリック)とクリスティン(ジェニファー・ジェイソン・リー)が麻薬捜査官に扮する映画。この映画は、エリッククラプトンがサントラを担当していることで、知られている。(と思ったけど、あんまり知っている人がいなかった・・・^^;)Tears in heaven のオリジナルがそのサントラに収録されている。(アンプラグドではない。)映画の中身はというと、テキサスの田舎町での麻薬取締りを2人の警官に実際にその取引をさせる、いわゆるオトリ操作をさせる過程の中で翻弄される模様を描いたものという感じだろうか。物語の中で、麻薬を購入しそれを実際に試し、証拠を固めるという仕事の中で次第に彼ら自身も麻薬依存の生活になってしまう。二人は愛し合うようになるが、任務の最終的な目的である、町のドン的な存在である人物を証拠捏造により逮捕する。その報復としてジミーが殺されてしまい、裁判において、クリスティンがその証拠が偽物であることを証言してしまう。そして、クリスティンは警察を退職し、最後の行動に出る・・・

 多分、低予算映画なのでアミューズメント的な要素はあまりなかったし、ストーリーも大体のところお決まりで予想できた。でもそのぶん、リアリティーがあったので、なかなか面白かった。麻薬に深く関わる生活をしているとなる、あのデカダンな生活は、一歩間違えると一般の人達にもそう遠くはないところに存在しているなぁ、と一人でおもってみたりした・・・あと、テキサスということで、なんか英語が訛っていてすごく聞き取りにくい><;例えば、It takes.....とかを、イッタイクス・・・・・という感じで発音していたり。