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●ナビゲーションの改善
(快適な操作環境の提供)
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ナビゲーションはユーザーのためにある。 |
あなたは、どこかのサイトを訪れていたとき、「元に戻れなくなったことがありませんか?」「もう一度このページにたどりつけ!と言われたら無理だな」と思ったことはありませんか。このようなサイトは、ナビゲーションがよくないといえます。
ナビゲーション(navigation)を辞書で引いてみると「航海、飛行」といった意味が出てきます。このことから、ナビゲーションとはサイト内を見て廻るときの案内板の役目を果すものだと解釈できます。つまり、求める情報に迷わず到達でき、自分がどのカテゴリーのどの部分にいるのかが常にわかる仕組みのことです。この仕組みによって、ユーザーに快適な操作環境が提供され、ユーザビリティも向上するのです。
ナビゲーションは、誰が使うのですか? ユーザーです。サイト製作者ではないのです。
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サイト内で迷子は出さない。 |
ユーザーが求める情報に迷わずに到達でき、自分がどのカテゴリーのどの部分にいるのかが常にわかるようにするためには、「上下の階層に自由に移動できる」「前後のページに移動できる」「いつでも、どこからでもトップページに戻れる」「サイト内の自分の位置がわかる」などの機能が必要となります。
しかし、ユーザビリティを考慮した「使いやすいナビゲーション」という観点からすれば、これらの機能だけでは不十分です。なぜならば、配置する場所やデザインによって「使いやすさ」は異なるからです。
「使いやすいナビゲーション」にするには、これらの機能を、どの位置にどのようなデザインで配置するかについても考慮する必要があります。また、「適切な目次の設置」や「考慮されたカテゴリー分類」などもナビゲーションを支援する重要な要素になります。
まず、ナビゲーションの基本は、どのページにいてもトップページに戻れることです。つまり、迷子になりそうになっても、いつでも玄関(トップページ)に戻れることが基本なのです。
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カテゴリー移動のナビは、上部または左側に。 |
ホームや大きなカテゴリー分類に移動するためのナビゲーションは、上部ないし左側に配置します。ホームページは基本的に横書きですから、自然と人間の視線は左上に移動します。
なぜなら、横書きの文章は左上から始まっているからです。つまり上部や左側に配置したものは、よく目につき、無理なく認識されることになります。このように配置しておくと、ユーザーは抵抗感や学習の必要がなく、すぐに使いこなせるようになります。
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上下や前後移動のナビは、ページの下部へ。 |
上下や前後のページへの移動のためのナビゲーションは、ページの下部へもってくるのが一般的です。なぜならページの移動は各ページを閲覧し終わった時に行うからです。もちろん、途中で移動したくなる時もあるでしょうけれど。
また、下位ページが複数ある場合の下位ページへのナビゲーションは、目次を作った方が親切な場合があります。このような場合には、適切な目次を作りましょう。
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文字表示は誰にでも理解できます。 |
ナビゲーションは見ただけでその機能が理解されるべきものです。ナビゲーションには、サイト独自の用語や言い回し、画像などは避けた方がよいと思います。サイト独自の用語、言い回し、商品名、オリジナルの画像などをナビゲーションに用いることはユーザーの直感的理解を阻害し、解りづらいものになります。アイコンを多用するのも感心しません。
ナビゲーションに関しては、機能を明確に示すために文字を用いた方がいいです。ローテクのように思えますが、あまり小細工しないでオーソドックスにいきましょう。これが、ユーザーの直感的理解を深め、使いやすいページ作りになります。ナビゲーションに対する小細工は、使いにくさを増すばかりです。
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