「青猫」
ふんわか青猫が
縁側で昼寝をしていた
お腹をふくらませて
暖かな日向の空気を
いっぱい吸い込んでいた
体が風船みたいに
ふくれてきたけど
それでも吸い込んで
ちょっと浮かんで
それでも吸い込んで
とうとう空いっぱいに浮かんで
青猫は大空になった
よく見てごらん
空がお腹の皮みたいに
呼吸してるから
出べそだって見つかるよ
もし細長い雲の陰が
すっと来て
あなたに湿り気のある
そよ風が吹いたら
それは青猫のしっぽだよ
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