どんな特長があるの?

 
 流体力学の世界は広大かつ深淵で流体力学を専門とする人でも流体力学の基礎的部分でも全体を知っている人はいないのではないでしょうか。初心者にしても 専門家にしても流体力学の新しい分野を勉強しようとするとまず立ちはだかるのが論文やテキストに途中式がほとんどなく、まるで読むのを拒否しているかのよ うな文献ばかりであることではないでしょうか。それでも熱意ある人は必死な思いで自力で途中式を展開し読み進みそして専門家になるのでしょうが、各個人が みんな同じ苦労をするというのははなはだ才能と時間の無駄遣いのように思えます。
 私が理解している分野は少ないですが、これから勉強される方が少しでも苦労せずに流体力学の基礎的部分を収得できるように式変形の途中をここに公開した いと思います。
  • 式の変形の途中式を省略せず本テキストのみで式の変形過程が追えるようにした。
  • 議論の正確さを期すため摂動論を多用している。
  • ポテンシャル理論ではmathematicaのプログラムを用いて作図し、mathematicaがあれば誰でもポテンシャル流 れの作図が簡単にできるよ うにしている。
  • Navier-Stokes方程式の導き方が差分的であり、粘性項の導き方が特徴がある。また最新版では積分的方法で導き出して いる。
  • 最新版では様々な座標上のNavier-Stokes方程式に関して記載している。
  • 粘性理論では境界層方程式、ブラジウスの解から境界層積分式まで解説している。
  • 数値流体力学では差分法を解説している。また粒子法に関しても詳しい。
  • ただし本書では非圧縮流体の解説のみである。
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