答え : 肩こり、五十肩、腰痛、膝関節痛のみならず、アレルギー性鼻炎、花粉症、逆子、安産、不妊
子供のアレルギー・おねしょ・風邪を引きやすい、アトピー性皮膚炎、耳鳴り、難聴、薄毛、
脱毛、眼精疲労、更年期障害、自律神経失調、慢性頭痛、めまい、喘息、胃腸障害、
疲労回復、体質改善、認知症予防(ボケ防止)、腰痛予防、生活習慣病の予防、精神安定、
健康管理など、様々な症状に効果が期待できます。
答え : 専門的に答えると、中国で2千年以上前に書かれた、素問、霊枢などの本に記載されている、
身体に流れる12本の経絡という気の流れを、鍼灸によって整えて、身体を健康な状態へ
導いていくためです。
奥の細道を書いた松尾芭蕉が、足の三里というツボにお灸をすえながら旅を続けた話しは有名で、
最近の昭和大学の研究でも、足の三里に鍼を打つと、ウィルス感染細胞や、一部の腫瘍細胞を
攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の働きが活発になることを明らかにしました。
これは免疫力が高まることを意味し、科学的にも、昔から民間でも行われていた鍼と灸の継続が、
健康維持に貢献するということが、証明されてきています。
108歳で男性長寿日本一になった原志免太郎博士も、足の三里へのお灸を欠かさず、104歳
まで現役の医師として活躍していました。
東京都老人総合研究所の研究でも、鍼灸治療により、血流を増やす働きがあるアセチルコリンと
いう物質が2倍に増え、脳の血流が改善することが分かりました。
その他、痛みやけいれんのように、異常に機能が亢進している疾患に対して、鎮静させる作用
(鎮静作用)。
知覚鈍麻、運動麻痺のような神経機能の減弱および内臓諸器官の機能減退に対して、興奮させる
作用(興奮作用)。
治療により白血球は増加し、そこに集合する。またリンパ系賦活により病的滲出物などの吸収を
促進し、炎症を治癒させる作用(消炎作用)。
網内系機能をたかめて、白血球等を増加させ、また免疫能をたかめて、各種疾患の治癒機能を
促進させ、生体の防衛能力をたかめる作用(防衛作用)。
自律神経失調症やアレルギー体質を改善して、体質を強壮にする作用(転調作用)。
などがあります。
答え : 主に使用している鍼は、直径が0.16ミリで、髪の毛と同じ位の太さのものです。
痛みの感じ方というのは個人差が大きく、この鍼先が身体に触れるだけで、身体をビクーンと
振るわせ「イター!」と言う人もいれば、眠っていびきをかき、もっと太い鍼を深く刺しても、
何の反応もない人もいます。
鍼灸の治療のときに、患者さん一人一人に対する刺激の強さを考慮する必要があり、鍼をとても
痛がる、または怖がるような人は、少しの刺激で心臓が急にドキドキしたり、皮膚の艶がよく
なったり、筋肉が柔らかくなったりと、とても敏感に反応するため、刺激は軽めでよく、具体的
には鍼先を皮膚にそっと軽く触れる、或いは鍼を2ミリ、3ミリ程度刺入するのみで効果が上が
り、そのため鍼をまったく感じない、或いは鍼先が皮膚に触れるのが少し感じる程度です。
治療中すぐに眠ってしまうような人には、太い鍼を3センチ位刺入することもありますが、
本人は痛みを感じていませんし、強い刺激のほうが効果が上がります。
答え : お灸にも色々と種類があり、当院で行うお灸は主に、
点灸 (もぐさをゴマ粒ほどにひねって火をつけ、直接皮膚を焼くもの)
温灸 (もぐさを親指ほどの大きさにひねって火をつけ、燃え尽きる前に取るもの)
棒灸 (棒状のもぐさを筒状の器具の中で皮膚から離して固定し、熱さを調節するもの)
の3種類で、お灸も鍼と同様に、患者さん一人一人に対する刺激の強さを考慮して、少しの刺激
で反応する人に対しては、温灸や棒灸など、温かみを感じるだけのお灸を、上手にツボや反応点
に行うため、むしろ気持ちのいいものです。
勿論火傷しませんし、痕も残りません。
お灸は、決して熱いから効くというものではありません。
答え : 初めて治療を受ける時に、痛み、熱さ、何をされるのかなどの恐怖心から、
体がとても緊張して、そのため家に帰ってからドッと疲れが出てしまい、体がだるくなり、
訴えていた症状も逆に強く出てしまうことがあります。
治療の前後にそのことをこちらからよく説明しておけばいいのですが、説明不足の治療家もいて、
このような経験をすると、私には鍼灸は合わないと思ってしまうようです。
鍼灸での刺激の程度によっても、患者さんによって色々な反応の出方があるので、それらを
考慮して治療を行わなければなりません。
例えば、若い・色が白い・細い・精神労働をしているなどの方は、一般的に敏感で、軽い刺激で
効果が現れやすいものです。
それに対して年配者・色が黒い・がっちりしている・肉体労働をしているなどの方は、一般的に
強い刺激でも平気ですが、これに、ストレスの多い人、よく気を使う人、持病があるなどの
要素も入れて考える必要があり、患者さん一人一人に対する刺激の程度というのはとても難しい
ものです。
患者さんによって鍼灸が合う合わないではなく、治療家がこれらを考慮して、一人一人に
合わせて治療を行う必要があるのです。