平成18年4月初旬、我が家に黒めだか5匹がやって来た。小さなビンに入れられて。
窮屈そうだな〜。水は少し濁っている。臭いを嗅いだらなんかドブくさい。水交換しなくていいのだろうか?
よ〜し、ネットで検索してみよう。めだか・飼育で検索すると、 おぉっー あるある。 めだか飼ってる人、たくさんいるんだな〜。
なになに、めだかは絶滅危惧種で、1リットルの水に対して一匹が最適な環境で・・・。がーん・・・お前たち、こんな狭いビンの中に5匹もいるとは。まるで、1Kのアパートに5人住んでいるようなもの。おじちゃん謝ります。「ごめんね。お前たちまで狭い家に住ませるとは。誠に申し訳ございません。」よしっ、明日、大きな水槽を買ってきてやる。お小遣いは少ないけど。

めだか日記1

近所のホームセンターへやって来た。水槽のコーナーを見ると  うわっー 高い。おじちゃんのポケットマネーでは30cm水槽しか買えない。でも、めだか達のことを考えると・・・よっしゃー 清水の舞台から飛び降りるか。って30cm水槽セット、底に敷くマスターソイル、カルキ抜き、魚すくい網、めだかの餌を買ってしまった。1万円が吹っ飛んだ。一回飲みに出たと思えば安いもの。とほほ・・・
家へ帰り水槽をセットするとなんか物足りない。
水草が2本水槽に漂っているだけなのだ。ひえっ〜 貧乏くさい水槽。めだかを入れたが、なんかすっからか〜んで彩りがない。めだか達もとまどっている感じ。

またまた、よっしゃー・・・って水草を買いに出た。今度は、ペット専門のお店へ。水草を見てると、な・な・なんと、白いめだかがいるではないか。キレイだ。優雅だ。気品がある。まるで、白い小さな錦鯉みたいだ。普通の黒めだかが所帯じみた貧乏人に思えた。一匹398円とある。次の瞬間、「すいません。オスメスペアで四匹ください。」と言った私がいた。帰宅し、水草、流木、石を水槽にセットし、白めだかを入れると、妙に黒めだか達が目立ってしまう。黒めだか達の引越しは中止となった。元のビンへUターン。ゴメンちゃい。でも、元の住み慣れた場所に戻って安心したみたいだった。って自分勝手なおじちゃんだ。ということで、結局水槽は白めだか達の新居となった。

4月20日早朝、白めだかを見るとメスのお腹に何かついている。むむむ・・・卵だ!それも20個位くっついている。「よくやった。いい子が産まれますように。」って私は、パパか?
急遽、産卵箱を買ってきて、その中に水草が伸びている部分をハサミでカットして水槽の中に設置した。産卵箱に自由に出入りできるようにして「この中で産むんだぞ。」とは言ったものの、白めだかに通じる訳もない。警戒して産卵箱に近寄ろうともしない。案の定、夕方水槽を確認すると、箱の外の水草に卵はくっついていた。

4月15日、めだか達はよく餌を食べる。今は、朝夕2回の食事だ。ビンの中の黒めだかも大きくなってきた。特に、最近体当たりして喧嘩しているのを見かける。「やはり、ビンの中は狭いのかな〜。何か大きな入れ物に移した方がストレスもなくなり喧嘩しないかもしれない。それと、太陽の下で日光浴させてやらないと、病気になるめだかもいるってネットに書いてあったな。」などと思い水槽のネットショップを検索していると、おおっー あるではないか 睡蓮鉢 屋外で飼うのにはもってこいだし、風流だ。 きっーめっーたっー。 ということで、睡蓮鉢とビオトープの土をネットで購入。それと、水草のオークションでミニ睡蓮を購入した。睡蓮の花は、7月頃咲くとのこと。 う〜む 衝動買いのクセがついてきたのかな?

4月19日、睡蓮鉢、ビオトープの土、それにミニ睡蓮が到着した。早速、屋外にセットし、黒めだかの引越しが完了した。庭のある広〜い一戸建てだ。黒めだか達も優雅に泳いでいる。おじちゃんからの新築祝いは、ミニ睡蓮と白めだか水槽ですくすく育った水草です。喧嘩しないで、仲良くね。でも、ちょっと心配事が・・・雨が降って鉢の水が溢れた時、めだかが外へ飛び出ないかな?

4月22日、卵を採取するため、スポイドを購入した。
「ふふふっ これでどこに卵を産んでも、おじちゃんが採取して産卵箱に移してやるぞ。安心して産むのだぞ。」

ところが、がちょ〜〜ん 卵に糸のようなものがついていて、なかなか水草から離れない。一個とるのに四苦八苦する状態だ。それでも、ある程度採取し産卵箱に移した。
今日は、メスめだかも産卵箱に入り水草に体をこすり付けている。やっと、産卵箱に馴れてきたようだ。

白めだか専用水槽

黒めだか専用睡蓮鉢とミニ睡蓮

卵をつけた白めだかのメス

黒めだかのビン

スポイド

4月25日、毎朝白めだかのメスは卵を産む。もう100個は産んでいる。先に産んだ卵にはもう目玉が確認できる。そんなに産んで大丈夫か?っていうかこの卵が全部孵ったら、めだか屋さんみたいになるな〜。
それよりも、めだかの体力が気になる。人間の妊婦さんは、妊娠中栄養を摂るようにしているけど、めだかにも何か栄養になる食事をさせなければならないんじゃないの?よっしゃ、近所に池があったな! ミジンコを獲りに行こう。でも、昼間,おやじがバケツと虫取り網を持ってうろうろしてたら怪しいから、夜行くことにしよう。

って訳で夜、池に到着。辺りは真っ暗。気持ち悪い。幽霊が出る雰囲気。しかも、懐中電灯を忘れた。網で池の縁をなぞってみると、網の中は木々の葉っぱでいっぱいになる。何か入っているだろうと木の葉といっしょにバケツの水の中へ。何かがバケツの中で飛び跳ねている。
まっ、いいか〜 とそのまま4〜5回すくって帰宅した。玄関の照明のスイッチを入れ、木の葉を除くと な・な・なんと アメリカザリガニ一匹、スジエビ50匹位、黒めだか10匹、かろうじて目視できるミジンコみたいな小生物が多数入っていた。
うおぉぉー どうしよう。

スジエビ

4月26日、ミジンコみたいにピンピン飛び跳ねている小生物と糸みみずみたいなものを水槽に入れ、白めだかに与えてみる。馬鹿みたいに競い合って食べる。よ〜し、体力ついただろ!黒めだかにもお裾分け。こちらも、よく食べる。後にわかったことだが、ミジンコみたいな小生物はスジエビの赤ちゃんだった。ルーペで観察するとエビとは全く違う形なのだが、小学校の理科の時間に習ったミジンコとも形が違う。ネットで調べるとゾエアというエビの幼生だった。
スジエビは、白めだかの水槽と黒めだかの睡蓮鉢に半々位に分けて入れてみた。エビ類は、水槽の苔類を取ってくれるとネットに書いてあったからだ。
アメリカザリガニは、元の池に戻してあげた。達者でな〜。もう、網にかかるなよ〜。
夜、睡蓮鉢を覗いてみると、スジエビが全滅していた。なんでだろ?いらぬ殺生をしてしまった。

4月30日、白めだかの水槽の端にちっちゃな糸みたいなものがくっついている。やったー、産まれた!めだかのあかちゃんだ!透明でお腹だけがポコンと出ている。かわいいな・・・大きく育てよ。
その時だった、親めだかがパクリと食べてしまった。
「な・な・なんばしよっとか!」と叫んでしまった。親が子を食べるなんて。エビの赤ちゃんじゃないんだぞ。
それにしても、迂闊だった。ネットでもそんな事が書いてあったのを今になって思い出した。卵の状態だと親めだかは振り向きもしなかったのに。産まれた途端、泳ぎだした途端、食用と認識してしまうものなのか?
大変だ。産卵箱に卵を入れたままだと、孵化した途端食べられてしまう。急遽、黒めだかが入っていたビンに卵を移した。

観察用ルーペ

透明なめだかの卵

5月2日、相変わらず白めだかの親は卵を産み続けている。ビンの中の卵も孵化して、どんどん子めだかが増えてきた。水槽の中では、採取できてなかった卵が孵化し、子めだかがじっとはしにへばり付いている。その上、屋外の睡蓮鉢にも数匹の黒い子めだかの姿が。
親めだかに食べられないうちに移動させないと・・・ う〜ん困った。 入れ物がない。まさか、食器やキッチンにあるボール、空き瓶、花瓶に入れる訳にもいかない。後で家内に何言われるかわからない。
そうだ! ネットに書いてあった発泡スチロールだ!
発泡スチロールは、近所のスーパーの裏にいっぱい積んである。よしっ、ただで貰ってこようと出かけ、大きな林檎の入っていた発泡スチロールを2箱を持ち帰った。林檎の匂いがしみ込んでいたため、何度か水洗いした。底には、これもネットで情報を得た園芸用の赤玉土小粒を敷いた。水草や浮き草を配置し完成。
これなら、何百匹産まれても大丈夫だ。すぐに子めだかと孵化前の卵を白いお城に避難させた。

子めだかのお城(発泡スチロール)

産まれたてのあかちゃんめだか

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