6月4日、また近所の田んぼにミジンコを獲りに行った。先月植えつけられた稲も順調に成長している。網の目の細かい魚すくい網で、ミジンコがうじゃうじゃいる所をすくうと、網の中が緑色になっている。バケツに移し観察すると、多量のボルボックスが入っていた。ここ数日間は晴天に恵まれたため、田んぼに大量発生したものと思われる。目的のミジンコの数の数倍はいる。分けて獲ることもできないため、そのまま家に持って帰った
緑色のバケツの中をよくよく見ると、小さなおたまじゃくし、赤い糸ミミズ、昆虫の幼虫みたいなものが入っていた。
毎日、卵を産み続ける親めだか達にご褒美として、緑色の水を網ですくって与えてみた。親めだか達はわき目も振らず、一心不乱に食べていた。ところが、次の瞬間、一匹の白めだかが目をくるくるさせて横向きになってふらふらと泳ぎだした。平衡感覚がなくなったようだ、まるで人間がメニエル病にかかったみたいに。そして、今度はおもいっきりジャンプして、水槽の上のカバーに激突した。食べ過ぎなのか、何か変な生物を食べたからなのかわからない。数分後、元に戻って何もなかったように泳ぎだしたから良かったものの、このまま死んでしまうかもしれないとかなり心配した。次回から田んぼで採取した生物はある程度選別して与えなければならなくなる。また、おじちゃんの作業が一つ増えた。

めだか日記3

元気になって泳ぐ白めだかのオス

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6月7日、ネットでめだか屋さんのサイトを見ると色んな種類のめだかがいる。アルビノめだか、白ヒカリめだか、青めだか、茶めだか、緋めだか、ブチめだか、桜めだか・・・中には、これ奇形じゃないの?と思える姿のめだかもいる。めだか屋さん、ごめんなさい。悪い意味ではないのよ。おじちゃんの率直な感想です。
品種改良もここまでくるとなんか異様な感じを受けた。今後も、改良を重ねて様々なめだかが誕生するのだろう。たとえば、模様のついた錦鯉みたいな錦めだかとか。品評会があって、一匹うん百万円とかして、成金の社長さんとかが飼ってて・・・なんて。
めだかに限らず他のペット、家畜、食物など人に都合のいい人工的な種の改良は今後も進んで行くだろうが、人にどこまで許されるのか、どこかで制限しないと、人類の改良なんてことにもなりかねない。頭の良い脳みそ人間や、病気をしない体の強いムキムキ人間のみが生存する世界なんて考えただけでもゾッとする。
そういえば、うちの白めだかも品種改良を重ねた結果存在するのだ。キレイだ!かわいい!と思ってつい買ってしまって、今じゃ、白めだかの子が爆発的に増えてきた。
普通の黒めだかの子と比べても成長が早い。これも品種改良の結果なのか?なんか色々考えさせられる一日だった。

       水槽のスジエビ
透明、黒、黄色など個体により様々です

6月9日、昨日九州北部の梅雨入り宣言が出た。でも、今日は晴れ模様。屋外のめだか達も水面近くで日向ぼっこしている。
夕方、毎日の日課である産まれた子めだかを発泡スチロールへ移動する作業をしていると、犬の散歩をしている近所のじいちゃんが声を掛けてきた。
「なんば、こうとらすとですか?(訳 何を飼っていらっしゃるのですか)」

「めだかです」
「ほ〜う。だいぶおるごたっですね(訳 沢山いるみたいですね)」
「ええ、まあ」
「ありぁ、そんめだか白かね〜(訳 あれ、そのめだか白いですね)」
「ええ、白めだかですから」
それから、めだかのこと、犬のことなど15分ほど立ち話をしていたが、その間、私はずっ〜と足踏みをしていた。蚊がいるのだ。それも数匹。じいちゃんは長袖、長ズボンに運動靴だが、私はTシャツ、短パン、スリッパなのだ。案の定、足と腕8ヶ所刺されてしまった。じいちゃんと別れた後、すぐ家に飛び込んで虫さされをつけたが、しばらく痒みが治まらなかった。今度、会ったら挨拶だけにしよう・・・

浮き草に占領されつつある発泡スチロール

6月11日、昨日より甥っ子が泊まりに来ていたので、二人でミジンコ獲りに出かけた。いつもの田んぼに着くと、小さな蛙、ゲンゴロウ、ジャンボタニシ、糸トンボ等々いろんな生き物がいる。もちろんミジンコも大発生していた。
めだかの餌となるミジンコを沢山獲ったので、帰ろうとしていると、甥っ子が隣の水田を見て「なんか緑か魚んごたっとの、いっぱい泳ぎよる!(訳 何か緑色の魚のようなものが、沢山泳いでいる)」と叫んだ。近づいて観察すると、大量の豊年エビだった。
テレビニュースやインターネットで見て知ってはいたものの、見るのは生まれて初めてだ。水質の良い水田でなければ、発生しないらしく、豊年エビが発生した年は、お米が豊作なのでその名がついたらしい。
それで、甥っ子に、この田んぼは今年良いお米が獲れるだろうと話したら、「そいって、コシヒカリとか言う新潟のお米やろ?ママが高かけん、うちんがたは買いきれんって言いよったもん。(訳 それって、コシヒカリって言う新潟のお米じゃない?母親が値段が高いからうちの家は買えないって言ってたよ)」などと訳のわからないことを言っていた。
母親の何気ない言葉を思い出したのだろう。それにしても、子供は、なんでも構わず話すものだ。子供の前で迂闊に話したママの顔を思い出し、ニヤニヤしながら帰宅した。

豊年エビ

ミジンコ

6月19日、浮き草がもの凄い勢いで成長している。発泡スチロールの箱はほぼオオアカウキクサに覆われてしまっている。水面が見えないため何匹のめだか達がいるのかも見当がつかない状況だ。ちなみに、手でかき分けてみると、大量の子めだか達が泳ぎ回っていた。こちらも爆発的に増えてしまっている。天敵のいる自然界と違って、ここには子めだか達を脅かす存在はなにもなく、とても快適なのだろう。しかも、親めだか達は毎日卵を産み続けているのだ。考えてみなくても、増えるのはごく当然のことである。
そろそろ、2個の発泡スチロールでは、限界である。3個目の発泡スチロールをセットしなければならないが、家内の顔が頭の中をよぎって、言い出すタイミングと理由付けを探さなければならないだろう。例えば、浮き草が増えすぎて、めだかが酸欠で全滅してしまうとか、甥っ子にわけてあげるため、一時的に元気な子めだかを取り分けておくためとか・・・
が、しかし二番目の理由は難しくなってきた。最近、甥っ子がめだかの飼育にあまり関心を示さなくなってきたことだ。先日、ザリガニを飼いたいとかぬかした。子供って、心変わりが激しいというか、無責任というか・・・絶対、めだかを押し付けて飼育させてやる!!カワイイ子めだか達のために、おじちゃんは鬼と呼ばれても平気さっ!

成長し続け
る浮き草

大量の子めだか達
誰かお嫁にもらって

6月26日、九州北部が梅雨入りしてから、良い天気が続いていたが、昨日から今日にかけて大雨となってしまった。佐世保では200ミリ以上の降水量で、市内福石町では、がけ崩れで鉄道が佐世保駅〜日宇駅間で運休となってしまった。
我が家では、先日、発泡スチロールを2個追加して、合計4個となった。新しく誕生した子めだかが、先に産まれためだか達(もう2〜3cmになっている)に追いかけ回されていたり、爆発的に増えた浮き草を取り分けなければ餌を与える隙間もなかっためだ。追加した1個には、最近誕生したばかりの子めだか達と、浮き草も表面積の半分位入れた。もう1個は浮き草のみ入れた。これで、1ヶ月位は心配はないだろう、と安心していた。
しかし、昨日からの大雨で浮き草と誕生したばかりの子めだか達が流されてしまった。雨が降っていたので、発泡スチロールに蓋をしていたのだが、夜中に蓋が飛ばされ、朝方見たときには、水が溢れ浮き草は辺りに散乱していた。子めだかの数も明らかに減っていた。が〜ん・・・しっかり蓋をしていたのだが・・・ショック・・・
ただ、発泡スチロールの下は道路沿いの深さ40cm位の溝になっていて、数百m先には常時水が溜まっている溜マスになっているため、流されたとしてもそこで生き残る可能性がある。後日、確認してみよう。生存していたら、おじちゃんが救い出してやる!それにしても、後一月は雨との戦いになる。その後は台風か?蚊に加えて自然との戦いが続くのだろう。おじちゃん、ガンバルよ!!

:     現在の状況 
雨よけのフタをした発泡スチロール

7月4日、最近曇りや雨の日が多く、太陽が顔を出す日が少なくなった。梅雨明けまであと2週間位だろうが、湿気が多く、屋外の睡蓮鉢や発泡スチロールのめだか達は、太陽が恋しいらしく、水面近くで泳ぎ回っている。室内の水槽は、先日、我が家で産まれた子めだか5匹を入れ、親めだかと涙の対面を行った。ところが、親は警戒し、なんと子めだかに体当たりしている。これがめだかの愛情表現なのだろうか?数日するとお互い馴れたのか、子めだかが親めだかに対して求愛行動をとるようになった・・・それって近親相姦じゃないの?まだ、親めだかの半分位の大きさなのに、そういう事は一人前なのか?
この時期成長が著しいのが、睡蓮とオオアカウキクサという浮き草だ。睡蓮の葉はほぼ睡蓮鉢を覆ってしまい、オオアカウキクサは、発泡スチロールの表面をびっしり覆い尽くしてしまった。毎日、他のバケツやプラスチック容器などに移し替えているのだが、オオアカウキクサの繁殖力はすざましく、数日で再び水面を覆ってしまう勢いだ。そのため、我が家の玄関は、バケツやプラスチック容器が散乱している。このままだと、浮き草屋敷となることは確実だ。ネットオークションで売却することにした。安くしとくから皆さん買って!

成長著しい
睡蓮の葉

現在の我が家の玄関
浮き草いらんかね〜

7月7日、今日は七夕だが、天の川は拝めそうにない。昨日、久しぶりに太陽が顔を出したのだが、すぐに梅雨空に戻ってしまった。巷では、中田引退、北朝鮮、王監督入院の悪いニュースが流れて、今の日本を象徴するかのようだ。
先日、我が家のめだかも、マイナス要因に引きずられるかのように病気にかかってしまった。水槽のメスめだかが、エラ腐れを起こしてしまったのだ。毎日、産卵していたのだが、急に卵を産まなくなり、フラフラと泳いでいた。急遽、メチレンブルーを投薬し、様子をうかがってみた。病状はみるみる間に回復し、今日からまた産卵するようになった。餌も良く食べている。ふぅー 安心した・・・
ところで、先日水槽に入れた我が家で産まれた子めだかが、なんと産卵した。まだ、卵から孵化して、3ヶ月もたたないのに・・・すごい繁殖力である。また、どんどんと稚魚が増えてくるのだろう。どうしよう・・・困った・・・すでに我が家には数百匹のめだか達がいる。
よ〜し、里子に出そうということで、ペットショップ数ヶ所に電話してみた。どこの店員も「ただで引き取りはできますが、買取はできません!」という応対。それじゃ、ぼろ儲けじゃないか。まぁ、売ろうというおじちゃんの考えもチョット汚かったかな〜?それなら、ただで近所の子供たちやめだか好きの人にあげよう。
ということで、欲しい方は遠慮なく連絡して下さいネ。

投薬で青くなった水槽
早く良くなってネ〜

増殖し続ける
オオアカウキクサ

7月15日、気温は34℃ともう真夏の天気である。屋外のめだかハウスの水はぬるま湯になって、このままだとめだかが茹で上がってしまう。発泡スチロールの蓋を被せ、冷水を全体にかけて水温を下げた。しかし、一時しのぎだった。一時間もするとまたぬるま湯に戻った。 ハァ〜 梅雨が明けたら日よけを作らなくてはならなくなるだろう。
ここにきて、浮き草の増殖が激しさを増してきた。水温が上がったためだろうか、オオアカウキクサ、サンショウモ、フロッグピットがどんどん水面を覆い尽くしてきた。玄関は浮き草だらけ。水槽も浮き草だらけ。めだかの形さえ見えない状態である。このままではいけないと、オークションに出品してみた。オオアカウキクサは、30cmバケツ3杯分が売却できたが(購入時の投資金額をオーバーし利益がでた!ウヒヒ また金の話かい!)増殖のスピードが速く、もっと売らなければならない。
子めだかも、増え続け、4月産まれの二世めだかも産卵を始めた。こちらも、オークションに5匹1円で出品している。早く売却を進めないと我が家は本当にメダカハウスになってしまう。(もう半分はなっているような状態?)
欲しい人、買ってちょ・・・

たくさんおるで〜  いらんかね〜

7月22日、まったく梅雨が明ける気配がなく、毎日毎日雨が続いている。長野県や九州南部では集中豪雨で死者まで出ている。地球温暖化の影響なのか?便利さを追求した人類へのツケが回ってきたのか?このままでは100年も人類はもたないだろう。どちらにしても来週中には梅雨明けしてもらいたいものだ。
雨模様の中、我が家の睡蓮が花を咲かせた。かわいいベージュだった。葉っぱだらけの睡蓮鉢が花が咲いただけで風情のある絵画になった。見ているだけで癒されてくる。新しい発見もあった。花は午前中に花びらを広げ、夕方には閉じる。それを何日も繰り返すようだ。花芽も次々に水中から茎を伸ばして、数週間は咲き続けることだろう。
ところで、浮き草と二世めだかはオークションで好評で売れ続けている。開始価格1円と安く設定しているからだろうか?最終的には1匹100円位になって落札されている。でも、梱包料や送料を考えるとオークションで落札するより近所のペットショップで買った方が安くつくと思うのだが?嫁いだめだか達、新しいご主人様にかわいがってもらえよ〜 達者でな〜

かわいい睡蓮の花

8月1日、梅雨が明け毎日30度を超える暑い日が続いている。屋外の発泡スチロールや睡蓮鉢の水温も、日中はぬるま湯になっていてまるでめだか露天風呂である。
浮き草もどんどんランナーを出して子株を増やし続け、その子株から孫株が生まれる状況だ。ある程度オークションで売りさばいたり、知り合いに分けてあげたりしているが、繁殖力が強く屋外は浮き草屋の様相を呈している。入れ物も全て使いはたして、これ以上増殖すると処分しなくてはならなくなるだろう。梅雨時期に栄養剤を与えたのが間違っていたのか?今になって反省している・・・
めだか達も毎日産卵し、孵化し成長した子めだかがまた産卵し、三世代となっている。あと2〜3ヶ月もすると四世代となっていることだろう。ねずみ算式ではなくめだか算式に増えるめだか達・・・最初孵化した時は、ものすごく嬉しかった気持ちが、ここに到っては少々不安となってきた。
しかし、巷ではめだかが絶滅危惧種に指定され、野生めだかの数が激減しているというのだが、これほどの繁殖力を持つ生物が減っているとは、環境の悪化がものすごく悪いのだろうか?ここ数年、河川の状態は良くなってきているとのことだが、川遊びや泳いでいる子供の姿が見られるような昔の風景になる日が来るだろうか?

増え続けバケツにまで入れている浮き草