いいか、ruriruriには絶対に言うなよ。
実は本当の目的地は、東京なんだ。
――武嶋幾夜

2007年の旅


                      
■HTB-Complete
主な移動手段
○阪急電鉄
 ・阪急宝塚線
○JR東海
 ・東海道新幹線(300系)
○東京メトロ
 ・東西線
○東京急行電鉄
 ・東急東横線
宿泊
 ・ホテルパークレーン西葛西
同行者
○high
 ・旅行の真相を知っている人。
○Load
 ・南紀に行くと信じている人。
○ruriruri
 ・Loadを騙して函館に行くと信じている人。
○bippy
 ・ある意味ウンディーネ(ぇ
日誌
出発前夜
2月10日(1日目)
2月11日(2日目)
2月12日(3日目)
後日譚
はじめに
 そもそものきっかけは何だったのか、今となっては覚えていません。
 ただ、最初は南紀に行こうと考えていたのは、確かだと思います。
 2月の北海道旅行が非常識な価格になっていることを、私は知っていたからです。
 にもかかわらず、今回南紀を選ばなかった理由は何かと考えると、恐らくそれは、南紀で2泊3日をするのはさすがに飽きる、という、極めて現実的な判断があったからだと思います。
 だから、旅行当日まで南紀に行くと思っていたLoadや、Loadを騙して函館へ行くと思っていたruriruriは、止むを得ない犠牲だったのです。
 願わくば、この文章を当事者達が幸多き後世の中で顧みられんことを…。


2月8日(木)
 この日、いよいよ遠く宮崎からruriruriがクレーンでやってきました。
 というわけで、歓迎がてら川西ラウンドワンに行ったとですよ。
 そしたらこの人、私が渡したメダル500枚で、
 いきなりダイノキングでEXジャックポット出したとですよ。
 私ですら出したことないのに…。
 すっかりいじけた私は、独り寂しく電車でGO!
 約700円ほど消費して、初あたり。
 まぁ、4連で終わったんですけどね。
 その後、私もダイノキングをやったりしたんですが、結果は微増、といったところでした。
 この日の夕方は仕事が入っていたので、夜に大きな動きは特になし。
 強いて言えば、明日やって来る筈のLoadのパンフを印刷することくらいでしょうか。


パンフレット
 今回、私は3種類のパンフレットを作成しました。
 ひとつ目のタイトルは、『南紀再逢〜紀伊勝浦再突入計画〜』。オーシャンアローで南紀の勝浦へと向かい、去年も泊まったホテル浦島を訪れるという、お気楽湯煙路線な内容です。
 幾つか難点を挙げるとすれば、旅行の目的のところに、
 「Fて言うかさ、ホントに南紀に行けると思ってんの?」
と書いてあることでしょうか。
 ふたつ目のタイトルは、『『南紀再逢』に見せかけたLoadさん函館移送計画』。オーシャンアローを見送った後、同じホームに入ってくる関空特急はるかに乗り、関西空港へ。そして飛行機で函館へ向かうという、何とも乱暴な内容です。
 こちらも、難点を挙げるとすれば、旅行の目的のところに、
 「Aでもよ、俺が素直に北海道行くと思うか?」
と、読み取れないくらいの小さな文字で書いてあることでしょうか。
 要するに、私には南紀にも北海道にも行く気がなかったんですね。
 そこで、作成したパンフのタイトルが、『HTB-Complete〜「前回行きそびれちゃった東京にも行っときましょう計画」〜』です。
 せっかくなので、そのパンフの前書きの文章を紹介しておきましょう。
 この文章をLoadとruriruriが読んでいるということは、既に今回の旅行の真相を知ってしまったということでしょう。これを手渡されるまでにどれほどのワロスが展開されたのかは、今この文章を書いている時点では想像する他ありませんが、恐らく2人が浮かべているのは渇いた笑みか、憤怒の表情のいずれかでしょう。
 今のあなた達に、私から言うことはそれほど多くありません。そうですね、例えば「言い出しっぺはhighだ」とか、「JMは全てを知っていた」とか、「マジで気づかなかったヤツは頭悪いよねー」とか。筑紫さんの罵詈雑言もビックリなくらい罵りの言葉は浮かびますが、悪いなんて謝罪の念は5テラバイトもありません。
 そもそも東京へ行こうと考えたのは、「コミッショナーはプライベートで東京に行ったことがない」という、それだけのことでした。もっと言えば、彼はネクタイを付けずに東京に行ったことは、一度としてありません。だから、今回彼がスーツ姿なのは、せめてものヒントだったのです。
 でも、また今回もネクタイ付けての東京になりました。このリベンジは、いつかまたこっそり騙してやります。
 これを書いたのが、2月7日。翌日には宮崎からruriruriが来るという段階でした。
 その日のうちに、本物のパンフレットを人数分印刷し、鞄に入れて、準備完了。8日には、ruriruriのいる前で函館のパンフレットを印刷し、準備。9日の晩には、Loadの目の前で南紀のパンフレットを印刷し、準備。
 まぁ、騙しの為に3種類もパンフがあるなんて考えないでしょうし、ましてや、本人たちにパンフ作成を手伝わせていますから。既に私が1人でパンフを完成させて仕込んでいるなんて、想像もしていなかったでしょう。
 それでは、旅行前日、2007年2月9日の日記を見てゆきましょう。

2月9日(金)
 普段、金曜日は仕事を入れているのですが、明日からのことも考えて、午前中に仕事を移してもらいました。
 そして、家に戻ったのが14時過ぎ。留守番していたruriruriは、空腹に耐えかねて死にかけていました。こら先にメシを食わねば…とくるのが普通の流れですが、生憎私は仕事先で食事を済ませていたのです(だから遅くなったんですね)。
 ということで、ruriruriの食事はお預け。結局、彼が食事にありつけたのは19時になってからでした。
 まず私たちが向かったのは、阪急と地下鉄を乗り継いで、難波。ここで、有給を取ったLoadと合流します。
 なぜに難波なのか、と言いますと、この2人が信じている旅行先には、虎の穴やソフマップなどというショップは存在しないからです。
まぁとにかく、セガアビオンの北斗パチ(甘デジ)で連荘しながら、Loadを待っていました。
 Loadと合流し、獲得したメダルを消化すると、難波のショップをぶらぶら回り、梅田へと戻ります。
 そして、今宵のメインディッシュ・餃子の天平へ。
いやぁ、美味いなぁ。
 結局、4人(この時だけ後輩のMMを召喚)で餃子130個とビール中瓶3本、サイダー2缶を消化し、すっかり満腹になりました。
 こら腹ごなしせないかんな、ということで、梅田ABCでコインコイン、その間に湖の国からhighが到着し、旅行の面子が揃いました。
 明日は、いよいよ企画開始です。



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