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カリキュラム全般 (1) 1年間で2年間分の56単位を取得
通常2年かけても取るのに大変なMBAを1年で取ろうというのだから、当初慣れるまではスケジュ−ル的には結構きついと感じられるかもしれません。しかし、オフィス、教授、学生によるバックアップ体制が充実しているので全体的な満足感は高いです。また私費留学生にとっては、生活費などを考えると、1年で取れるというのも大きなメリットです。
ただし授業料については、1単位当たりいくらと決まっていますので、2年分の授業料を取られることになります。
(2) スケジュール
毎年8月初旬から翌年7月初旬までの間、5term 制で授業が行われます。(Class
of 2003迄は4term 制でした。) 授業は通常月曜日から木曜日が午前中9:30〜12:00、午後1:30〜4:00。4:00以降はグループワークの時間として費やされることが多い。
また、金曜日は通常の授業はありませんが、グループワークの日として、またコンサルティングプロジェクトにおいてクライアントや担当教授との打ち合わせの日として使われます。 Class of 2007からTerm 1とTerm 2では金曜日の代わりに水曜日が休みとなり、就職活動に当てられるようになりました。Term 3以降は金曜日が休みになっていました。 (3) 課題・グループワーク
課題は個人とグル−プワ−クの2つがあります。IBEARの場合、個人に課される課題よりもグループワークの数および比重が高くなっています。これはビジネスにおける協調心の重要性を勘案してのことだと思われます。また、グル−プワ−クを通して、お互いをよく知り、異文化の交流を通して、卒業後の末永いの人間関係 (IBEAR Family) を築いていくことができます。
(4) 助け合い・チューター制度
各科目に強い人がそれぞれ勉強会を開いて、知識、知能の共有化をはかり、クラス全員の授業のキャッチアップをしてくれます。(主体的に誰かがやる必要がありますが)一方、フルタイムの学生やPhDの学生が、チュ−タ−として個別に指導してくれる制度もあります。これらは、基本的に各教授に相談することによって、誰が、いくらで(無料もあり)、指導してくれるかの情報をもらうことができます。
(5)選択科目(ファイナンス、Entrepreneur、エンターテイメント等々)
基本的に IBEAR のプログラムはスケジュールが固定されており、かつ時間割等がフルタイム MBA や他の専攻と違っているため、あまり自由に選択科目を取ることができません。
その中でも、あらかじめ2つの科目 (6単位分) は選択科目として設定されており、自分の興味のある分野の科目をとることができます。それ以外で自分の興味ある分野の科目をとる場合には、他の科目を waive しなければいけません。 (ただし、お金を払って56単位以上をとる場合にはこの限りではありません) Waiveする方法は、授業の開始前に要件を満たす書類を提出して認めてもらう必要があります。基本的要件は、学部時代に2つ以上の科目をとり、かつB以上の成績、あるいは修士課程で1つ履修済みあれば Waive することも可能です。最高で約20単位弱のクラスを選考科目に切り替えている人もいます。
選択の対象となる科目は、USC 内の graduate コースでスケジュールがあえば、基本的にどの科目でもとることが可能です(最終的には Jack Lewis の許可が必要ですが)。 実際にPM-MBA(パートタイムMBA)の授業や、USCで有名なエンターテイメント系の Film スクール、Annenberg スクールの科目をとっている人もいます。
(6)
テキスト
各科目では、教授のパワーポイント資料、教科書、及びコースリーダー(ケースや論文集)がテキストとして使われます。(科目によりどれを使うかは異なります。) とにかく、教科書・コースリーダーは、デカくて厚くて高いです。教科書の平均値段は$80〜100前後で、各 term $400〜500の出費が必要になります。ブックストアには中古本も売られていますが、2〜3割しか安くありません。授業によっては、ほとんど教科書を使わなかったり、他に推薦図書があったりしますので、最終的に教授とよく話をしてから、買うことをおすすめします。
(7) コンサルティングプロジェクト
コアプログラムの目玉であるのがコンサルティングプロジェクト。最後の2 term を使って半年間に渡って行われます。4〜5人が1グループとなって、実際の企業からコンサルの依頼を受けて、コンサルティングテーマに応じた各国のリサーチや課題分析等を行います。ほとんどのチームは企業のお金で海外に出かけて現地調査や企業とのミーティングを行います。最終プレゼンでは実際の企業のトップと面会してコンサルティングの調査報告を行うこともあり、その経験を通して企業との関係を深め、その後の就職先として決まるケースもあります。
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