活動拠点. 原井ふれあいの家
〒828-0005 福岡県豊前市大字畑1924番地
盆踊り盆口説きについて 〔解説〕元行橋市椿市公民館長 川上富士視さん
| 豊前豊後は、その昔豊国といわれ、農業の恩恵に浴してきました。私達の郷土行橋・京都地方には不滅の歴史と文化が残されています。 また、私達の先人達が残した文化的伝承の中の盆口説を若者達に口説かれ、踊りつがれ、明るい豊かな郷土づくりに役立てばと考え、 ここに盂蘭盆会等について記述致します。 ◎盂蘭盆会 盆踊りは盂蘭盆に踊られる一連の盆会の行事の一つです。娯楽の少なかった戦前までは、 盆は正月と共に民間年中行事の双璧であり、遠地に働きに出ている人も、この時には墓参に故郷に帰る楽しい行事の一つでありました。 盂蘭盆の起源は、(梵)から転化したウランバーナを音訳した語ともいわれています。ウランバーナは倒懸(さかさ吊り)という意味で、 釈迦の弟子の目蓮の母が、餓鬼道におちて倒懸の苦を受けていたので、目蓮は仏陀にこれを救う法を請うた。仏陀は「七月十五日に百味の飲食で 衆僧を供養すれば、七世の父母の苦難を救う。」と教えたという盂蘭盆経の説などに由来するといわれています。 わが国では、盂蘭盆会は古く から行われ、日本書記の推古天皇十四年(606年)の条に「是年より初めて寺毎に四月の八日、七月の十五日に設斎す。」とあります。このこと がわが国における灌仏会、盂蘭盆会のはじまりとされています。 ◎盆踊り 盆踊りは、盂蘭盆会におどられ、通常十三日から十六日にかけて、 寺の境内や町村の広場、辻などで老若男女が大勢参加して、他界から帰って来る精霊を迎え祭り、再び送るための踊りであります。 近年は、 その宗教的要素の薄れたものが多いが全国各地に見られ、最も大衆性の高い民族芸能であるといえます。 盆踊りは、記録的には「春日権現神主師淳記」 の明応六年(1497年)七月十五日の条に「南都中、近年の盆おどり、異類・異形一興」と見えるのが最古と思われます。 盆踊りの源流は、もともと 盂蘭盆会に行われた念仏踊りであり、風流(浮立)であったことは「看聞御記」を見ると明らかで、その初見は応永二十三年(1416年)の「念仏拍物」 であります。 これは平安時代に始められた空也上人の踊躍念仏が、一遍の念仏踊りに引き継がれ、やがて時宗の活躍と共に民間に広められたとされていますが、流行の風流踊りを適宜に取り入れ、室町時代には風流拍物に念仏を加えて、念仏拍物となりました。 江戸時代初期には、伊勢踊りや小町踊りなどの影響を 受けたといわれています。盆には供養される精霊だけでなく、無縁の亡霊もやって来ると信じ、これは踊りの陽気なにぎわいの中に、上手にさそい出して村外 へ送り出す必要があったようです。 この外小歌・組歌・口説節などの歌の発展も盆踊りの発展に寄与しました。江戸時代中期の民謡集で「諸国盆踊唱歌」 とも「山家鳥虫歌」ともよばれるものには、健康な農民の労働歌や恋歌などがみられます。特定の作者をもたず、盆踊りなどの行事を通して創作されたものと 思われます。 念仏や和讃を唱えて踊る地方もあるが、近世以後、太鼓や笛の伴奏で七七七五調の民謡、あるいは即興的にうたって踊る場合が多く、また江戸時代 には口説が用いられ口説節が流行しました。 櫓の上で音頭取りが長々とうたえば踊り手は囃子言葉を入れて踊る。この形式が広く行われるようになったものです 歌詞は、五七五句形、七七七五句形や七五句を反復するものがあります。五七五句形は少なく、七七七五句形は「揃うた、揃うたよ、踊り子が揃うた、秋の出穂より、よく揃うた」などと、非常に数が多いようです。 また七七句の反復は、口説の「花のお江戸の、そのかたわらに、さても珍し、心中話」という形のもので、豊前地区 で最も多い句形です。盆踊りに使用する楽器は(一)唄だけのもの(二)唄に太鼓を加えたもの(三)唄と太鼓に篠笛や鉦を加えたもの(この形式は非常に 多いようです。)(四)酒樽を主要楽器とするもの(五)音頭取りが酒樽をたたきながら拍子を取り、伴奏は別に篠笛、鉦、太鼓などが入っているもの(八木節) (六)三味線を入れたもの(佐渡の相川音頭・おけさ踊り、岐阜の郡上踊り、大分の鶴崎踊り)(七)胡弓を加えるもの(富士のおわら節)等があるようです。 盆踊りは寺の境内や広場などに櫓を設け、提灯をさげ、音頭取りがその上で傘をさして太鼓の伴奏等で唄い、踊り手がこの櫓を取り巻いて、櫓を廻りながら踊るのが 普通であり、このほかに流し・ぞめき・盆やっしなど称して、徳島の阿波踊りのように行列をなして、町を群舞して浮かれ歩くものもあります。 音頭取りが傘を持って立ったり、櫓や屋台を建てたりするのは、精霊迎えの意味があり、行列して群舞するのは精霊送りの意味があるといわれています。また初盆の家で踊るところもあります。 服装(葬)は各自まちまちであるのが普通ですが、所によっては花笠・編み笠・頬冠り・頭巾などをかむって踊るところもあります。 特に棒踊りも一部であるようです。(日田方面)盆踊りの振りは、最も簡単なもので行進の振りに僅かにしなをつけたものが多く、手拍子を打つのを境に、ほとんど 数拍ないし十数拍を出ない、しかしその踊り姿はなかなか美しいものであります。 また、踊り子は、うちわ・タオル等を持つことが多いようです。 |
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畑盆口説き保存会は、「小さな親切」運動行橋支部が編集 ・発行した「ふるさと盆口説き」で練習をしています。 平成29年の会員は6名で、練習は7月、8月の2か月に集中 します。 大字畑区合同盆踊りは、8月15日です。17時から納涼祭 もあり、花火も上がります。 盆踊りが終わった後、豪華景品が当たる福引抽選会もお 楽しみください。 「ふるさと盆口説き」 編集・発行 「小さな親切運動」行橋支部 事務局 行橋市中央二丁目 8-7 木村医院内 電話番号 0930-22-2345 |
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