最新情報  2005年10月の公演詳細です!  

市川でよい芝居をみる会
第10回公演

 

劇団文化座

たつのおとしご亭 
―ハリーとガートルード―

作=エドワード・J・ムーア
訳=吉原豊司
演出=小林裕

出演=高村尚枝
斎藤志郎(文学座)

10月5日(水)
開演 午後6時40分

市川市文化会館 小ホール

 

チケット取扱い・お問い合わせ

TEL 047-327-8817
市川でよい芝居をみる会

 

= ものがたり =

とある港町、「たつのおとしご亭」と呼ばれる居酒屋。
荒れくれ男たちの間で逞しく生きる酒場の女主人ガートルード。
どしゃ降りの雨のなか、船乗りのハリーが航海を終え久し振りに帰ってくる。
そう、二人は愛し合い、ハリーは「たつのおとしご」に居候しているのだ。
しかし、描いた夢を暑く語り出すハリーにガートルードは苛立ち、二人は事毎に感情をぶつけ合う。
愛し合うが故に傷つけ合い、傷つけ合いながらも惹かれ合う男と女。
不器用だが純粋な愛は、秘められた過去を乗り越えることができるのか――。

せつない話である。そうして愛しいドラマである。

たつのおとしごの姿かたちのように。

考えるまでもなく我々も、人生の地図上でバタバタともがきながら、「神よ、何故・・・。」と何度叫びたい思いをしてきたことか。いや、今でさえも・・・。

必死で水を掻きながら漂うようにしか生きられない”たつのおとしごたち”。

演出  小林 裕  

 

そこ(「たつのおとしご亭」)にあるのは、「純愛」という、人間だれしもが胸に秘め持つテーマをめぐって格闘する、 生身(なまみ)の男と女。

一切のケレンを排し、あくまでもリアルに骨太に書かれた二人のダイアローグには、それを演ずる役者さんに体当たりの演技を促してやまない醍醐味が満ちあふれています。

訳   吉原 豊司  


傷ましくも美しい愛のかたちが、

いまを生きる私たちの胸に深く突き刺さることでしょう。


誰もがリアルに、親近感を持って見られる舞台です。

ぜひ、ご覧ください。

劇団文化座
http://www.bunkaza.com/

1942(昭和17)年井上正夫演劇道場のメンバーであった故佐佐木隆、鈴木光枝、山村聡らによって結成。
三好十郎作「炎の人」、山代巴作「 荷車の歌 」、長塚節作「 土 」、山崎朋子作「 サンダカン八番娼館 」など、底辺に生きる人々に光りをあてた作品を上演しつづけてきた。
1982(昭和57)年水上勉作、木村光一演出「越後つついし親不知」で文化庁芸術祭大賞、紀伊国屋演劇賞を受賞。1997年6月単独の新劇団としては戦後初めて、中国公演を行う。近年は創造の幅を広げ、堀江安夫作「いろはに金平糖」浅田次郎作「天国までの百マイル」等の新作にも取り組んでいる。

 

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