七中大戦!? ドーナツ’s story
ある日のこと。崖の上の私立七中で性懲りもなくまたある事件がおきました。すべては校長先生がドーナツを買ってきたことから始まります。先生たちが食べます。すると例によって1つ余ってしまいます。(注:この学校では5ヶ月位前に1つのおにぎりをめぐって大規模な戦闘が起きました。)それをめぐって大田T、佐伯T、加藤Tがけんかを始めてしまいます。早くやめさせなければ、怒りどころか、その速さにむしろ感動してしまうほど恐ろしい職員室の崩壊は止まりません。しかし平和的解決法は見つかりません。さて、どうしよう。
問題を解決しようと国語科の中川Tが口を開きました。
中川T「み、皆さんの得意なことは・・・?」
大田T「数学。」←担当科目、数学。
佐伯T「音楽。」←担当科目、音楽。
加藤T「理科。」←担当科目、理科。
中川T(聞いた私がばかだったよ・・・)
河野T「じゃあ、間をとって『料理対決』なんてどうでしょうか?」
全員 (何の間だよっ!そこの社会科教師!)
佐伯T「あ、いいですねえー。」
加藤T「いいだろう。」
古池T「料理対決ですかー。楽しそうですね。私もやります!」
中川T「ふ、古池先生。そんな自ら『椅子取りゲーム』並みの醜い争いにわざわざ参加するなんて・・・」
古池T「大丈夫ですよ。担当教科は英語でも、料理は結構自信ありますから。」
中川T(そうじゃなくて、危ないっていってんだよ!)
大田T「やめとけよ〜。審査員死んじゃったらどうするんだよ〜。」
古池T「失敬なっ!」
古池Tが呪文を唱えると大田Tは大空に吹っ飛ばされてしまいました。大田Tはお星様になりました。
注:古池Tは魔法使いです。
―2時間後・家庭科室―
3人の先生の個性がたっぷり入った、何とも言えぬ料理が完成!
先生方(で、誰が食べるの?これ・・・)
『お前食えよー』とか『○○さん、こういうのお好きでしたよね?』などという良い大人達による、料理の審査員の擦り付け合いが始まるうとしたとき。ナイスタイミングゥ〜で家庭科室に運の悪い生徒、武田君と村田さんが入ってきました。
武田 「先生、授業ほったらかして何してるんですか?」
村田 「なんか、今、すごい音したけど・・・」
と入ってきた2人が見たもの・・・火の吹き出るホルンの上のタンバリン(おそらくコンロとフライパン代わりと思われます。)何だかよく分かれない液体の入ったビーカー。血まみれのメスなど・・・はこの部屋で何があったかを生生し〜〜〜く語っていました。
武&村(またなんかやってるよ、この人たち――!)
注:1週間前、一部の先生は1杯のうどんをめぐって争い、学校を瓦礫の山にしました。
先生方(審査員(いけにえ)、来た・・・)キラーン!
武&村(ヤバイ!)
武田 「お、俺。な、何も見てませんから!」(逃)
村田 「失礼しましたー。」(逃)
中川T「待った!カセットデッキアターック!」
ひゅごごごご・・・。カセットデッキが宙を舞う!
武田 「ふぎゃっ!あ、む、む、村田―――っ!!」
村田 「武田、君の事は一生忘れないよ。尊い犠牲になってくれぃ!」
武田 「ひ、ヒドイ・・・じゃない。違う、違うんだ村田。前見ろ、前!あ、下か?」
↑叫ぶ前に自分の心配したら?
ぺちょーん。・・・なんか、嫌な予感。
村田 「え、何?何なの!?あ、足が床にくっついて動けない!」
武田 (だから前見ろって言ったのに)←君君、頭割れてるよ。
加藤T「そいつは俺の作ったビックGホイホイだ!」イエーイ!
古池T(そんなもん作ってるから、七中(うち)の理科教師は馬鹿だって生徒に言われるんですよ。)
注:加藤Tに限らず、私立七中の理科教師はことあるごとに発明品を使いまくるってか、必要以上に見せびらかします。
―5分後―
中川T「それでは審査を始めたいと思います。毒見係(しんさいん)はこの人達!村田さんと武田君でーす。」
武田 (全力で帰りたい・・・)
↑ギャグ漫画でよくある、主人公とかの頭が割れても次のコマで元に戻っている不思議。
村田 (あのときなんで家庭科室に行っちゃったんだろう・・・)
2人の前に古池T作の美味しそうなケーキが運ばれて来ました。
村田 「いただきまーって辛い!口の中が辛いっ!」
武田 「な、何、入れたんですか・・・?」
古池T「普通のお砂糖ですけど・・・?」
アレーン?
手にした袋を見てみると、『塩』の文字が。真っ青になる古池T。
加藤T「よしっ!じゃあ次は俺のきのこラーメンを食べるんだ!」
ラーメン・・・って、そのどんぶり、きのこしか見えない。
武田 「あぁあぁぁ――っ!ちょ、ちょっと、待った!てか待ってぇ!加藤先生、ストップ、ストップ!このショッキングピンクはヤバイよ!絶対毒キノコだって!」
加藤T「大丈夫。このキノコの半分はやさしさで出来ているから!」
武田 「残りの半分は絶対厳しさ、いや、毒だって!」
加藤T「く〜え〜!!」
加藤Tが武田の口にきっと毒キノコのエキス120%のスープを入れる前に、村田の多分毒キノコをつまんだ箸が加藤Tの口に入った!
ごっくん!
全員 (食った―――っっ!!)
村田 (よっしゃー!私の勝ちぃ!)
次の瞬間。加藤Tの頭から、オヤジの顔をしたキノコが大量に生えてきた!キノーン!
加藤T「うわあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁ!」
どうなる、加藤T!?
古池T「うるさい!」
古池Tが素早く呪文を唱えると、加藤Tの頭が炎上。キノコは無くなったものの、加藤Tは全身大ヤケドでピーポーピーポーに運ばれていきました。
佐伯T「では最後に、私の作ったドルチェ(dolceつまり、デザートのことだよ)でお口直しをしてください。」
運ばれてきたお皿の蓋を開けると・・・
アルトリコーダーだった。
全員 (もはや食べ物ですらないっ!)
佐伯T「みなさ〜ん、よく見てくださいよ〜。このリコーダー。よく見ると・・・チョコレートっぽいじゃあないですか!」
全員 (『っぽい』じゃあ、ダメだろ!)
この時。この学校の教師は料理もまともにできないのか。と武田君と村田さんは思ったみたいです。
中川T「あの・・・余った食材でクッキー焼いてみたんですが、食べますか?」
小島T「うまい!」
箕輪T「・・・うまい。てか小島。お前、今、『焼いてみた』の時点で食ったろ。」
小島T「そんなの関係ねぇ!(食えりゃいいんだよ!)」
箕輪T「だまれ。」
佐伯T「おいしいですね。」
河野T「流石は中川先生ですね。(主婦暦長し!)」
中川T「ええ〜。私なんてまだまだですよ。あ、紅茶入れますね。」
橋野T「佐伯先生、古池先生はもう少しお料理の勉強をしたほうが良いのでは・・・?」
古&佐「・・・がんばります。」しょぼーん
校長 「私ももらえるかしら?」
中川T「どうぞどうぞ。」
村田 「おいしいな〜。」
武田 「ところでさあ。何か忘れてない?」
全員 「ぜ〜んぜん。」
武田 「じゃあいーや。」
七中大戦!? ドーナツ’s story
缶
―職員室のお皿の上―
ドーナツ「・・・僕は?」
七中大戦!? ドーナツ’s story
今度こそ、完