
<6> バッチファイル実行によるインストール 1. と 2. と 3. を実行、または <7> regファイル実行によるインストール 1. と 2. を実行して、アンインストール作業を行う。
IE の「インターネット オプション」から確認すると、IE-SPYAD によって「制限付きサイト」に登録された項目はすべて消えているはずだ。消えない項目がある場合は、<3> トラブル事例 3. を参照のこと。
SpywareBlaster (SWB) と IE-SPYAD を併用していた場合には、IE-SPYAD のアンインストール後も SWB によって設定された項目が若干残っていることもある。また、IE-SPYAD をアンインストールすると、SWB による「制限付きサイト」保護の大部分が外れた状態になってしまう。
IE-SPYAD だけを削除するのなら、SWB で再度「制限付きサイト」全件を保護する設定をやり直しておく。
Spybot-S&D フリーウェア版に付属する「免疫 (感染予防機能) 」のように、「制限付きサイト」登録機能を持つ他のツール類を併用していた場合にも同様の注意が必要だ。
ダウンロードファイルを解凍した先のフォルダ (初期設定では c:\ ie-spyad) を丸ごと削除する。
ダウンロードした自己解凍型ファイル IE-SPYAD.EXE (または IE-SPYAD.ZIP) が残っていたら、それも削除しておこう。
<2> 全般的な注意事項 2. のケースでシステム内へコピーされた CHOICE.COM または CHOICE.EXE については、特に削除する必要はない。
以上で削除の作業は終了。
付属のアンインストーラを使用して IE-SPYAD のアンインストールを行っても、レジストリ中には若干の項目が残ったままになる。
IE-SPYAD によって登録されたレジストリ項目をすべて削除すると、利用者が独自に登録した IE のセキュリティゾーン設定まで消去されてしまう場合があり、それを防ぐための措置。IE 自体の仕様に由来する問題であり、回避策はないようだ。
アンインストール後に残存するレジストリ項目は、他の処理には一切影響しないものだ。IE-SPYAD を利用するにあたって、この問題を特に気にする必要はないだろう。
IE-SPYAD のアンインストール後に残るレジストリ項目を丸ごと消去するには、ReadMe.txt の一部を和訳した後述の文章からも窺えるように、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains
のキーを削除してから PC の再起動を行えば良い (削除された Domains キーは、自動的に空の状態で再作成される) 。ただし、「信頼済みサイト」に登録したドメイン (があれば、それら) もすべて消えてしまう。
なお、「制限付きサイト」と「信頼済みサイト」への登録内容を完全に消去するユーティリティも、<4> 導入に関する FAQ Q6. で紹介した「MVPS HOSTS ファイル」の配布サイトから提供されている。
HKEY_CURRENT_USER と HKEY_LOCAL_MACHINE に登録されているドメインおよび IP アドレスをすべて削除できるため、IE-SPYAD と IE-SPYAD2 に付属するアンインストーラを使用せずとも、各々によって登録された「制限付きサイト」の完全削除が可能だ。レジストリ中に余分な項目を残すこともない。
<利用の手順>
1) Adding Sites to the Restricted Zone のページから DelDomains.inf をダウンロード
2) 右クリックメニューから「インストール」を選択
該当のキーが削除されたあとに空のキーが再作成されるため、PC の再起動は不要だ。
参考 : ReadMe.txt ("Why are some keys left behind in the Registry after I uninstall IE-SPYAD?" の項)
<和訳> IE-SPYAD のアンインストーラは、確かにレジストリ中にキーを残します。以下、その理由です。
例えば、people.1gb.ru のようなサブドメインを「制限付きサイト」ゾーンに登録する際、IE-SPYAD は次のような項目をレジストリに追加します。
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\1gb.ru\people] "*"=dword:00000004
\people というサブキーに注目してください。これに対して、 Internet Explorer は以下のような「親キー」を自動的に作成します。
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\1gb.ru]
この例では、アンインストーラが削除できるのは以下のキーになります。
[-HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\1gb.ru\people]
親キーの 1gb.ru については、そのままです。つまり、people.1gb.ru という項目は「制限付きサイト」ゾーンから削除されますが、「親キー」はレジストリ中に残されたままになります。しかし、確かに "1gb.ru" という親キーは残るにしても、それがセキュリティゾーンに割り当てられることはありません。従って、利用者が該当するサイトを訪れたとしても、ブラウザの使い勝手に影響が生じることはありません (要するに、レジストリのキー構造は残っても、いかなるセキュリティゾーンへの割り当ても行われないのです) 。
さて、「親キー」も同時に削除するアンインストーラを作成することも可能ですが、その場合には厄介な問題を引き起こす可能性があります。利用者が手作業で各セキュリティゾーン (「信頼済みサイト」ゾーンを含む) に追加した項目を、思いがけず消してしまう場合があるのです。
IE-SPYAD は、大きなドメインに含まれるサブドメインを制限対象に多く含んでいます。IE-SPYAD が対象外とするサブドメインについて、利用者が手作業で「制限付きサイト」や「信頼済みサイト」に追加している場合もあるかもしれません。IE-SPYAD のアンインストーラが「親キー」まで削除してしまったら、IE-SPYAD によってインストールされたキー以外のサブキーに関しても、すべて削除することになってしまいます。
利用者がどのようなサブドメインを追加したかについて、前もって知る方法はありません。従って、一番の安全策は「親キー」をレジストリに残すことによって、個々の利用者が追加したかもしれないサブキー (サブドメイン) が削除されないようにすることです。
もちろん、これが理想的な対応の仕方だと言うことはできません。しかし、そもそもこの問題は、 IE がレジストリ中の Domains キーに項目を追加する際の仕様に由来するものです。この問題に対応する際の選択肢としては、レジストリ中に少々余計な項目を残したとしても、利用者がセキュリティゾーンに手動登録した内容を保護する、という方法がまず 1 つ。もう 1 つは、Domains キーをきれいに削除して、その過程で利用者自身が登録した項目も消してしまうような方法です。IE-SPYAD では、この 2 つのうち安全な方を選択することにしたのです。