認識力と横認識


まずは、譜面の認識とは、どういうことなのかを考えてみましょう。

「降ってきたオブジェを見る→何番なのか把握する→適切な指を選ぶ→その指を動かす命令を出す」

これが一連の流れだと思います、指を動かすまでに3クッションありますね。

ある一つの運指に慣れると、この3クッションが簡略化されて、

「降ってきたオブジェを見る→指を動かす命令を出す」と、反射的に動くようになります。

運指の矯正がたいへんなのは、この反射的になったものを、 

「違う」と自分に言い聞かせ、新しい動きを教え込まないといけないからです。

 

もしも、信号の青と赤がいきなり逆転したらどうでしょうか?

「青→安全→渡る」ではなくて「青→渡る」になっているものを、

「青→危険→渡らない」→「青→渡らない」に切り替えるのにどのぐらい時間がかかるか、想像もつきません。

慣れというのは上手く付き合わないと苦労してしまうことになります。

 

認識力を鍛えるためには、どうしたら良いか。

それは、乱でひたすらプレイすることだと思います。

何故正規や鏡ではいけないかというと、次に何が来るかある程度覚えてしまうからです。

そして、親指は一定のリズムを刻むことに慣れて、不規則な動きが苦手になってしまうのではないでしょうか?

ただ、認識力を意識するのは☆10や☆11の曲をやるようになってからで良いと思います。

それまでは曲数(譜面パターン)がたくさんあるので、正規や鏡でも十分でしょう。

好き嫌いをせずに、いろいろな曲をやってみてください。

また、HSを普段よりも下げてプレイすることも認識力の向上に効果的です。

 

 

次に、横認識ですが、その前に普段行っているであろう認識について少し書きます。

普段行っている認識というのは、譜面の特徴ごとに認識していると言えるでしょう。

例えば、交互+α 1+階段 などです。

この認識の弱点は、同時に降ってくるものでも別々に認識しているので、

上手く噛み合わないとBADになりやすいことや、

間違って認識してしまうとなかなか気付かない・治らないことです。

交互+αを例にしてみましょう。

例:交互をやりながら不規則の1を押す。

まず、交互押しをします。BADにならないように・光るようにするでしょう。

ところが、ここに不規則な1が入ってきます。

すると、不規則な1に惑わされ交互が混乱します。

その結果、いわゆるBADハマリをして、不愉快なゲージの減り方を味わいます。

 

では、横認識について書いていきます。

横認識とは、譜面を横のラインで認識することです。

例えば、35交互+1を横認識で表すと、1+3 5 3 1+5 3 5 1+3 になります。

「35交互と1」と認識していたものが、「13(5)同時押しと3・5単体押し」という認識になりましたね。

横認識とは、全ての譜面を「同時押し」か「単体押し」と表現することになります。

それがどうしたの?と言われそうですが、紹介するからには理由があります。

まず横認識に慣れて実感できることは、交互押し+αのBADハマり率が極端に下がるということです。

横に見るわけですからスコアにも安定感が出てきますし、

個人差があると思いますが譜面が見えるようになります。

(私は元々交互押しが苦手なのですがpollinosisやgigadelicやgiudeccaで感動しました)

 

では、一体どうしたら横認識は鍛えられるのか、

それは、やはり普段から横認識を意識することが大切だと思います。

「これは全て同時押しと単体押しなんだ、交互ではない!」と意識しながらプレイするしかありません。

意識改革をしましょう。

HSやS+や目線を工夫してみるのも良いと思います。

 

横認識は自然と押し方が北斗気味になるはずです。

ですから、基礎的な能力が低いと思われる8段以下の方にはあまりお薦めしません。

また、9段以上の方も指押しの存在を忘れないようにしてください、バランスが大切です。

 

最後に、「認識できる」というのは、自分の中で運指が確立していることが最低条件なので、

ある程度の難易度の譜面を見て運指構成がわからないようでは話になりません。

そこまで難しくないのに、56の捌き方や複数の同時押しが満足に押せないなどは問題外です。

まずは押せないパターンを減らすように頑張りましょう。

 

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