旅をしながら俳句を作れれば良いのですが、体調その他の関係があるので、なかなか旅行もできず、東京近郊の俳句を作っています。

交番の暇なる午後や花水木

 これは親類の家の近くで、姉が花水木だと言っていたのがヒントで出来ました。東久留米にはまだ自然が残っています。そして、子供たちが遊んでいるのを良く見ます。ぶらんこ、石ぼん玉など。

ぼん玉空にあたりて割れにけり

という句も私は作っています。

目の青き少女巻きをる秋簾

 この俳句ができたのは少々複雑です。アパートに住んでいた時、近所で祭りをやっていました。踊っているのを異国の少女が青い目でじっと見ていたのを俳句にしたかったのですが、簾を巻いていれば面白いし、良い俳句なるのではと考えました。しかし、これが良い俳句かどうか半信半疑でした。1、2年分待った甲斐があり、意外性があったとの批評を受けました。こういう事があるので俳句は楽しいのです。句作をする皆さんもあきらめずに励んで下さい。私は冬が好きで良い句は冬に多く出来ます。冬に図書館まで散歩するのが好きです。夜は星がきれいな時があります。

冬星の集ふ町空ひつそりと

 

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新米を掬ひて緩む母の顔 等120句掲載